カウンセリングサービスの青山リナです。
男性との関係が上手くいかない場合
お父さんとの関係性を見てみると
お父さんは私のことを全然わかってくれず、自分の価値感ばかり押し付ける
なんてお父さんに対する文句や不満が出てくることがあります。
「ワタシ、アイドルが好きなんですけど、コンサートに行くと、お父さんはいっつも、そんなもんばっかに一生懸命にならんで、もっと勉強しろ!とか言ってくるんです! お父さんは私の話なんて全然聞く気もなく、頭ごなしにワーワーいってくるんですよ!」
そんな不満が出てきたりします。
すると、その不満を同じ男性に投影しやすくなる、なんてことがあったりします。
お父さんと似たような要素を持つ男性。
年上の男性
距離の近い男性
ワタシより上の立場の男性
すると、男性はいつも私の話を聞かず、頭ごなしに勝手に決めつける存在だ、と感じてしまう。
お父さんと同じような要素、
年上の男性
距離の近い男性
ワタシより上の立場の男性
これらを兼ね備えている
夫に対して、
彼氏に対して、
先生に対して、
職場の上司の男性に対して
などです。
すると、このような立場の男性との関係があまり良くないものになってしまったりします。
不満を抱えた状態で、いい関係って築きにくいですからね。
逆に考えると、お父さんに対しての、
「どうせ話を聞いてくれない、頭ごなしに自分の考えを押し付けてくる人」
というイメージを変えてみると、
夫に対して、
彼氏に対して、
先生に対して、
職場の男性に対して、
イメージが変わってきたりすることがとても多いのです。
そこで出てくるのが、お父さんに対する批判をやめてみませんか?というご提案。
それは決してお父さんのためではなく、自分のためなのです。
相手を批判している時、私たちは、自分に対しても自己嫌悪、自己攻撃が発動します。
相手への批判が大きければ大きいほど、自分に対する自己攻撃や自己批判も大きくなるのです。
相手への批判を小さくすると、自分への自己攻撃、自己批判も小さくなる。
そうだとするならば、相手へ批判することをやめる=相手を許す、ということは、決して相手のためではなく、自分のためになると思いませんか?
自分を自分で攻撃することをやめる、ということです。
自分の人間関係を良くしていくため
自分が今よりもずっと生きやすくするため、なのです。