カチンとくる時、その怒りの下にはあなたの本当に表現したい愛が詰まっている!?

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

人に言われた言葉や行動にカチンとくる時、
とても嫌な気分を感じますよね。

プライドを傷つけられた。

ないがしろにされた。
バカにされた。

見下された。

そんな風に感じませんか。

これを読みながら、もしかしたら嫌な気分を思い出させてしまったかもしれませんね。

その感情、数歩、後ろに下がってあなたの心を見てみませんか?

良かったら、お付き合いくださいませ。

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あなたはどんなことを言われて、カチンときたのでしょう?

ちょっと私の話をさせてくださいね。

母に、「アイスクリームを買ってきて欲しい」と言われたことがあったんですね。どれが食べたいかわからなかったので、いろんな種類をいくつか買っていきました。そして、5つくらいあったと思うのですが、買ってきたものを母の前に並べました。どれがいい?って。そうしたら、母、「え~!ナニコレ!こんなにいらないよ~!なんでこんなに並べるのよ~!」と、なんか文句を言うんですよ。

これねぇ、以前の私なら、即ブチ切れです!
「はぁ?自分が買ってきて欲しいって言ったんじゃん!なにそれ?どういうつもり?もう二度と買ってくるものか!」
と、以前の私なら思っていました…どころか、多分本人に怒鳴り返していたと、自信を持って思います。

が、今の私、自分でも、いや~、私って成長したのね~!と自画自賛!
「ハイハイ、どれが食べたいかわからなかったからね、いろいろ買ってみたんだけどね、どれか好きなのあった?欲しいの選んでくれたら、冷凍庫に入れておくから、また食べたくなった時にでも食べてね。」
な~んて、私の口がペラペラしゃべってるんですよ!
おぉ~、私、成長したねぇ~!
なんて思ったわけなのです。

結局母もそれにつられてか、
「ん~、じゃあ、これにする。あれも食べたいけど、今はこっちにするわ。」
って、一つ選んで食べていました。

多分、母は思ったんでしょうね、「買ってきてとは言ったけど、こんなに買ってきてくれなんて言ってない。しかも、目の前にこんなに広げられて、誰がこれ片付けるのよ…私は動きたくないんだから、ほっておいたら溶けてしまうじゃない!私の仕事増やさないでよ!」と。

いわゆる防衛反応ですね。
なぜならそれは、母はいつも母ばかりが面倒を背負ってきている、だからまたアイスを片付けるという、大したことじゃないかもしれないけれど、今はやりたくない面倒を持ち込まないで!という思い。そりゃごもっともなんですよ。母だって疲れている時もあるし、ゆっくりしたい時もあるでしょう。たまには全面的に甘えさせてよ~、なんて気分にもなりますよね。

ではなぜ私がカチンとくることなく、以前なら確実にブチ切れていたであろう案件にブチ切れず、穏やかに対処できたのか。

逆に言えば、なぜ以前の私はそんな小さいことでブチ切れていたのか。

以前の私は、自分がいつも否定される人間だと感じていました。

母は私にいつもダメ出しをする!
母は私のことを絶対認めない!

母は私に文句ばかり言う!

母がいつも正しくて、いつも私は間違っている扱いをされる。

と、私は感じていたのです。

でも、実のところ、

私にダメ出しをしていたのは…

私を絶対に認めなかったのは…

私に文句ばかり言っていたのは…

私はいつも間違っているという扱いをしていたのは…

一体誰だったのか…?

実はこれ、ぜ~~~~~んぶ、私自身が自分に対してやっていたことだったんです。

どうせこんな私はダメでしょ!

私の価値なんて大したことないよね。
あ~あ、またこんなこともできなくて、私は一体何してるの?

私、また間違えたの?一体いつになったらちゃんとできるのよ…。

なんて、自分で自分にダメ出しをしている。

あ、もちろんね、そんな自覚無いんですよ。
そんな自覚は無くて、もっと言えば、「いやいや、文句言うお母さんがそもそも悪いんじゃない!」って相手のせいにしていました。

でも結局、相手のせいにしなければいけないほど、私という人間は自分の正しさを証明せねばならぬ!と感じていた、ということ。

正しさを証明せねばならぬ!と感じている時って、その正しさに対してどこか疑いがある時ですよね?

もし疑いが無ければ、わざわざ正しさを証明しようなんて、そもそも思わないんです。

しかもその正しさを証明したからと言って、気分スッキリ…とは実はいかなかったりしますよね。

なんか腹立たしい思いを引きずる。

なんか嫌ぁ~な気分が抜けない。

なんかイライラする。

結局、もう何なのよ!って気分で、「こんな気分にさせたお母さんがやっぱり悪いじゃない!」 って、どうであれ結局相手のせいにしてしまう。
こんなことをしていました。

うちの母もまぁ、よくこんな私に付き合ってくれていたものです。
いくら反抗期が遅いからって…遅すぎます。
恥ずかし過ぎて内緒の話ですが、数年前まで遅すぎる反抗期をしていました。

でまぁ、自分で自分が「ダメ」って思っている時、結局私の気分が悪いのは相手のせい、になるのですが、不思議なことに、そんな気分の悪くなるようなことばかりなぜか拾い集めるんですよね。

要は、気分の良かったこととか、トラブルにならなかったことにはあまり関心が向かないんだけれど、気分が悪くなったこと、腹が立ったこと、カチンときたことにばかり意識が向くんです。

なんかわざと自分が嫌な気分になることを選んでますよね、私…

というように。

そういうの、いい加減止めたい…もううんざり、疲れた…
そう思って、時間はかかりましたが、この負のスパイラルを抜け出そう、と思った時にしたこと。
それが、こちら。
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私はそもそも、母に(相手に)怒鳴りたいわけじゃないんだ、ということを認め、本当はどうしたいのかに焦点を当てた。

怒鳴りたいわけじゃないとしたら…

本当はどうしたいのか…?

私は母に認めて欲しかった。

そう気づいたんです。

じゃあ、どうして認めて欲しかったのか。

どうして認めて欲しかったのか…?

だってお母さんが私を認めてくれたら…

認められたら、私も母を認めやすくなるから!

そう、私が本当にしたかったことは、どうやらこれだったみたいです。

「私は母を認めて優しくしたい!」

お母さんは私のために十分すぎるほど頑張ってくれていた。
私のためだけじゃなく、お母さんの人生、ずっと頑張っていた。

そんな母を、私は世界一誰よりも認めたい!

どうやらそんな風に思っていたみたいです。

でも、母の余計な一言(と私は当時感じていた)が私に母を認めさせない!

どうやらそこに腹を立てていたようでした。

さて、これは、私のお話しです。
読んでくださって、ありがとうございます。

あなたは、誰に、どんなことを言われて、カチンときたのでしょう?

きっとそこには、あなたが本当にしたくて、でもできていないことがありそうですよ。
あなたが本当にしたいこと、それは何でしょう?
その怒りの下には、あなたの本当に表現したかったあなたの愛が詰まっています。

ちょっと心を探ってみると、今まであったイライラやモヤモヤがスーっとクリアになるかもしれませんよ。

お手伝いが必要なときは、いつでもお気軽にご連絡くださいね。
心のイライラ、モヤモヤをスーっとクリアにするお手伝いをさせていただきます。

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