カウンセリングサービスの青山リナです。
満たされない気持ちになる。
ありますよね、そんな時。
誰かに思いっきり愛されたい。
誰かにヨシヨシされたい。
誰かにギューッとハグされたい。
もちろん誰でもいいってわけじゃない。
大好きな人、私を愛してくれる人。
女性なら、多かれ少なかれ、そんな想い、あるんじゃないかな~?と思うのですが、いかがですか?
ここが満たされている気がしないから
それなりに仕事をしていても
それなりに友達がいても
何だかむなしい…
そんなことすらも感じるかもしれませんね。
パートナーシップにおいて、愛し愛されるって、大切なことだと思います。
愛するだけじゃなく
愛されるだけでもなく
愛し愛される
心理学では、与えるのと受け取るのは同時だ、と言われたりします。
私はこの意味がさっぱりわかりませんでした。
同時じゃないでしょ…って思っていました。
でもやっぱり、同時なんですよね。
どういうことか。
例えばあなたが料理を作るとします。
彼の食べたいって言っていた料理をあなたは気分よく愛を込めて作っています。それを彼が喜んで食べてくれたら、凄く嬉しくないですか?
彼は、あなたから愛のこもったあなたの手料理を受け取る。
同時に、彼は、あなたに彼の喜びと笑顔を贈る。
あなたは、彼に愛のこもった手料理を贈る。
そして、あなたは、彼からの喜びと笑顔を受け取る。
これって、愛が循環している状態ですよね、与えると受け取るが同時に発生している。
でももし、あなたが料理なんてしたく無くて、イヤイヤ料理している。作ればいいんでしょ、作れば!作ったからにはちゃんと食べなさいよ!美味しいって言ってくれなきゃ怒るからね!なんて思いながら。
そして、あなたは、彼に料理をふるまう。
彼は、料理を受け取り食べる。
だけど彼は、美味しいとも何も言わない。
あなたは…料理なんか作って損した…って思ってしまうかもしれませんよね。
与えるだけ与えて、受け取るもの何もないじゃない!与え損じゃない!
そんな風に感じてしまうかもしれません。
それは、彼が悪い!と思うかもしれませんね。
そこでちょっと、ご自身に感情を引き戻していただきたいんです。
どうしてあなたは、そもそも料理を作りたくなかったのか。
ポイントは、そこなんですね。
料理を作りたくないのが悪いわけではないんです。作りたくないと思うことだってありますよ。
問題は、なぜ、料理を作りたくなかったのか、その理由をあなたが自分でわかっているのかどうか、というところにある、ってことなんです。
なかなか気持ちの問題って言語化するのが難しかったりするんですよね。
でも、その理由がわかっていると、あなたが自分で自分の機嫌をとる、ということができるようになってくるんです。
自分の感情が相手によって左右される状態になっている時、結構シンドイと感じるんですね。
それが長ければ長いほど、多ければ多いほど、自分はいつまで経っても満たされず、相手に振り回される、と感じます。
自分の感情に自分で責任を持つ、自分の機嫌を自分で取る、そんな意識を持ってみると、毎日が軽く楽しくなってきますよ。
こんなことを言っている私ですが、少し前まで私自身もできなかったんです。
一緒に、軽やかな毎日を作りましょう!