カウンセリングサービスの青山リナです。
今日は2月14日、バレンタインでしたね。
どんな1日をお過ごしでしたか?
私は1日早いバレンタインでチョコをあげたので、今日は通常運転でした。
バレンタインということもあり、今日は恋愛系の内容を書こうかと思います。
あなたの恋愛は、上手くいっているでしょうか?
なぜか不思議と、いつも大変な恋愛ばかりしてしまう、なんてことにはなっていませんか?
私は昔…といっても、多分本質的には変わっていないと思うんですが…、ジェットコースター並みのアップダウンがなきゃ楽しくなんてない!と思っていました。
今でも正直本質はあまり変わらないと思います。
ただ、恋愛でアップダウンはもう無くていいかな、と思い、恋愛は心臓の止まりそうなアップダウンは手放しました。
でもやはり、情熱的な方が好きですし、それが悪いとも全く思っていません。
韓国ドラマが好きだった時期がありました。
天国のような幸せな場面があったかと思えば、地獄のような切ない悲しい場面が出てきたりと…心が忙しいです。
あれをとても好んで見ていた時期があったのですが、いつ頃からか、自分の恋愛で既に心はジェットコースターで天国と地獄を味わっていたので、もう充分です…という気分になりました。
今では心臓に悪いのでほぼ見ることが無くなりました。
さて、そんな天国と地獄を味わうような情熱的な恋愛をなぜ好むのでしょう。
正確には、好んでいる、というより、結果論なのかもしれません。
なぜいつもこうなる?というような、自分自身が疲弊してしまうような恋愛を、なぜ選んでしまうのでしょうか。
どうやら、その恋愛を選んでしまう心の奥底には、強い無価値感が潜んでいるようです。
「私がこんなに酷いあなたのことを愛しているんだから、あなたもこんなダメな私を愛してくれるでしょ」という思い。
自分をダメな私、と定義付けてしまっているので、そんなダメな私に見合う男性を選んでしまいます。
と同時に、大変手のかかる相手を愛している自分に価値を感じるんですね。
私じゃなきゃ無理でしょ、と。
こんな手のかかる彼を愛せる私って、なんて愛が深いのかしら!と。
確かに実際愛は深いのでしょう。
そこは間違いないと思います。
愛することは得意なんですよね。
でも問題は、「こんなダメな私」と評価しているその自己評価なのです。
これは自己評価であり、他者評価ではないですからね。
そして、彼があなたを愛していることには気づいているのかいないのか…スルーしていることって実はかなり多いんです。
彼の方は、あの手この手で彼なりの愛を伝えていたりするんです。
でも多くの場合、彼女の方は気づいていない。
だから愛されていないとすら思っている。
でも実は…あなたが愛の受け取り下手だとしたら?
無価値感が強いと、
こんなダメな私が愛されている、と感じにくいんですね。
こんなダメな私は愛を受け取ってはいけない、と感じてしまうんですね。
「愛する」って、愛を伝えることだけではないんです。
相手の愛を上手に受け取ることも、「愛する」ことなんです。
上手く愛を伝えられる男性はわかり易くていいですよね。
でも多分、そういう男性は、多くの場合誰にでも上手くやるんですよ、プレイボーイ的に。逆に、他ではチャラチャラできちゃってる男性でも、本気の時ほどシドロモドロでびっくりするくらい愛を伝えるのが下手くそだったりします。
え?うちの彼が?愛を伝えている?彼なりの方法で?
少しでもそんなことが頭をよぎったなら、よ~く見てみてくださいね、きっと見えるはずです。
あとはあなたが彼の愛を受け取る勇気を持つだけです。
無価値感はあなたにささやきますよ。
「そんなねぇ、彼の愛を受け取るだなんて…あなた傷つくだけよ、止めなさい!
どうせ他の女にも言ってるんだって。
どうせ私からまたお金引き出すための甘い言葉だよ。
どうせすぐまた怒鳴り散らすよ。
どうせ…」
そんなあなたの価値を下げる声があなたの中から聞こえてくるなら、一度その無価値感にきちんと向き合ってみましょう。
あなたがあなた自身の中の無価値感の声を聞き続けている限り、あなたを愛している人がどんなにあなたを評価しようとも、あなた自身が自分を無価値だと信じ続けることになります。
すると、どんなに周りがあなたに愛を送っても、あなたはどれもこれも受け取り拒否をしてしまいます。
どうか、あなたご自身が、あなたの素晴らしい価値に気づいてくださいね。