カウンセリングサービスの青山リナです。
「昨日、好きな女の子からLINEが来たんだけど、スタンプなんだよね~。
意味わかんないよ~。」
中学生の男の子がこんなことを言っているのが聞こえてきました。
そっか…中学生の男の子でも既に女の子の気持ちがわからないのね…。
なんて思いながら聞いていたのです。
あなたは好きな人に「…で…結局何が言いたいんだろう?」なんて思われてはいないでしょうか?
男性と女性って、思考回路が違うと言われています。
だから、自分では伝えているつもりでも、案外相手には伝わっていない、ってこと、よくあるんですよね。
それは、どちらが良いとか悪いとか、どちらが正しいとか間違っているとかではなく、ただ単に、前提、が違うということだと思うのです。
男性が会話に求めるものの大半は、
事実を知ること、そしてそれを解決できるのかどうか、ということ。
女性が会話に求めるのは
コミュニケーション、共感、同意、あなたと私は気持ちが同じですよ、ということを確かめること。
似て非なり、という感じですよね。
私も、女友達と話している時って、ホント話が尽きないんですよね。
言ってみればどうでもいいことなんでしょうけれど、あ~でもないこ~でもない、とワイワイガヤガヤ話しているのが楽しい。
うんうん、そうだよね~。
え~、そうかなぁ?
あ~、そうそう!
ほんっと、くだらない会話で2時間でも3時間でも、それ以上でも、大盛り上がりできます。
でもねぇ、意外と彼とだと、そういうくだらない会話で盛り上がらないんですよね。
なんで?
会話に結果が無いから。
冒頭の、女の子からスタンプのLINEが来る、というシチュエーション
女の子の心の声:
こんにちは。何してる?おしゃべりしない?
男の子の心の声:
LINE来た!やったー!嬉しい!が…何だこれは?す、スタンプ?何を求められているんだ?どんな答えが正解なんだ?どうすんだよー!何て返したら良いんだよー!俺は好かれてるのか、嫌われてるのか、何なんだよー!どっちなんだよー!
ぜんぜん通じ合ってませんね。
じゃあどうしたらいいの?
おしゃべりしたいなら、おしゃべりしたい、と伝える。
話を聞いてほしいのなら、話を聞いてほしい、と伝える。
寂しくなったのなら、寂しくなっちゃったの、と伝える。
あしたどうする?って予定を決めたいのであれば、あしたどうする?と伝える。
もう、どストレートに伝えるのが一番なのです。
そもそも男性って、あなたの役に立てることが嬉しいんですよ。
あなたが喜んでくれるってことに喜びを感じるんですよ。
言わなくても気付いて!
察してわかって!
好きならもっと気遣ってよ!
私もね、めちゃくちゃ思ってました、昔。
めちゃくちゃ期待していました。
だから自分からは伝えないけれど、わかってくれなきゃ!って思う、
でも結果わかってくれない、全然伝わってない、
そして私はイライラする、不機嫌になる、
そんな私に接するパートナーは疲れて離れていく、
もしくは逆ギレ。
こんな悪循環、したくないと思いませんか?
スタバに行っても、レジでメニュー眺めて心の中でどんなに「ラテ、ラテ、ラテをください~、ラテ飲みたい~!」って叫んでもラテは出てきませんよね。
言葉で相手にしっかり伝えたら一発で「ラテですね、かしこまりました」って言ってもらえますよね。
男性相手も同じです。
あなたの望みを伝えてあげてください。
あなたを喜ばせようと、一気にテンション上げて、行動してくれるのではないでしょうか。
そのためには、あなたがあなたの望みを知る必要がありますよね。
あなたが何を望んでいるのか、
まずはあなた自身がご自分の心の声を聞いてあげてくださいね。