か弱い女でいたいはずの私が、なぜか野獣のごとく強いと思われてしまっている件

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

夫婦間がギクシャクしている時に起こっている大きな相違、それは、夫が妻を、野獣のごとく強い女だ、と位置付けているということ。

野獣 VS 俺、そりゃ勝てんわ…俺、滅多刺しにされる…ギブアップしようかな。

みたいな状態。

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私の前の夫婦関係も、そんな状態でした。

あ、今は、そんな状態でした、と言っていますが、問題なのは、当時の私はそんなこと一切気づいていなかったし、そんなはずはない!と猛抗議していました。(誰に…?)

そう、ここで問題なのは、女性側には自分が野獣になっていることには気づいていない、ということなのです。

野獣?いやいや、私、こんなにか弱い乙女なんですけど?

あなたは私がどれほど繊細なのか知らないでしょう!?

あなたは私がどれほど傷つきやすいか知らないでしょう!?

あなたは私がどれほど甘えん坊か知らないでしょう!?

あなたは私がどれほど少女か知らないでしょう!?

あなたは私がどれほど優しいか知らないでしょう!?

あなたは私がどれほど我慢しているか知らないでしょう!?

と、女性は思っていますよね。

それすらも自覚無い女性もいらっしゃるのですが。

問題は、そんな女性側と男性側の認識があまりにも違い過ぎるということ。

そもそも何でこんなことが起こっているのか。

どちらも自分で自分の価値をあまり認めておらず、それゆえに我慢をし過ぎる、というところが発端になっているのではないかと思うのですね。

夫が妻を野獣だと思う原因の1つに日々の家事がありますね。

夫は妻が大変だと思って家事を手伝おうとする。
お皿洗いでもしようか、と洗う。
するとそこへ妻がやってくる。

ねぇ、ココ、まだ泡が残ってるよ。あ、これ、汚れ取れてないんじゃない?もー、結局あなたがやっても私がやり直さなきゃいけないんだから、もういいよ…。

夫、凹む。

あるあるな光景ではなかろうかと思うのですが、似たようなことになってはいませんか?

ちょっと遡ってみていきましょう。

夫が凹む。

まぁ、これはわかりやすいですよね。

俺、妻の役に立たないんだわ、結局いつもこれだよ、妻を喜ばせようと、少しでも楽させようと思ってやっても、逆に負担をかけてるわ。もう何にもやらない方が良いんだわ、俺。

そんな風に凹むかキレるかして、家事に手を出すことを止めます。

では、妻はなぜ、泡が残ってるだの、汚れが取れていないだの、口を出してくるんでしょう?
結局私がやらなきゃ、という状態になる。
そりゃね、泡が残っているのは問題です。汚れが取れていないのも問題です。そりゃそうなんですよ。泡はきれいにすすいだ方がいいに決まってる。汚れはしっかり落とした方がいいに決まっているんです。妻の言うことはごもっとも!
が、しかし、それを夫にお願いすることをしない妻はなぜなのでしょう?なぜ結局私がやらなきゃ、と抱え込むことになるのか。
野獣化しているから?
いえいえ、野獣化する原因こそがここにあるんですね。

無価値感、です。

私も全く同じことをしていたので、今ならよくわかるんです。
もちろん意識的にはそんなこと思っていないので、はぁ?何言ってるの?って感じられるでしょう。が、ちょっとお付き合いくださいね。

そもそも、そのご主人、妻であるあなたが選んだご主人ですよね?

素敵な旦那様ではありませんでしたか?

カッコイイな~、と思っていた時期がありませんでしたか?

一緒にいたいと思って結婚された相手ではありませんか?

夫の存在は、妻であるあなたにとっては素敵な存在のはずなんですよね。

じゃあ、夫がステキな人で、妻の私がステキじゃないとしたら…?
妻の私がステキになったらいいんですけどね。

でも私たちは思います、なれるもんならなりたい、だけど、んなもん、簡単になれるか!と。

すると、素敵な旦那様に私は見合わない!?
それはマズイ!じゃあ、夫を素敵じゃなくしてしまえば私はフラれずに済むんじゃないの?
という潜在意識が、無意識が、フル回転して働くんですよ。
あくまでも、無意識ですからね。

そうすると、夫には素敵な役に立つヒーローでいてもらっては困るわけですよ。だってそんなヒーローなら私じゃない、もっと素敵女性のところに飛んで行ってしまうじゃない!って感じるから。

だけど、それこそが大きな間違いなんですよね。

何が間違いかというと、あなたのヒーローは、どこでもヒーローなわけじゃないんです。あなたの前で、あなただけのヒーローなんですよ。男性はヒーロー願望は強いと思いますが、一番大切な人を守れないヒーローなんて、ヒーローやってても仕方ないんですよ、男性本人がそう思っていますよ。

だから、お皿洗いだってしようとするし、家事だって率先してされる男性もいるでしょう。でも、尽くさなきゃ、とどこかで思っている女性に対しては、逆にやらない方が良いのかな?と男性はあえて手を引いたりするのですよ。

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もしも、男性でこの記事を読んでくださっている方がいらっしゃるのであれば、1つ覚えておいていただきたいことがあるのです。

女性が野獣化している時は、ほぼほぼ

恥ずかしい、
怖い、
こんな私愛されない、

と感じている時です。

恥ずかしい、ということすら怖ろしくて言えない。
怖い、ということすら、怖ろしくて自覚できていない。
愛されない、なんてそんなこと直視できない、だけどその信念が強すぎるから愛されない証拠集めをしてしまう、

という状況にハマっています。

パートナーは鏡です。

どちらかにこの想いが強くあるのだとしたら、あなたがそんな相手に、手を焼いているのだとしたら、それはパートナーだけの問題ではない可能性は高いです。

最初にお伝えしましたよね、

「どちらも自分で自分の価値をあまり認めておらず、それゆえに我慢をし過ぎる、というところが発端になっているのではないかと思う」

と。
そう、どちらか、ではなく、パートナーである以上、どちらも、ハマっている可能性が高いです。

まずは、どちらかが、リーダーシップを取って、その野獣化してしまう負のスパイラルを抜け出す一歩を踏み出してみると、2人の世界は変わります。

今これを見てくださっているあなたが、どうやらリーダーのようですね。
先に一歩を踏み出せば、出口の光は見つけやすいですよ。

2人の甘くラブラブな未来のために。
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