カウンセリングサービスの青山リナです。
「繋がる」とか「繋がり」って言葉を聞くと、皆さんはどう感じるのでしょう?
私は、昔、この言葉が嫌いでした。
繋がりって、いろいろありますよね。
例えばお友達関係、親戚づきあい、学校、クラブ活動、職場、などなど
なんだか、とても嘘くさい、と感じていたし
馴れ合いでしょ!って思っていたし
仲良しごっこなんてやってられない、って思っていたし
人のせいで面倒なことさせられるなんて勘弁してほしい!って思っていたし
そうやって仲間意識みたいなの作っちゃって、ネットワークビジネスみたいな、囲って寄ってたかって騙して搾取しようとしてるんじゃないの?
悪質な宗教?カルト?
気持ち悪い…
そんな感じを抱えていました。
だから、絶対騙されないぞ!みたいな思いも強かった気がします。
今、この「繋がる」とか「繋がり」ってことをどのように感じているかというと…
とても温かいもの
優しい気持ちを感じられるもの
こころ穏やかになるもの
相手の幸せを心の底から願い祈るもの
相手からの幸せを願われ祈られていることを受け取るもの
全く特別ではなく、誰にでもどこにでもあるもの
自分自身の本来の価値や姿を呼び起こすもの
愛そのもの
というような感覚です。
なぜこのように「繋がる」とか「繋がり」というものが、180°私の中で変わったのか。
私たちは、誰しもが、罪悪感という、自分は罰せられるにふさわしいほど悪い存在だ、という感覚を、多かれ少なかれもっています。
もちろん、この罪悪感が大きければ大きいほど、生きづらさも大きいでしょうし、自分の存在というものを良いものとは認識しづらいです。
そうすると、人間として息をしている、という、生きている状態ではあるんですが、心はイキイキしている感覚が全くありませんね。
だって自分が悪い存在なら、人と関わってもどうせ悪いことしか起こらないし、どうせ罰せられるようなことしか起こらない、批判されて非難されるようなシンドイことが起こるなら、極力人と関わらずに生きていたい、と思います。
すると、人と関わらなくてはいけない時、例えばお店でお会計をする時、できるだけ下を向いて、スミマセンお手を煩わせてしまって…という感覚になるのか、逆に、オイ早くしてくれよ!とイライラするか。
また宅配が家に来た時に、スミマセンわざわざ配達などしていただいて本当に申し訳ない…という感覚になるか、逆に、その辺に置いておいてくれ!という雑な扱いになるか。
そんな形で上手くコミュニケーションをはかれない状態となってしまうのです。
どうせこんな私と関わったってあなた損するだけですよ!という、自分にはまるで価値の無い、どころか、関わると何か悪い病気にでもなりますよ、というような扱い、をしてしまうんですね。
昔の私もまさにこのような感じでした。
当時の私はそんなことには気づいておらず、ただ、イライラする気分とか、なんか嫌な気分だけがあった状態ですけどね。
お気づきでしょうか、周りの誰も、「あなたに価値はありません」「あなたは周りに害を及ぼしています」というようなことは言っていないのです。
でも、自分が勝手に、自分には価値が無い、自分が害を及ぼしている、というように振る舞ってしまうのです。
もし、自分で自分の価値がある、と感じることができていれば、相手とあいさつをしただけで、相手に価値提供を出来ているはずなのです、あなたとエネルギーを交わす、という価値提供。
要は、あなたという存在と1秒でも関わることにより心温かくなる、ということ。
そうは言っても、そもそも自分にそんな価値を感じません、と多くの場合は思われますよね。
そこで、愛された記憶をたどっていく、というのはひとつオススメの手法なのです。
あなたを愛してくれた人、誰でも良いんです、夏休みに遊びに行った時のおばあちゃんの嬉しそうな顔、とか、お誕生日に「お誕生日おめでとう」って喜んでくれた父母の笑顔とか、卒業式に涙してくれた担任の先生の顔、とかね。
私の思う以上に、なんかこの人私のこと想っててくれたんだな、っていう人の顔、そして目を、思い出してみて欲しいのです。
そんな優しさに包まれているあなたは、あの瞬間、愛されていたって感じませんか。
それを感じられるその感覚、それがあなたの本来の価値なのです。
とは言っても、なかなか、その目って思い出しづらかったり、そんなもの無かった、って思いたかったりするんですよ。
私自身も、めちゃくちゃ時間がかかりました、それが心にストンと落ちるまで。
ずっと長い間、そんなものは無かった!それなりにはあったかもしれないけど、普通の目だった!と思っていました。
受け取り拒否と言われるものですね。
だって、そんな目があった、って認めてしまったら、自分が愛されている、ということを認めなきゃいけないから。
そこにとんでもなく抵抗をしていたのです。
繋がりを感じるって、結局、自分が愛される存在で、私が相手を愛することが、私にとっても相手にとってもとても素晴らしく嬉しいことだと感じる、ということなのかな、と思うのです。
自分の存在が相手の心をあたため、幸せを届けられる存在なんだ、ということ。
結局それって、私という存在がそれほど素晴らしいものだと自覚が無いと、そんなことはできない、って思うんですよね。
じゃあ、そう思えない時はどうしたらいいの?
誰かと本当は繋がりたいけど、自分のことをそんなに素敵だなんて今は思えていない。だからできないじゃない!って感じる時。
そんな時は、心にそんなあったかい気持ちとか、感じていなかったとしても、行動してみる、って言うのもおススメです。
本当は、誰かと繋がりたいんだ、って感じている、そのあなたの想いを大切にしてあげてくださいね。
心でそんなあったかい感覚を感じたくないって思っているのって、いわゆる抵抗なんですね。
そんなあったかい感覚なんて、感じてたまるか!っていう抵抗心。
私も散々やりました。
散々抵抗しました。
今でも、あ~私メチャメチャ抵抗してるよね、って感じる瞬間あるんですよ。
そういう時は、もう形から入ることにしています。
とにかくやってみる。
自分は悪い存在だ、と信じていると、それを証明しようとすることばかりが現実に起こるんです。
逆に、自分が、愛されるにふさわしい存在だ、と思うと、いえ、思ってみようとすると、本当にそうなの?という、愛されるにふさわしい証拠探しをし出すのですよ。
ここ、とても大事です。
自分が悪い存在じゃないらしい、ではないですよ。
自分が愛されるにふさわしい存在らしい、という前提条件にしてくださいね。
そして、その証拠を集めてみると良いと思うのです。
あなたが愛されるにふさわしい証拠、見つけてしまっても驚かないでくださいね。
最後に、1つワークショップをご紹介させてくださいね。
そんな、あなたの愛をわかりやすく体験して感じることができるワークショップです。
私も参加します。
「癒やしの1DAYワークショップ」
テーマ:ジョイニング(つながり)1DAYレッスン~私が私で生きていくために~
◎日時:2023年7月9日(日) 10:00~18:00
◎講師:池尾昌紀・池尾千里
◎ゲストカウンセラー:青山リナ・有村麻希・いしだちさ・一澤藍子・齋藤佑磨・高塚早苗・なかやしのぶ・南條あすか・にしだしお・松尾たか(五十音順)
◎料金:18,700円(税込)
*通常の1DAYワークショップ「22,000円」のところオンライン1DAY特別価格でご提供中です!
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