今日も読んでくださってありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。
一昨日、昨日の続きからです。
一昨日、昨日の記事をまだお読みでない方は、そちらから読んでいただいた方がわかりやすいかと思います。
心のことを扱っていると、よく、「感謝しましょう」って言われますよね。
感謝してないわけじゃない!って想い、出てきませんか?
感謝はしてる。
感謝はしてるけど…
心が映し出す現実
投影のお話しを少ししたいと思います。
投影は、自分のフィルターを通して相手を見ている、ということでしたよね。きっともうご存じの方たくさんいらっしゃるのではないかと思います。
自分のフィルターを通して相手を見るとき、自分の心にあるものが外に映し出されるんですね。
今、私の目の前には、紫陽花の花が咲いています。
心が穏やかな時に見る紫陽花は、とても美しい紫陽花。
心が元気な時に見る紫陽花は、元気いっぱい咲いている紫陽花。
気分が沈んでいる時に見る紫陽花は、雨に打たれてちょっと儚げな紫陽花。
そんな風に見えたりするんですね。
これを、目の前で起こっている現実に当てはめてみた時、
娘のワタシの目に映っているお母さんの姿は、
お母さんがワタシの彼氏を詮索し、あまり良い顔をしなかった。
ここには、ワタシの、彼に対する心の底での不信感、疑いの想い、自分に対する自信の無さ、本当にこの人で大丈夫なの?ワタシは幸せになれる?ワタシは傷つけられない?という想いがお母さんに映し出されている状態なのです。
お母さんに海外留学を反対された。
ここには、ワタシの不安感と怖れ、心配が映し出されているんです。ワタシ、海外なんて1人でいって、旅行じゃないのに、やっていけるの?怖いよね。ひとり暮らしもしたことないのに、海外で?そんなの、憧れるけど、ワタシには無理だよね、そんな度胸ないよ…。
そんなワタシの心の奥底の怖さがお母さんの「やめときなさい!」に表れているんです。
そうだとすると、お母さんに対する、恨み…
それは、実際のところ、
自分が自分に対して、
なんでワタシあの時自分を疑ったのよ!
なんであの時私はできるって思わなかったのよ!
という、自分自身に対する恨みになっているんですね。
だから、お母さんを恨まなくても本当は良いんです。
罪悪感は補償行為を作る
お母さんを恨んで、お母さんのせいにしていると、何が起こるかというと、罪悪感がスクスク成長するんですね。
お母さんがワタシの求める愛をくれなかったから!
お母さんなりに愛してくれてたのかもしれないけど、それはワタシの欲しかった愛じゃない!
なんでワタシの欲しかった愛をくれなかったのよ!
感謝してるところもあるけど。
あの人にどれだけ言ってもどうせわからないから、仕方ないからワタシが親を理解してあげる。仕方がないから感謝してあげる。
感謝するけど。
感謝すりゃいいんでしょ、感謝しろって言われるから、感謝すりゃなんか変わるんならしますよ。はい、感謝感謝っ!
っていう、感謝だけど感謝…?という、なんとか「感謝」という言葉の枠に収めようとしている行動になってしまっていたりすることがあります。
そうなると、せっかく頑張っても、残念ながらしんどさって抜けないんですね。
これ自体が補償行為になってしまっているから。
罪悪感があると、人は償おうとするので、保証行為をするのです。
あなたの意思があなたの世界を作る
でも、ここで大事なこと。
ここまで来ているなら、もう一歩なんです。
だって、頭では親の愛を理解できているんだけれど、それが心に入ってない、落とし込めていない、っていう状態だと思うのですね。
そして先ほど出てきたスクスク成長中の罪悪感。罪悪感は、こういった、「恨み」とか「仲良くなんてするもんか」とか「どうせこの人にはわからないよ」とか、相手をはねつけるような感情が大好物。そんな感情を栄養素に罪悪感はスクスク成長するんです。
罪悪感があるとどうして困るのかというと、罪悪感とは、罪深い悪い自分、という感覚で自分をとらえるので、そんな罪深い悪い自分は、罰を受けるのにふさわしい、幸せになんてなってはいけない、と感じるのですよね。結局そうなると、どこかから愛を差し出されていたとしても、そんなもの私には必要ありません、受け取る資格がありません、私はいいですから、と拒否してしまうのです。
でも、表面意識では、拒否どころか、ワタシには誰もくれない、ワタシだけ貰えない!という不満が起こる。表面意識と無意識が乖離している状態になってしまいます。
罪悪感って、そもそも間違いなんですよ。罪も罰も必要ない。
だとしたら、一度、信じられないかもしれないけれど、思い込んでみて欲しいのです。
ワタシが、無条件で、愛されている!?
ということを。
母のひとつひとつの行動が、ワタシを愛している、それがベースでしている行動だとしたら…?
うちの母は、毎日散歩に出かけます。
万歩計をつけて、1万歩くらい歩いているらしいです。でも、膝が痛いとか、腰が痛い、とか、言ってます。
私は母に言うのです、痛いなら行かなきゃいいじゃん。どっかで転んだら大変だよ。
数年前のお正月に実際転んで、骨などは問題無かったのですが、1か月程身体が痛くて動けなくなっていました。なんでそんなことになったのか。無理していかなきゃいいじゃん、って私は思うのです。
そんなうちの母が、なぜそこまでして歩くのか。
私は、暇だからかな?とか、自分イジメが好きな人なんだ、と思っていました。
でも多分、半分は私のためなんです。
母の心の中には、こんなことを思っているのだと思います。
母が歳を重ねて、身体が動かなくなって私に迷惑をかけないように、とか、痴呆症になって私に迷惑をかけないように、と。
昔は、私も母と相当癒着していたので、数年、怒鳴り合い状態でした。本当にありえないくらい、癒着を引きはがすのにパワーが必要だったのだと思います。(このやり方はおススメはしませんよ。)
でも今は、怒鳴り合い、どころか、私が落ち着いた分、母もだいぶ変わってきました。
結局、お互いが、本来伝えたい愛を、真っすぐストレートに伝えることができるようになると、もう癒着してピッタリくっ付いている必要がなくなるんです。
癒着している時って、結局そうでしか愛を表現する方法を知らないんですね。
でも、本来は愛のはずが、犠牲して、私が我慢してるんだからあなたも我慢してよ、という補償行為をして、本来の自分を無視していると、不満が溜まって苦しくなってしまうんですね。
あなたの楽しく笑顔でいる姿が、あなたの大切な人を幸せにするのです。
そのためにも、
あなたはあなたの幸せを、先延ばしになんてせず、
今すぐそれに向かって良いんです。
あなたの幸せを、あなたの大切な人と一緒に、私にも応援させてくださいね。
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