ココロとココロがピッタリ寄り添っている。~母子癒着~

今日も読んでくださってありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

ココロとココロがピッタリ寄り添っている。

この表現を、あたたかそうだ、と感じる人もいれば、なんかウザい、と感じる人もいるのではないかと思います。

ココロとココロが近いっていうのは、決して悪いことではないのですが、ピッタリくっついている状態だと、近すぎてしまって窮屈に感じるかもしれません。

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心理学で、癒着、という概念があります。
母子癒着、母と子がぴったりくっついてしまっている状態です。
物理的にくっついているのは、子どもが母親のお腹の中にいる時ですが、心の距離は大人になってもくっついたまま、というケースがあったりします。

例えば
お母さんが結婚を反対したり、就職を反対したりすると、なんだかんだ言っていつもお母さんの意見が正しいと感じてやめてしまう。でも心のどこかで、お母さんが反対したから…という理不尽さを感じていたりもする。

子供の頃からいつもお母さんの心配をしたり、面倒を見たり、私がお母さんを助けなきゃ!と頑張っていた気がする。今でもそんな気持ちがずっとある気がする。お母さんを1人にさせるなんてかわいそうな気がする。だけど、お母さんがいなくなってしまったら…私は生きていけないかも、なんていう想いも抱えている。

恋愛がなぜか上手くいかない。セカンドポジションの恋愛になってしまったり、次は大丈夫だと思ったら今度は浮気されたり、結婚したいのに何故か上手くいかない。しかも、何故か彼はダメンズっぽい。私が助けてあげなくちゃ、って思ってしまう。

これらは、母子癒着の子ども側に起こりやすい例です。

なぜこんなことになってしまうのでしょう。

子供の頃から、お母さんを助けてあげなきゃ、というような環境にいた場合、お母さんを一生懸命小さいながらに助けようとするんですね。とても健気ですよね。

ただ子どものうちは、大人であるお母さんを助けるってなかなか難しいです。だからお母さんに一生懸命寄り添って、心を1つにしようと頑張るんですよね。お母さんは今何を感じているんだろう?お母さんは今嬉しいのかな?お母さんは今悲しいのかな?そんな風に、お母さんの気持ちを想像して、汲み取って、お母さんにピッタリ寄り添って。

きっとそんな健気な子どもに助けられたお母さんってたくさんいるんだと思うんです。

しかしそれが大人になってから同じやり方をすると、結構自分自身を犠牲にすることになってしまうんですよね。感覚的に気づく場合もあるし、気付かない場合もあるかもしれません。

もうお母さん鬱陶しい!あっち行ってよ!

そんな風に感じる時もあります。
そりゃそうなんですよ、そんな風に感じて、ある意味当然なんですよ。

でも、そう感じてしまうことに対してもまた自分の中から罪悪感が湧き上がってくるんですよね。私って酷い娘…なんてね。

でも心の状況としては、ピッタリくっつきすぎて、境界線が無いから、どこに行くにもお母さんが後ろからくっついてくる、っていう感覚なのです。

お友達と遊園地に行っても、実際お母さんはいないけれど、なんか後ろにいるような気分。

だから8時までには帰る、って言っていたけれど、楽しくて夕食食べながらおしゃべりしてたらもう9時過ぎてる…なんか気持ちはソワソワしてくるんですね。大人だから8時だって9時だって良いじゃない、って思うんだけど、あ~お母さんになんて言おう、また嫌なこと言われるんだろうな…なんて重~い想いが心の片隅に影を作りながら、お友達とちょっと上の空になりながら話している。

彼氏ができたら、実際お母さんはいないけれど、デートにまでお母さんがついてきているような気分。

今日はデートだ、って言ったのに、今必要ないよね?なんて思うようなLINEメッセージがお母さんからやたらと届いたりして。牛乳買ってきてくれない?とか、近所の〇〇さんがね、とか。彼には「ちょっと待って、お母さんからLINEが来てる。返事しなきゃ!」と彼が隣にいるのにスマホ優先、なんて状況ができてしまう。

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セカンドポジションの恋愛になってしまう
彼に浮気されてしまう
結婚したいのに何故か結婚に向かわない恋愛

それは、お母さんがピッタリ横にいる、ということは、お母さんがパートナーのポジションに入ってしまっている、ということなのです。

変な感覚かもしれませんが、彼から見ると、

キミの一番は、僕じゃなくて、お母さんなんだね

ということ。

だから、彼の感覚では

僕はキミにとってのセカンドだね
キミは浮気してるね
僕はキミと結婚したくてもどうやらキミは僕を選んではくれないんだね

と感じてしまうんです。

そうだとしたら、ちょっとお母さんとの距離を見直してみる必要が出てきます。
心の距離を正常値に戻してあげる必要が出てくるんですね。

もしも心当たりがあれば、良かったら一度お話ししてみませんか。

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