ドリームキラー ~自分の夢をつぶされた恨み~ 母子癒着編1

今日も読んでくださってありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

もうワタシの幸せを先延ばしにしない!

そう決めようと思った時、思い出すのは昔のことだったりしませんか?

そもそも、今私が幸せじゃないのは、
あの時親が結婚に反対したから!
あの時親が留学に反対したから!
あの時親が進学に反対したから!
あの時親がこの子とは遊ぶなって言ったから!

などなど

だってあの時…

っていう恨みつらみ、出てきてしまったりするんですよね。

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私も昔、ありました。

私の親は、私が付き合っていた人、誰一人として、「素敵な人ね」なんて言いませんでした。
そうなると、私は、「あぁ、この人じゃダメなのか…」と感じたのです。

心理的に、当時の私の現状を見ると、母子癒着、というものが見えてくるのです。

目次

母子癒着とは

子どもは母体から産まれてきます。
母と子はとても繋がりが強く、幼少期も多くの場合、子どもは母と過ごす時間がとても長いです。
母がいなければ子どもは生きられない状況になるので、子どもは自分が生きるためにも、母に寄り添う形になります。母もまた、子どもを生かすために、子どもに寄り添います。身体だけではなく、心も感覚も感情も、何もかもが近い状態。

子どもの時はそれが良いのですが、ある程度成長してくると、そのピタリとくっついた距離では生きづらくなってくるのです。

がしかし、何らかの要因で、母子ともに、心、感覚、感情、といった面がピタリとくっついたままになっているケースがあります。これを母子癒着と呼びます。

補足として、癒着が起こるのは、母子は代表的ですが、父子もありますし、誰とでも癒着しやすい人もいます。

母子癒着の何が悪いのかというと、例えば私のケース、
母が私の付き合っている人に対して「素敵な人ね」と言わない。
すると私は、「この人ではダメなのか」と思う。

私が恋愛相手を好きだとしても、感情感覚が母にくっついているので、母が「素敵」だと思っていない、ということは、私も「素敵」だと思っちゃいけない、間違っている、母の感覚が正しい、と思い込んでしまう、ということが起きるのです。

母の感じていることが、自分の感じていることだ、と誤解して、自分の考えや想いなどを否定する。そして、母の考えや想いを優先してしまう、という形ができるわけです。

ここまで聞くと、なんだかとてもネガティブなものに感じませんか?

なぜ母子癒着が起こるのか

外的要因は人によって様々です。

両親が離婚している(←私のケースはココ)
両親の仲が悪い
父親は仕事でいつも忙しく家にいない

これらは代表的に起こりやすい原因です。

ただし、上記の外的要因があっても癒着が問題にならないケースもあるんですね。

長くなりますので、また明日、続きを書いていきたいと思います。

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