本当に欲しいものが手に入っている気がしない件 Part 2

今日も読んでくださってありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

人生メチャメチャどん底かと言われたら、そうでもないと自分でも思う。傍から見たらそこそこイイ感じにも見えているんだと思う。

だけど!

本当に欲しいものは手に入っている気がしない。

だから時々スゴイ虚しさに襲われたり、不満はずっと抱えていたり、何してるんだろうワタシ…って感じたりする。

Part 1、こちらからどうぞ。

さて、今日は昨日からの続き。
じゃあどうするのよ、というお話しです。

目次

今あるものに目を向けてみよう

本当に欲しいものが手に入っていない、そんな感覚。
逆に考えれば、他にいろんなものが手に入ってはいる、ということですね。

その、今、あなたの手に入っているもの、そこに、一度目を向けてみませんか?という提案です。

そもそも今手に入っているものって、自然に舞い込んできたものもあるでしょうし、あなたが頑張った結果、手に入っているものって、たくさんあるんですよね。

今回は、私の母を例に、母の立場として手に入っているもの、を見ていきたいと思います。

私の母は、私がまだ赤ちゃんの頃に離婚していて、それ以来女手一つで私を育ててきたんですね。私がまだ幼いころは、母は毎日仕事に行っていたので、私は祖父母の家で1日の大半を過ごしていました。

母としては、「私は殆ど子育てをしていない、あなたはおじいちゃんおばあちゃんに育てられたようなもの。」と私によく言っていました。

それだけ祖父母に感謝しなさい、という意味もあったのでしょうが、どこか母の引け目のような感覚もあったんだと思うんです。

そんな母は、昔から心配性でした。私も心配性なのですが、母も大概で、生まれ持った繊細さもあるでしょうけれど、離婚して、女手一つで子育てをしなければいけない、という環境がそうさせた部分も大いにあると私は思っています。

例えば家の近くの道に見知らぬ車が停まっていたりすると、監視されているんじゃないか?とか、セールスの電話がかかってきたりすると、どこで電話番号調べたのかしら?とか、まぁ今思うとびっくりするくらい警戒心が高かったのです。

私は、子供の頃はそれが普通なのだと思っていたのですが、今思うと相当気を張っていたのだと思うのですね。

そりゃそうですよね、母の立場で考えれば、女性だからと言って、夫という存在がいないと、守られている、という気はしない、どころか、父親役もこなさなきゃいけない。母自身と、娘の私を危険から守らなきゃいけない、と思うわけですからね。

私はそのおかげで、母が家にいるときは全然怖いと思ったことも無かったのですが、高校生くらいの時、祖父母が2人とも、別々の病院に入院してしまい、母が看病で病院に泊まりこんでいた日があったんですね。あの夜はなんだかすごく心細くて怖かった記憶があります。

母は、今の私がとても楽観的だと見えているようで、好き勝手なことをしている、と感じている部分があるんだと思います。そして母から私を見ると、何も世間の常識を知らない娘に見えているようなのです。

でも、逆に言えば、私は母がいたおかげで、私なりに心配性ではありますが、あまり深刻に何もかも全てのものに怖れ怯えずに済んだのだと思うのですね。

それはきっと、母が私を守ってくれていたからなのだと思うのです。

これは確実に母の頑張りであり、母の功績なのです。

母はどこか、子育て、という部分に関しては、あまり自分が手をかけていない、とか、寂しい思いを私にさせてしまった、とか、母の望むほど私にいろんなものを与えることができなかった、という想いがあるようですが、実際のところは、母の想いとは裏腹に、私は相当母に愛されてきたのだと感じています。

母の、もっとできたかもしれないのに、という想いは、それはそれで尊い愛なのですが、既に母は私に相当の愛を注いできたということなのです。

それができた、ということは、母の中に、既に相当量の愛が詰まっていた、ということなんですよね。

(補足で、カッコ内に入れますが、こんなことを言っている私ですが、以前はこんな感謝の想いを述べられるほど、心が成熟していませんでした。めちゃくちゃ母に怒っていましたし、母が何もしてくれなかった、という想いも山のように抱えていましたよ。今、ご両親に、愛してくれたのはわかるけど…けど…と葛藤されている方が読んでくださっているのだとしたら、必ずその感謝の想いは、「けど…」の部分が無くても伝えられるようになりますよ!)

世の中のお母さんへ。
お母さん業って、365日、お休みが無いですよね。そんな中、きっとご自身のお仕事もあったり、お子さんが1人だけじゃなく、2人3人といたり、母の顔だけでなく、妻という役目もあり、本当に忙しいと思います。多かれ少なかれ、身を削りますよね。きれいごとだけじゃやっていられないんだと思うんです。

そんな中で、お子さんたちが、ご主人が、家族が、笑顔で朝、行ってきます!って出かけられるのは、お母さんであるあなたの存在がとっても大きいんじゃないでしょうか?

お母さんって存在は、偉大です。

あなたの存在は、偉大なのです。

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今回は、私の母を例に出したので、お母さん、という存在にフォーカスされていますが、お子さんがいるいない、結婚されているされていないに関わらず、ご自身の、今あるもの、探してみて欲しいのです。

私の今身の回りにある、わかりやすいもので例えるならば、目の前にはiPhoneがあります。

5月に前のスマホを落として壊しました。これは新しく購入したものです。

新しいスマホが手元にある、ということは、それを購入するだけのお金があった、ということ。

私の本棚の一角に、フラワーボックスがあります。
これは今年1月に友達が手作りしてくれたもの。私のプロカウンセラー祝いのプレゼントです。

私がカウンセラーになっていなければ、そもそもお祝いも無かったわけだし、
そのお友達がいなければ、このプレゼントは無かった、ということですよね。

手作りで、時間と手間暇をかけて、花を選び作ってくれるって、とっても愛のこもったものだと思うのです。

そんなプレゼントをくれるお友達がいる、というのは私にとってそのお友達は大きな宝なのです。

こうして、ひとつひとつ、身の回りを見ていくと、たくさんのもの、たくさんの出来事があるんですよね。

一度、身の回りの、既にあるモノに目を向ける時間を作ってみてください。

私頑張ったな、
私よくやったな、

そんな証拠がたくさんあなたの身の回りにならんでいると思いますよ。

次回、Part3 をお送りしたいと思います。

あなたの欲しいものが手に入りますように。

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