今日も読んでくださってありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。
韓国ドラマはお好きですか?
私は、もうだいぶ前、ヨン様が流行っていた頃にハマって、見ていた時期がありました。
ここ何年かは、もうほとんど見ていないのです。
韓国ドラマって、内容が激しい、という印象が私にはあります。
きっとそれが、現実離れしていて、ファンタスティックでドラマチックで良いのではないかな、と思うのですが、同時に、見ていると心が疲れてくる、というのが私が韓国ドラマを観なくなった要因です。
良いとか悪いとか、批判や判断をしているわけではないので、誤解なさらないでくださいね。
私も、好んで韓国ドラマを観ていた時期がありました。以前の私と、今、韓国ドラマを観なくなった私、何が違うのかな?とちょっと考えてみました。
私たちは人生に刺激を求めている
感動するって、感情が動く、ということ。
感情が動く時ってどんな時でしょう?
何もない、平々凡々としている状態で感情が動くって、無いんですね。
平凡な人生が幸せだ、って言ったりしますよね。それは、穏やかな生活の中に、ちゃんと喜びだとか心満たされる何かを得ている状態。穏やかで緩やかな日々ではあるけれど、ちゃんと感情が動いている状態なんですね。
でも平凡でつまらない、と感じる時って、心も動いていない状態、そんな時に問題がやってくると、少なからず心が動くんですね。
それは、望まぬ動き方なのかもしれないけれど、動くことには変わりがない。
吊り橋効果、なんて言葉を聞いたことがあるかもしれません。
吊り橋を渡る際の不安、緊張、怖さからくる、心のドキドキと、恋愛で感じる心のドキドキを錯覚する、という心理現象。
このように、全く違う出来事なのにも関わらず、錯覚してしまうほど、人の心は動くのですね。
不安、緊張、怖さ、というのが感じたいわけではないけれど、恋愛で心がドキドキするなんて、ちょっと嬉しいって思いませんか?
目の前で起こっている現象は、嬉しくない問題、だとしても、何もない平々凡々とした毎日よりは心が動く出来事があった方が感情を感じられる、ということなのです。
以前の私は、韓国ドラマで心がアップダウンすることで、心を動かしていた、っていうことなんですね。
自己肯定感と問題のある人生
韓国ドラマを観て心動いている分にはそれほど問題が無かったのですが、感情を動かしたいがために問題を作り出してしまう、というのは、自己肯定感と関わりがあるのではないかと思うのです。
どういうことかというと、自己肯定感が低い状態だと、自分には心ときめくような素敵な出来事が起こる、とは思いづらいのです。
また、平凡な毎日の中から「ステキ」を見つけるということも苦手だったりします。
平凡な毎日から「ステキ」を見つけることって、要は愛を受け取ることがとても上手な状態なのですね。
自分で自分を認める力がしっかり備わっていると、いろんなことが、どんな道をたどろうと、自分にとっていい方向に流れていく、と受け止めることがしやすくなるのですが、自己嫌悪や罪悪感が強いと、自分には悪いことばかりが降りかかってくる、と感じやすい状態なので、目の前で起こる出来事が自分にとっていい方向に流れていくということに大きな疑いを持ってしまうのです。
すると、結果、例えば恋愛で、手のかかる男性ばかり選んでしまう、ということが起きたりするのです。
まさしく、過去の私がこの状態でした。
喜びと楽しみで自分を満たそう
もし、以前の私のように、今、「あれ?私もなんかそんな状態?」なんて思われた方がいらっしゃるのであれば、
問題、ではなく、喜びと楽しみで心を動かしてみませんか?
というのが私のご提案。
例えば、先ほど出した例の、手のかかる男性ばかり選んでしまう、なんてことがあれば、きっと「恋愛」自体は嫌いじゃないんだと思うんです。むしろ好きですよね。
だとしたら、同じ「恋愛」分野で、本当はどんな関係性を作りたいのか。自分の本当に欲しい関係性をまずは自分で自覚してみるんです。
自分の「好き」を探す、ということ。
それと同時に、あなたがどれほど素晴らしい存在なのか、そこに関しても、向き合っていかれることを強くオススメします。
だって、そもそも、自己肯定感が低い状態って、自分に価値を自分で感じられていない、ってことです。
でも、あなたに価値が無いなんてことは絶対に無いんですよ。
あなた自身が自分につけている点数と、
他の人があなたにつけている点数
ここに大きな差があるってことなんです。
他の人があなたにつけている点数が高得点ってこと。
韓国ドラマって、見たことが無い方はご存じないかもしれないですが、ほとんどがシンデレラストーリーなんですよね。
冴えない不遇の主人公が、最後には最高の幸せに昇りつめる、みたいなね。
自己肯定感も同じです。
例え今、さえない不遇の韓国ドラマ主人公並みに低くご自身を見積もっているのだとしたら、本来は、最高の幸せに昇りつめられるだけの価値があなたにあるってことなのです。
実際に、手にしてみませんか、あなたの本来の価値。
喜んで、お手伝いさせていただきます。