カウンセリングサービスの青山リナです。
お付き合いが始まって3か月程経つと、お互い徐々に慣れてくるころですよね。
女性は、3か月程経つと、彼に慣れてきて、緊張も多少ほぐれてきて、今までより彼との恋愛を楽しめるよう気持ちが盛り上がってくる頃なのかな、と思います。
デートのお洋服に例えると、彼の好みのお洋服がわかってきて、今まで着なかったタイプだけど、こんなのもチャレンジしてみようかしら!?と、新しいお洋服を新調する、なんて感じです。
一方、男性は、お付き合いするまでに頑張っていると、3か月くらい経つ頃って、今まで頑張っていた分、多少緊張もほぐれてきて、普段の彼に戻っていく時だったりします。
デートのお洋服に例えると、今まで普段着ないようなお洒落な服を頑張ってきていたけれど、いつものT-シャツとジーンズに戻る、なんて感じ。
だからと言って彼の愛情が覚めたわけではないのです。逆に言えば、彼は彼女と一緒にいられることに安心している状態なんですよね。
でも女性からすると、なんか納得いかないような…なんだろう…え?って感じ。
皆さんは、そんな感覚、感じたことはありませんか?
あれだけ1日に何通も来ていたLINEの数が急に減ったり
彼の家に行く時は彼が玄関に専用のスリッパを出しておいてくれたのが、いつの間にか自分で出さなきゃ出て来なくなっていたり
彼がうちに遊びに来た時には使った食器とか洗って片づけてくれていたのに、その辺に置きっぱなしになったり
なんだろう、この違和感。
あれ?
あれれ?
世間でよく言われる、釣った魚にエサやらない、って感じ?
なんか私、雑に扱われてる?
そんな想いが頭の中で大きくなっていく。
すると私たち女性は、多くの場合、機嫌が悪くなる、という態度を取りがちです。
如何でしょう?あなたの中に心当たりはありませんか?
私はよくやりましたよ。
でも大体、あまり良いことにはなりませんでした。
そりゃそうですよね、誰も機嫌悪く当たられても、嬉しくないですよね。
でもなんで機嫌が悪くなるんでしょうね。
1つは大きな誤解が男女間で生じていること。
冒頭で書いた、男性と女性の恋愛プロセスの違いです。
もう1つは、その恋愛以プロセスの違いにより、女性は、自分の価値が下がったように感じる、ということ。
お姫様のように接してくれていた彼が、もうお姫様のように接してくれなくなった、という不満、そしてそこに対する怖さを感じるんですね。
何が怖いかというと、
私はやっぱり求められていないんじゃないの?
私をもう必要としていないんじゃないの?
もう私を好きじゃなくなっちゃったんじゃないの?
そんな怖れを感じるんですね。
そしてそれは、どこか自分がそうなるんじゃないか、って心配していたことだったりするんですよね。
そうすると、そんなこと確認するのはとても怖いです。
だから、そんなこと直接相手に確認なんてできません。
私、あなたの事が大好きだから、あなたが私をもう好きじゃなくなっちゃったのかと思うとすごく悲しくて不安になっちゃうんだけど…
なんて、とてもじゃないけど、言えません。
その代わりに、機嫌が悪い態度を取る。
これはひとつの防衛反応。
でも、本当は、機嫌が悪くなるっていう防衛反応を突き付けるより、ちゃんと自分の本心を、不安に思っている、っていうところを伝えられるとどうでしょう。
彼はあなたを決して悲しませたり不安にさせたりなんてしたくない、って思うんじゃないでしょうか。
あなたの幸せな恋愛を応援しています。