ラーメン屋さんで心理分析をしてみるの巻 ~大きなすれ違いを引き起こす前に~

今日も読んでくださってありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

日本にはとても美しい文化があります。

その1つが、阿吽の呼吸。

言葉を変えると、空気を読む力、にもなるでしょうし、察する力、とも言えるのではないでしょうか。

実のところ、私としては、これはとても美しい愛の形なのではないかと思っています。

が、しかし、非常に難しいとも感じています。

とても絶妙なバランスが必要なんですよね、どの角度から捉えたとしても。

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先日、だーりんと一緒にとあるラーメン屋さんに行きました。
その日は35°前後の暑い暑い日。
どこでランチしようかと、探していたんです。
いつも行く定食屋さんか、もしくは…?と。

そして私は最近教えてもらった、インスタで近所のお店を探す方法を使って、ラーメン屋さんを見つけたんです。

全くの余談なのですが、インスタってスゴイですね!エリア限定してお店探しができるなんて!最近やっとまともにインスタを使い始めて…というか、全然使いこなせてる気がしないのですが、面白くなってお店探したら、実際そこに行ってみたくなったのです。ビジュアル(写真)のチカラってスゴイですね!

私のインスタアカウントも、良かったら覗いてみてくださいね。

で、ラーメン屋さんの話に戻ります。

そう、インスタを使って、おいしそうなラーメン屋さんを見つけちゃったので、行ってみたくなったんですよ。
そして、行ってみたんです。

そしたら、インスタに載っていたメニューが無い、というか、私が見つけた写真はどうやら去年のものだったみたいで。
ガーン。(想定外①)

しかも、ラーメン屋さん…めちゃくちゃ室内が暑い…!(想定外②)

ラーメンは美味しかったんですよ。塩ラーメンで、お出汁も効いていて。お店の外で待っているお客さんもいて、人気なんだと思います。

でも、私としては、なんだかいろいろ想定外過ぎて、そして暑さにやられ、どっと疲れを感じていたんですね。

で、彼も彼で、言葉数少なく…まぁ機嫌が悪くなってどうこうなる人ではないので、喧嘩するとかそういうことにはならないんですけど、なんというか、私としては、なんか申し訳ないことしたな~、という気分になっていたんですね。

でも面白いものですよね。
食べ終わってお店の外に出て、彼言うんですよ、

「なんか、中は暑いし、ラーメン屋さんっぽくて良かったじゃん。」

って。
私は意味がわからず、「え?それ、皮肉?」って聞いたんですよね。
でもどうやら彼は真面目に、

「いや、俺は好きだよ、こういうとこ。チェーン店じゃなく、個人で頑張ってるお店じゃん。美味しかったよ。なかなかああいう麺って食べられないんだよね~」

って。
全然感想が私の想像していたものと違って、あまりに想定外すぎて、びっくりしたんですよね。
確かに、スープまで全部飲み干してたもんね…と、納得しながら…聞かなきゃわからないものね…と思ったのです。

私たち人間は誰でもそうだと思うのですが、自分の心のフィルターを使って相手を見るのですよね。

例えば、私が今回いろいろ想定外すぎて、そして暑さにやられ、疲れを感じていた。だから私は、彼の口数少ない姿を見て、

『この人もあまりハッピーな気分じゃないんだろうな、望まぬお店に連れて来られて』

と感じていたのだけれど、
実際、彼本人が感じていたことは

『このラーメン屋、当たりじゃん!久しぶりにこんなおいしい麵に出逢ったぞ!このエアコン効いてるのか効いてないのかわからないぬるい空気もラーメン屋らしくて良いじゃないか!』

だということ。

そして、私はどこか申し訳ない気持ちになっていた、と書いたのですが、これは私の中にある、罪悪感・無価値感がHITしたところなんですよね。

ゴメンね、この暑い中、暑い環境を選んでしまって。

あ~、私慣れないインスタで探すからこういうことになったのかな?

いや、最初からいつもの安定の定食屋さんに行ってれば良かったんじゃない?

彼はいつもの定食屋さんに行きたそうだったしね。
しかも、暑さでイライラするのも自分の器の小ささ物語ってるみたいで…嫌だわぁ~

みたいな感じ。

そんな自分の心のフィルターを通して見ると、私の心の中はこんな状態になるのです。

相手も嫌な思いしてるよね、
こんな私にイラついてるよね、
最悪だなって思ってるよね。
私、キレられる?
それとも相手がキレる前に、私がキレる?

これは以前の私のパターン。今は幸い、ちょっと私も成長できたようで、キレる、キレられる、辺りはおかげさまで亡くなっています。

そして、そもそも体力的に疲れていたり体調が悪い時って、人って余裕がなくなるんですよ。身体的な余裕の無さは心の余裕も比例するので注意が必要です。

そろそろ話をまとめようと思います。

阿吽の呼吸って、お互いが自分の感情に責任を持った状態で、なおかつ、相手のパターンを知り、そして愛し愛されているという確信がある状態でこそ成り立つものなのですね。
多少なりとも、お互いに何かバランスを崩したら成り立たない。
ある意味奇跡なのですよ。

だとしたら、確実にお互いがわかりあえる、という方法は…

言葉にして伝える
ということ。

そしてもうひとつ、とても大切なこと。
これが無いと、どんなに言葉にしても上手くいかない、一番大切なこと。

それは、あなたが相手にとって、愛する存在である、ということ。

自分のことを、ワタシなんて…と感じる感覚が強いと、
相手からも、キミなんて…、と思われているに違いない、と思い込みやすいのです。

これはどんな関係にしても共通する最大のこじれ。

彼氏彼女

夫婦

友達同士
職場の上司部下

親子

どこかの関係性に不協和音があるのであれば、確実に見直してほしい、ワタシなんて…という無価値感。

大きなすれ違いを引き起こす前に、ご自身でチェックしてみてください。
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