喧嘩になる寂しさ、絆になる寂しさ

今日も読んでくださってありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

パートナーと、喧嘩の原因になりやすいのが、会える時間の短さ。
デートの回数が少ない、とか、一緒に住んでいても仕事が忙しくて顔を合わせる時間が短い、など、浮気されているとか、そういうわけでもなく、ただただ生活の中での、ある意味どうしようもないことだってわかっているけれど、でもやっぱり…

そんなモヤモヤした気持ちを抱えていると、知らないうちに、口調がとげとげしくなってしまっていたり、笑顔が減っていたり、しちゃいます。

自分で気づいていたら、まだ良いんですけどね。実は気づいていないことも、多々あったりするんですよね。

気付いていらっしゃる方はお分かりだと思うんですけど、寂しさ、です。

私たちって、この寂しさの取り扱いがとても厄介で下手っぴだったりするんですね。

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私も少し前までそうでしたが、寂しい、って、気付いていないんですね、そもそも。気付いていない、というより、正確には、気付きたくない、のかもしれません。

それは、きっとその寂しさをずっとずっとず~~~っと、心に押し込めてきたから。

寂しさを抱えていると、悲しみが心に充満してしまったりします。
人と一緒にいても、どこかずっと自分だけ独りぼっち、なんて感覚が抜けなかったりします。
人が大勢いればいるほど、なんだか心が苦しかったりします。

でもなかなかそれを表現できないし、そんな私がおかしいんじゃないか、って思ってしまったり。

すると、パートナーのような、近くにいる存在に対して、この寂しさを何とかして欲しくなったりしてしまうんですよね。

寂しさって、寂しすぎるときは、痛すぎて触りたくないから、その感覚を認めるのも嫌だと思うし、気付きたくもなくて、言葉にするなんてできない、って私は思っている時がありました。

まずは、そんな自分に気付けるところから。気付いたら、それって凄いことです。ちゃんと自分に向き合っている証拠です。

そこから、少しずつ、その痛みを癒していくことを考えてみてください。

パートナーには、喧嘩という形ではなく、

「私、あなたに会えない時、すごく寂しく感じているの。だから、今日、あなたに会えて、すごく嬉しい。」

そんな一言を伝えられると良いですよね。
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