カウンセリングサービスの青山リナです。
喧嘩!イライラ!
私をイラつかせるのはあなた!
私をイラつかせるあなたが悪い!
そんな想い、出てきませんか?
私は被害者よ!
そんな想い、出てきませんか?
わかります!
メッチャよくわかります!
私もずぅ~~~~~っと、やってましたよ。
そう思えば思うほど、イライラしてくるし、腹が立ってくるし!
もうイヤーーーーー!
って思ってしまいますね。
な~んで、こんなことになってしまうんでしょう?
喧嘩したくないのに…それホント???
喧嘩すると、シンドイですか?
喧嘩すると、苦しいですか?
喧嘩なんかしたくない、そう思いますか?
もしそうだとしたら、喧嘩しない方法、選びますか?
はい、選びます!って即思った人、多分この記事、読んでいないです。
ごめんなさいね、挑発的なことを最初に言ってしまって。
決して煽るつもりなんて無いのですが、
言ってみれば、私がまさにこのタイプだったのですよね。
できることなら喧嘩はしたくない。
そう思う気持ちも事実だと思うのです。
ポイントは、できることなら、です。
できることなら喧嘩はしたくない。
だけど、喧嘩しない方法があったとして、そうなると…
そそそ、そんなこと、自分にはできる気がしない…
そう思うと、結果
喧嘩する
怒鳴り散らす
相手を刺すようなことを口走る
というスパイラルが出来上がるんですね。
感情の層
喧嘩する
怒鳴り散らす
相手を刺すようなことを口走る
こんなスパイラルを抜け出す方法、それは、一度自分の感情をしっかり認めること。
怒りの感情は、二次感情だと言われます。
ということは、一次感情というものが存在している、ということ。
その一次感情を蓋する形で、怒りという二次感情が出来上がるのです。
そもそもの一次感情が無ければ、怒りという二次感情って必要無いんです。
じゃあ、怒りの下にある一次感情って何ですか?というと
愛して欲しい
助けて欲しい
わかって欲しい
それをしてもらえないから、出てくるのが怒りの感情。
怒りとは
愛してよーーーーー!
助けてよーーーーー!
わかってよーーーーー!
と叫んでいる状態、だということ。
怖い、という感情を認めてみよう
で、そんな話はもう100万回も聞いた!
と言われるくらい私も同じことを書いているような気がするので、今日はもう一歩先に進んでみようかなって思うのです。
理屈では、怒りは二次感情、だから一次感情を相手に伝えれば怒りが出なくて済むのか…ふんふん。
と、頭の良い皆さんは思うと思うのですよ。
でも、ですよ。
それを、いざやろうと思うと…
あ~~~~~無理!
って思いませんか?
1度くらいはまぁやってやっても良いかな。
って思ったとしても、だんだん2回3回やっているうちに、もう無い。って思うんですよね。
何が無いのかというと、自分のさらけ出せる予備の
このくらいなら愛してくれるかな?
このくらいなら助けてくれるかな?
このくらいならわかってくれるかな?
っていう、出してもOKな、まだ耐性のある弱さの自分。
ここまでなら、まぁね、いいわよ、出してあげても。
防御の激しいあなたなら、ご納得いただけるのではないかと思うのですが、如何でしょうか?
そう、そう簡単にさらけ出せなんて言われたところで、出せるわけないんですよ、
だって、20年も、30年も、40年も、50年も…そうやって
自分を傷つけない方法を一生懸命探り探りでやってきているんですから
鎧を脱げと言われたところで…ねぇ。
一体何重になっているか…今更自分でもわからないわよ…という鎧、一発で全部なんて脱げるわけないんですよ。
なのでね、まずは、気付きましょう。
鎧が何重にもなって、かなり重い状態なんだってことに。
それって結局のところ
私って、自分でも自覚していないくらい、めちゃくちゃ繊細で、めちゃくちゃ怖がりなんだ、ってことに。
まずはそこを、認めるところからです。
喧嘩で得られるメリットがある事実
結局のところ、喧嘩をすることにより、自分の本当の感情に繋がらなくて済む、というメリットが出てくるのです。
なぜなら、自分の本当の感情に繋がってしまうと、自分が崩れそうになる、ってことをどこかで自覚しているから。
「あなた、前も言ったわよね?外で食事してくるならどうして言ってくれなかったのよ!晩御飯作ったじゃない!どうしてそうやって食費を無駄にするようなことするの!?」
「私、もう何度も言ったわよね?あなた、いつもそうよね。悪いって自覚あるの?いつまで経っても直らないし、いつもあなた謝らないじゃない!一体どういうつもり?」
「どう考えても、私が正しいわよね?あなた、間違っているでしょ?何か文句ある?文句あるなら言ってみなさいよ!」
「この際だから言わせてもらいますけど、あなた、靴下だってあちこち転がってるし、遅く帰ってきてご近所迷惑だし、休みの日なんてゴロゴロしてるし…!一体ナニ様なのよ!私が一体どれほど大変かわかってる?」
こんな怒りの文句をパートナーにぶつけていると、恐妻、強い嫁、タイガー女、なんて、女性の強さが際立ちますね。
そんな~、私そんなに強くなんてありませんよ~
家の夫が弱いだけですよ~
なんて、言えちゃうんですよね。
それが、喧嘩をするメリットだったりしちゃうんですよ。
私は強い女なのよ、という、鎧を見せつける、ということが。
そろそろ、価値を受け取る時です!
が、しかし
こ~んな怒りや文句の裏側に、
本当はもっと愛して欲しい
本当はもっと助けて欲しい
本当はもっとわかって欲しい
なんて願いが隠れているとしたら…?
そんな弱い女になってしまったら…
バカにされる?
捨てられる?
惨め?
いいえ
どれも違います。
あなたもどこかでわかっていますよね、もう既に。
あなたが、愛される価値のある存在だ、ってこと。
本当は、ただそこにいるだけで、愛される価値がある存在だ、ってこと。
我慢なんてしなくても
本来の自分を押し殺さなくても
相手の役に立っていると自分が感じなくても
それでも
あなたが、愛される価値のある存在だ、ってこと。
そろそろ、本来のあなたの愛される価値を、あなたが本気で受け取る時です!
その覚悟、してください。