カウンセリングサービスの青山リナです。
自分の人生を良くするために、あれをしなきゃ、これをしなきゃ、あれをした方が良い、これをした方が良い、って、色々あると思うんですよね。
確かに、やってみると良いことって、色々あります。
ただ、全部をするのは難しいんですよね。
なので、今日は、手放すこと、を見ていこうと思います。
もしも、「あ~、私やってるわ!」と思うことがあるのなら、
こんな私はダメだ…ではなく
「そっか、私やってるんだ、でももう、やらなくていいんだ。」
と、ただただ気付いて受け止めてみてください。
1.人と比べて自分はダメだと思うこと
人と比べるって、意識していなくても、知らないうちにやっていたりするものですよね。
比べることが悪いのかというと、社会の中にいる限り、比較競争って逃れられない部分もあると思うのですね。そしてそれにより、切磋琢磨ですべてがマイナスになるわけではない場合もあったりします。
が、人と比べることにより、自分を責める要素になってしまうのであれば、止めると良いと思います。
自分が持っていなくて、人が持っている
そんな要素を見つけてしまうと、落ち込んだり、嫉妬したり、いろいろ嫌な感情が出てきます。
なぜ嫌な感情が出てくるのかというと、自分には手に入らない、とどこかで自分が感じているんですね。でもその感じているものは真実ではないのです。
私は比べたくないのに、あの人が私と比べてくる、そしてマウントを取ってくるような気がする。それが不快です!なんてこともあったりします。
もちろん、マウントを取られて嬉しいことなんてないでしょうけれど、自分がどこかで比較していなければ、マウントを取られていることも気付かなかったりします。
3歳の子が、お年玉に1,000円もらったんだ!って自慢してこられても、可愛いな~、という程度で微笑ましくすら思えたりしますよね。
でも、お隣さんが、1,000万円当たったんです!って言ってきたら、え?なんでこの人自慢してくるの!?なんて感じてしまったりするかもしれません。
人と比較して、自分が勝っている、自分が負けている、という優劣をつけ、自分を責める材料にするのは手放してみると良いのではないでしょうか。
2.自分を犠牲にすること
自分を苦しめている、自分さえ我慢すれば、という思いがもしあるのだとしたら、それはあなただけではなく、あなたを大切に想っている人をも苦しめる要素になります。
弊社カウンセリングサービスの、代表である平が話している、「牛丼女の悲劇」というお話し、ご存じでしょうか?
これは、大好きな彼にNOを言えない女性のお話し、という内容でしているお話です。
私は好きじゃないけど、私さえ我慢したら上手くいくのでは?
なんて思っていると、結果何も上手くいかず、関係性を壊してしまうことになりかねません。
あなた自身だけではなく、あなたの大切な人も大切にするために、我慢する、自分を犠牲にする、ということは手放してみると良いのではないでしょうか。
3.誰からも好かれようとすること
2:6:2 の法則、というのを聞いたことはあるでしょうか。
人間関係を構築していく中で
2割の人には好意的に受け止められ
6割の人には普通(好意的でも、反好意的でもない)に受け止められ
2割の人には反好意的に受け止められる
要するに、2割の人にはどう頑張っても嫌われる可能性がある、ということ。
何か嫌なことをして嫌われるのなら改善のしようがありますが、特に意味もなく嫌われるとなると、そこに労力をかけることがあまり意味をなさなくなりますね。だからと言って、相手に対して嫌な態度を取る必要もないですよね。
相手の問題、として受け止めてみるのが良いのではないかと思うのです。
もし、その中にどうしても仲良くなりたい人がいるのなら、また別にやりようはあると思うのですが、そうでないのであれば、全員に好かれようとしなくても、あなたを大切に想う人は必ずいます。
大切な人と心の繋がりを持ち、関係性を育んで行くことにフォーカスしてみると良いのではないかと思います。
誰からも好かれようと思うことを手放してみると良いのではないでしょうか。
何か参考になれば嬉しいです。