「ちゃんと愛されてるはずなのに、なぜか不安になる」
「彼が優しくしてくれても、なぜか心が満たされない」
そんな感覚に、心当たりはありませんか?
恋愛において、相手との関係が近づくほどに
なぜか「不安」や「苦しさ」が強くなる——。
それは、単に“恋愛がうまくいっていない”わけではありません。

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。
もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学
今日も必要な方に届きますように。
恋愛になると、なぜかいつも不安になる
もしかしたらそれは、心の深いところでずっと満たされなかった「ある感覚」が、
恋愛の場面で刺激されているのかもしれないです。
「恋愛がうまくいかないのは、私の育ちのせい?」
そんなふうに感じたことがある方へ。
今回は【父親がいない女性の恋愛】をテーマに、火曜と金曜、全6回のシリーズでお届けします。
第3回は、
『父親がいない女性が恋愛で悩む本当の理由
~「寂しさ」だけじゃなかった、心の奥のしくみ~』
というタイトルでお届けしますが、これは実際に父親不在の家庭で育った女性に限らず、
「私も心当たりがあるかも…」と感じる方にも、きっと響くテーマです。
心の奥にあった小さな疑問や、ずっと言葉にならなかった気持ちに、そっと光をあてられるように—
最後までお付き合いいただけましたら嬉しいです。


“父親がいない”ことと、恋愛の悩みのつながり
父親が不在のまま育った女性は、
「男性ってどう関わればいいの?」という“肌感覚”が育ちにくいと言われています。
家の中に“男性”という存在がいないまま大人になった人にとって、
男性との距離感、頼り方、甘え方、信頼の築き方などを、自然に学ぶ機会が少ないのです。
たとえば
恋愛で少しでも距離ができると、「また見捨てられるかも」と心がざわついてしまう
わずかな優しさに心がすがるようになり、「この人しかいない」と依存してしまう
それは、決して性格のせいではありません。
あなたの“心の土台”が、少し揺れやすくなっているだけなんです。
本来であれば、幼いころの家庭のなかで、
✔ 男性に守られる感覚
✔ 存在そのものを認めてもらう体験
✔ 無条件に「大事だよ」と言ってもらえる安心感
そうした経験を通して、
“私は愛されていい存在なんだ”という自己感覚が育っていきます。
でも、その機会が少ないまま大人になると、
恋愛という場面で、はじめて「愛されたい」「必要とされたい」という想いが爆発して溢れ出るのです。
だからこそ、恋が始まると、感情が大きく揺れすぎたり、
相手に合わせすぎたり、自分を見失ってしまうこともある。
それは弱さなんかじゃなくて、
あなたが“本当はずっと欲しかった愛情”を、ようやく取りにいこうとしている証なんです。


なぜ恋愛になると、あんなにも“求めすぎてしまう”のか?
恋愛になると、どうしてあんなにも「求めすぎてしまう」のでしょう。
ふだんは冷静なのに、相手の言葉や態度に過剰に反応してしまったり、
ちょっとLINEの返信が遅いだけで、急に不安が押し寄せてきたり。
「重いと思われたらどうしよう」
「また嫌われるんじゃないか」
そんなふうに自分を責めながらも、
それでも心のどこかで、もっと愛してほしい、もっと必要としてほしいと願ってしまう。
■ 抑えてきた想いは、ふいに溢れる
実はこの“求めすぎる感情”は、
恋愛によって突然生まれたものではないのです。
小さな頃からずっと、「愛されたい」「必要とされたい」と願っていた気持ち。
でも、その想いを伝える相手がいなかったり、
伝えても受け取ってもらえなかったりして、
いつの間にか心の奥に押し込んできた——そんな“長年の抑圧”が、
恋愛という「愛をやりとりする場面」で、一気に噴き出してしまうのです。
恋愛は、ただの人間関係ではありません。
それは、唯一「私だけを見て、私だけを大切にしてくれる存在」に出会えるかもしれない関係。
だからこそ、「やっと出会えた」「やっと私を見てくれる人かもしれない」
そんな期待がふくらんで、抑えていた感情のフタが開いてしまうのです。
本当は幼いころから、ずっと心の奥にあった願いなんですよね。
でも、たとえば父親がいない家庭で育った場合、
“愛してくれる男性”という存在がそもそも身近にいない。
すると子ども心にこう感じるようになる:
男の人はすぐいなくなる
求めても、応えてもらえない
つまり、「男性からの愛情を求めても報われない」という“痛みの記憶”が、
無意識のうちに心に刷り込まれていく。
すると、その気持ちは「欲しいけど、どうせ無理」って感じで
心の奥にぎゅっと押し込められるようになるんです。
それでも人は本能的に愛を求める生きものだから、
その願いはずっと、心の奥のほうでで小さく小さく灯り続けているんです。
■ “求めすぎる恋”は、あなたの心のSOS
誰かを好きになったはずなのに、
気がつくと“愛されること”ばかりを確認しようとしていたり、
「どれだけ好かれてるか」が気になって仕方なくなったりすること、ありませんか?
そんなとき、あなたの心は静かにあなた自身にこう訴えているのかもしれません。
「ねぇ、私って愛される存在なんだよね?」
「お願い、ちゃんと好きって思ってて」
って。
それは、
あなたが弱いからではありません。
依存的だからでもない。
むしろ、長いあいだ自分の気持ちを我慢して、
ちゃんと愛されることを諦めてきた「強い心」の裏返しだったのかもしれません。
恋愛って、「特別な人と、特別な関係を結べるもの」だからこそ、
子どもの頃には得られなかった、
“愛される体験”を取り返せる場所に見えるんですよね。
でも残念ながら、恋愛相手はあのいなかった「お父さん」じゃないんです。
「お父さん」じゃないからこそ、築けるパートナーシップなんです。
安心できる恋愛のはじまりは、「自分の想いに気づくこと」
“求めすぎる”恋愛から抜け出す第一歩は、
誰かに証明してもらう前に、「私が私を信じてあげる」ことです。
「愛されたい」と思った自分を責めないで。
「不安だな」と感じたその気持ちを、否定しないで。
それは、心があなたに送っているSOSではなく、“希望”かもしれません。
「ちゃんと大切にされたい」
「もう、ちゃんと大切にされてもいいのかもしれない」って。
恋愛は、あなたの価値を試す場所ではなくて、
あなたが安心して心を開ける関係を育てていく場所。
そのはじまりはいつだって、自分との繋がりからです。
焦らなくていい。
心の奥の想いにそっと気づいてあげることから、すべてが変わっていきますよ。
次回予告
次回は、「愛される私を証明したい」という想いが、なぜ恋愛で強くあらわれるのか。
その根底にある、“届けられなかった想い”について、心の深いところから紐解いていきます。
お楽しみに!
この【父親がいない女性の恋愛】シリーズは、毎週火曜と金曜、全6回のシリーズでお届けしています。
あなたに届けたいメッセージ




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