好きな人ができて、彼も私のこと、嫌いじゃなさそう。もしかして、彼も私のことを好きでいてくれるのかも!そんな嬉しい恋愛のスタート。最初の3か月くらいは、ドキドキしながらも、彼もとっても優しくて、私を気遣ってくれて、私よりも彼の方が一生懸命になってくれているような気がして、とってもハッピーな毎日だけど…
そう、3か月目ごろから、いつも私の恋愛には暗雲が立ち込めるのです…
そんな恋愛を毎度しているのであれば、何かをしなきゃ私は好かれない、という思い込みの元、「好かれるためにはあれをしなきゃ、これをしなきゃ」と、自分に無理をさせているのかもしれません。そのままのあなたでは、足りない、って思っていませんか?
好かれるためには頑張らなきゃいけないワタシ
ワタシの心の中
大好きな彼と、お付き合いできるようになった。あんなに素敵な人が、私のことを好きになってくれた!
こんなに嬉しいことって、ありませんよね。ドキドキワクワク、毎日がバラ色に染まります。「おはよう」のメッセージが朝届くだけで、顔がニンマリしてしまったり、「今日も1日頑張ろう!」なんて言われちゃったら、それだけで1日のパワーチャージができちゃうくらい、通勤途中もルンルンですよね。
平日はお互い仕事が忙しくて会えないけれど、週末は何しよう?どこに行こう?お天気が良かったら、外でデートが良いかな~、お家でデートものんびり、ちょっとラブラブモードでそれも良いかも~!
そんなハッピーな毎日も3か月目頃から、なんだかちょっと空気感変わってきた?なんて感じ出す頃だったりします。
なんだかメッセージもちょっと前より減ってきた?デートも彼が、ここはどう?あそこもいいね、なんて言ってくれていたのに、なんか最近面倒になってきたの?なんだか前とテンションが違うよね?
あ~、またなの?私の恋愛って、いつもこの3か月目頃から、なんかギクシャクし始める。
私のこと、嫌いになったのかな?
誰か他に好きな人でもできちゃったのかな?
あ~ん、はしゃいでた私がバカだった…今度こそ嫌われないように頑張ったのに~!
メッセージが来たら、頑張ってすぐ返したよ?あぁ、でもすぐ返したのがいけなかったのかな?1時間とか2時間とか、ほったらかしにした方が良かったのかな。
お家デートの時は、彼のお家でごはんも作ったよ。掃除もしたよ。お家に呼んでくれたんだもの、そのくらいしなくちゃだよね?あぁ、でもそれがいけなかったのかな?美味しくなかったかな?捨てちゃいけないもの捨てちゃったかな?ウザかったのかな?
家まで送ってくれようとしたけど、そんなお手間はかけられないと思って、断ったよ?私が彼を嫌ってるって思われちゃったのかな?ウソでしょ~!そんなわけないのに~!
あ~、でも、なんか嫌われないように頑張るって、実は結構疲れるのよね…。彼のことは好きだけど、会いたいけど、会った後は家に帰ってきて、どっと疲れがでる。
はぁ…私、何やってるんだろう…。
彼にはこんな風に見えているあなたの姿
好かれるために頑張らなきゃいけない。そう思っている時って、頑張らなきゃ私なんて好かれない、って思っている裏返しです。ということは、何も頑張らない私は、好かれない、足りない、ダメな私、ってことですよね。
自分自身をそう評価していると、確かに彼の前では必死に好かれる自分を演じなきゃって思ってしまいます。
そんなあなたは、彼から見ると、とてもとても一生懸命な姿に映るでしょうね。
一生懸命過ぎて、息切れしているあなた。
彼からすると、こんな風に見えてしまっているのかもしれません。
大好きな女性が、以前はとてもキラキラして輝いて見えていた。でも、僕の願いが叶って、彼女とお付き合いできることになった。僕の彼女になってくれた。こんなに素敵な彼女が僕にできるなんて夢のよう。彼女を大切にしよう、彼女を幸せにしてあげよう、彼女が笑顔でいられるように頑張ろう!そう思っていたのに…なんだか彼女は僕と一緒にいるようになって、笑顔が減っている気がする。なんでだろう?なんだか、疲れているのかな?いろいろしてくれるのは嬉しいんだけど…もしかして、僕が彼女を疲れさせてしまってる?僕のせいで彼女は疲れているのか?
メッセージを送ったら、次の瞬間返事が返ってくる。最初は嬉しかったけど、なんだか続きを待たれているようで…ごめんね、僕もこれから仕事だからすぐには返せない。
家でデートだと、なんだか家政婦さんのごとくいろいろやってくれちゃって、ありがたいけど…働かせているみたいになってるな…ゆっくりしてくれたらいいのに。
家まで送ろうかって言ったら、全力で拒否された。なんでだ?
なんかよくわからないけど、僕といても楽しくないのかな?あの笑顔が見れるだけで癒される~、って思っていたのに、最近はそんな笑顔も無い。僕じゃ彼女を幸せにはできないってことなのか?
男女の違いってナニ?
男女の違いを知ってみよう
頑張らなくては好かれない、そんな風に思ってしまう理由の1つに、男女の違いがあったりします。
人は皆それぞれ違う個性がありますが、大まかな傾向として、男性と女性で望むこと、好ましいと思うことが違うことがよくあります。
病気になったら…?
女性の多くは、自分が病気になったとしたら、パートナーが心配して看病してくれたりすると、嬉しい、愛されている、と感じやすかったりします。
一方、男性は、病気になったら1人で寝かせて欲しい、甲斐甲斐しく看病されるより、ほっておかれた方が良い、なんて思うタイプが多い傾向にあったりします。
すると、女性は自分が看病してもらえたら嬉しいと感じるので、彼に対しても甲斐甲斐しく看病しようとしたりします。それが愛情の示し方だと感じるわけですよね。
逆に男性は、自分だったらほっておかれて、とにかく1人で休ませてほしい寝かせて欲しい、と思うので、彼女が病気になっても甲斐甲斐しく看病しなかったりするんです。それが彼女も喜ぶだろうと感じるからです。
喧嘩をした時は…?
似たような状況で、喧嘩をした時があります。
女性は、彼と喧嘩をして、「もういい!ほっといてよ!」なんて部屋を飛び出したとしたら、彼が追いかけてきてくれるのを望みませんか?私のこと好きなら、追いかけてきてくれるでしょ!?って感じるんですね。逆に彼が出て行ってしまったなら、自分が彼を追いかけるだろうから。
でも彼は、何故か追いかけてきてくれない。なぜなら男性は、喧嘩をして自分が部屋を飛び出したのであれば、1人で頭を冷やしたい、と考えるんです。愛しているとかいないとか、関係なく、追いかけて来られても、男性は困るんです、自分の頭が冷えていないので、喧嘩が余計に酷くなる、と感じるから。だから、彼女が出て行っても、男性は彼女の意思を尊重して追いかけないんです。むしろそれが男性の愛情だったりします。
そして追いかけない男性は、女性から後でまた責められますよね、「なんで追いかけてきてくれなかったのよ!私のこともう好きじゃないの!?」って。男性からしてみると、意味がわからない状況になっているんですね。
それ、あなたのせいじゃないかも!?
私だったらこうするのに、なんで彼はこうしてくれないの?
そんな疑問、男女の場合だとことごとく一致しない、お互い考えていることが正反対であったりするケース、とても多いんですね。
そんな時、たとえば彼と喧嘩して、あなたが家を飛び出しても、彼が追いかけてきてくれない、となると、「追いかけてきてくれるのが当然でしょ!」という思いが強ければ強いほど、あなたのガッカリ度は上がりますね。
ただガッカリするだけならまだ良いんです。でもここに、「やっぱり私だから、彼は追いかけてこないんだわ。」っていう想いが乗っかってしまうと、それはもう全然違う世界でコミュニケーションすることになってしまうので、話が通じない、気持ちが通じない、だけじゃなく、やっぱり私は好かれていないんだ、という気持ちが一気に膨れ上がるんです。
でもその思い込み、もしかしたら、正反対かもしれませんよ。
愛されていない、好かれていない、どころか、彼の、大切なあなたを尊重する彼なりの愛情表現なのだとしたら…?
好かれない・足りない、って思ってしまう理由
1. ベーシックなルーツ
赤ちゃんは、何もしなくても、そこにいるだけで、可愛がられ、愛おしがられ、大切にされますよね。私たちにもそんな時代があったんです。
しかし成長していく中で、そこにいるだけでは、可愛がられない、愛おしがられない、大切にされない、と思うようになります。それは、親が子どもを躾るため、「これをしなさい」「あれをしなさい」「これはダメ」「早くしなさい」「もう、どうしてできないの?」なんて、言葉が飛んでくるようになるからです。
それは決して、子どもを嫌っての行動でも無ければ、ダメな子だと思っているわけでも無いんですよね、本当は。親が親として、自分の子がこの先上手く社会で生きていけるように、少しでも苦労しないように、そんな想いでするのが躾ですよね。
だから子どもも、嫌われているわけではない、そんなことはわかってはいるけれど、やはり親には褒められたいし、良い子だと思われたい、可愛がられたい、愛されたい、そんな想いを抱きます。それだけ親が大好きなんですよね。
そして、親に褒められるためには、お手伝いをしたらいいんだ!我慢して大人しくしていたらいいんだ!テストでいい点を取ればいいんだ!嫌いなものも我慢して全部食べればいいんだ!というような、褒められるための手段を見つけるんですね。
そんな褒められるための手段が、親だけではなく、自分が好かれたい人に対して、大人になってもずっと無意識にやり続けてしまう、というパターンを作り出してしまったりします。
2. こんなケースも
最初に挙げた、ベーシックなルーツ、というのは、誰にでも当てはまるような、多かれ少なかれ持っているであろう、好かれるためには頑張らなきゃ、という思いの元です。
その他、いくつか、ケースバイケースで取り上げてみたいと思います。
褒められた記憶が無い
厳しい親だと、出来たことを褒める、よりも、出来ないことを指摘することの方が圧倒的に多いかもしれません。きっと、その親も、親自身が褒められた経験が少なければ、出来ない指摘の方が多くなっても決しておかしくはありません。
褒められる経験が少ないと、褒められることに慣れていないですし、自動的に、自分が褒められる、好かれる、評価される、という感覚よりも、今の自分では足りない、頑張らなければダメだ、と思う気持ちの方が大きく自分の中に存在しているのではないでしょうか。
条件付きでしか褒められなかった
テストで100点取れば、よくやった、なんて言われたとしても、80点、90点では、なぜ100点が取れなかった?なんて言われてしまうと、やはり自分は足りない、頑張れない自分はダメだ、と思う感覚が強くなってしまうかもしれません。
過干渉の親だった
親が過干渉だったりすると、自分でいろんなことを決める、という経験がとても少なかったりします。親が決めてくれる。自分に選択肢はない。親が与えてくれる。
自分で何かを決める経験が少ないと、誰かが決めてくれる、誰かに決めてもらわなければ自分では決められない、という気持ちが強くなってしまうことがあります。そうなると、自分という存在が、いつも1人じゃ何もできない、と感じてしまうんですね。
自分自身にも自信が持てないから、もちろん自分がすることにも自信が持てなくなります。そうすると、自分が素敵な存在だ、なんて感じられないので、嫌われないようなんとか頑張らなきゃ、と感じてしまうんですね。
親に甘えられなかった
逆に、親が忙しかったり、下に兄弟がいたりして、親に甘えたくても甘えられなかった子供時代を過ごした場合、「妹は可愛がられていたけど、姉の私はほったらかしにされていた」なんて不満が溜まっていたりすると、そんな妹と自分を比較して、私は愛されていない、私はダメな子なんだ、なんて想いを抱くこともあります。
親に甘えられなかった分、彼には甘えたいニーズがどっと出てきたりするんですよね。でも、今更どう甘えて良いのかもわからない。そもそも甘えたら嫌われる、なんて思っていることも多々あります。だから、嫌われないように、あれをしてこれをして、と、頑張る。
この、嫌われないように頑張るやり方は得意だったりするんですよね。だから見事に上手にできちゃうんですけど、本当は甘えたい、っていう、自分の気持ちが押し殺されているので、上手にこなす自分は好かれるけれど、これをやめると嫌われるんだ、と誤解して、好かれるための頑張りをやめられなくなってしまいます。
自分の価値、ありのままの自分の魅力を知ってみよう
自分で自分をディスカウントしてしまう癖がついていると、相手の反応がどれもこれも、自分のせい?って感じてしまう、ということがあります。
先ほど男女の違いの中で書いたように、喧嘩した時に、私が部屋を飛び出しても彼は追いかけてきてくれない。「やっぱり私のことなんて彼にとっては大切な存在じゃないんだわ」と感じてしまったり、私が病気になっても彼は外へ出掛けて行った。「病気の私ですらもほったらかしよね。心配すらされないんだわ。」と感じてしまったり。
私にはそれほどの価値が無いから、彼はこんな扱いをするのよね。
そんなことを自動的に感じてしまったりするわけですよね。
嫌われたくない、そう感じている時の前提は、「自分は嫌われるに違いない!」という確信めいたものが大きく自分の中にあるんです。
でも、あなたは本当に嫌われるんでしょうか?嫌われる要素ばかりなのでしょうか?
親が躾をする時、親はあなたの未来が少しでも良いものになるように、教えるんですよね、あれやこれや。それって、あなたがあなたの人生で少しでも困らないように、愛されるように、とすることですよね。あなたを愛する想いがあるからこその、親の躾、ですよね。
あなたを素敵だと思った彼だからこそ、あなたともっと近づきたい、もっと親しくなりたい、そう思ったんですよね。嫌い、どころか、真逆の「好き」ですよね。
あなたがあなた自身にしている評価と、周りがあなたにしている評価、どうも違うっポイですよね。
あなたは、嫌われるのではなく、好かれるんです。愛されるんです。そんな要素をあなたはたくさん持っているんです。
だってそれだけ、嫌われないように頑張っているってことは、その相手の事が大好きなんですよね。それほどまでに大好きでいてくれるって、その大元にあるあなたの気持ちを知ったら、彼はどれほど嬉しいのでしょう。
それが本来のあなたの魅力なんです。とても愛情深くて、大好きな人のために、必死で頑張れる、っていう、あなたの魅力。
そんなあなたに愛されている彼は、あなたをもっと大切にしたいって、感じますよね。あなたをもっと笑顔にしたい、って思いますよね。その彼の思い、受け取ってみませんか。
嫌われることを怖れるより、彼の隣で、最高の笑顔でいる。
そんなあなたを、きっと彼は手放そうなんて思わないんじゃないでしょうか。
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