「大丈夫、大丈夫。私は平気だから」
その言葉を、今日だけで何回口にしましたか?

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。
もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学
今日も必要な方に届きますように。
● 仕事の締切が重なっても「大丈夫です、やります」と笑う。
● 家族が困っていれば「大丈夫、私がなんとかするよ」と背負う。
● 本当は疲れているのに、誰かに頼まれたら「大丈夫」と引き受ける。
周りからは“頼れる人”“しっかり者”と呼ばれるあなた。
けれど、夜ベッドに入ると突然涙がこぼれてくることはありませんか?
今日は「私は大丈夫」が口ぐせになっているあなたに、本当は気づいてほしい心のSOSをお届けします。
頑張りすぎる人
たとえば、仕事に育児に親の介護まで一手に引き受ける女性がいたとします。 職場でも家庭でも頼られ、周囲からは「本当にしっかりしてるね」と称賛される。 本人もそれに応えるように、「大丈夫」「平気です」と口にして、どんなに疲れていても無理をして頑張る日々。
ところがある朝、急に起き上がれなくなった。 体が動かず、病院に運ばれた結果、診断は「過労による心身の限界」。
ベッドの上で彼女は、ふと気づくのです。
「私、大丈夫じゃなかったんだ」
これは特別な誰かの話ではありません。
このように限界を迎えるまで“がんばり癖”に気づけない人は、実は少なくないのです。
なぜ“本当は大丈夫じゃない”のに大丈夫と言ってしまうのか?
1. 我慢癖──幼少期に身についた生存戦略
子どもの頃、「泣くな」「我慢しなさい」「そんなことで怒らないの」と感情を抑え込まれた経験があると、自分の気持ちを外に出すことは“悪いこと”だと感じてしまいます。すると、怒りや悲しみといった感情が心の中にどんどん溜まり、それを“我慢”することが愛されるための方法になってしまうのです。
「我慢していれば迷惑をかけずに済む。だから私は平気なフリをする」
大人になってからも無意識に「感情を見せたら嫌われる」「わがままだと思われる」と感じて、自分の本音を押し込める癖が抜けないままになっていることがあります。
2. 自己犠牲──“いい人”スクリプトの罠
人の役に立てると嬉しい。
感謝されると存在価値を感じられる。
そんなふうに感じるのは優しさでもあり、同時に「自分の価値は役に立つことでしか証明できない」という思い込みから来ていることも。
「誰かのために頑張っているときだけ、自分には意味がある気がする」
断れない、
頼まれると頑張ってしまう、
その背景には「自分のことより人のことを優先しなきゃ」という“いい人”スクリプトがあります。
こうして本当は疲れているのに休めず、心のエネルギーが枯渇していってしまうのです。
3. 心の限界サインを無視するクセ
本当はもう限界だと、身体はサインを送っています。
朝起きるのがつらい、
何でもないのに涙が出る、
イライラが止まらない
そんな症状は、心が「助けて」と叫んでいる証拠です。
でも、「大丈夫」が口ぐせの人ほど、これらのサインを「気のせい」「甘え」だと自分に言い聞かせてしまうのです。
「これくらいで弱音を吐いちゃダメ」
「もっと大変な人もいる」
そうして限界を超えてまで頑張ってしまい、心も体も動けなくなってからようやくSOSに気づく。
こんなケースは少なくありません。
心の限界サインチェックリスト
些細なことでイライラし、自己嫌悪になる
好きだったことに興味が湧かない
休日でも仕事のことを考えてしまう
ふとした瞬間に涙が出る / 深くため息が出る
笑顔が作れなくなる / 声のトーンが下がる
物事に集中できなくなる / うっかりミスが増える
頭痛・肩こり・胃の不調など、身体の不調が続く
人と話すのが面倒に感じる / 孤独を感じる
SNSを開いても心がザワザワするだけで満たされない
3つ以上当てはまったら、黄色信号。まずは立ち止まりましょう。
こんなサインは見過ごしがち
予定が詰まっていないと不安になる
やるべきことが終わっても気が休まらない
休むことに罪悪感がある / 休んでも心が休まらない
「楽しいはず」なのに、どこか気持ちがついてこない
食べすぎ / 食欲がわかない / 甘いものを無性に欲する
自分の感情がわからない / 喜怒哀楽が鈍くなる
人との関係性に現れるのはこんなサイン
誰かと一緒にいるのに、ひとりぼっちのように感じる
人にイライラしやすくなる / 言いすぎて後悔する
逆に、言いたいことが言えなくなって黙り込んでしまう
なんとなく人と距離をとってしまう / 会いたくなくなる
褒められても「どうせお世辞」と受け取れない
親しい人にさえ本音を隠してしまう
これらのサインは、表面上は「普通」に見えても、心の中ではSOSを出している状態です。
3つ以上当てはまる方は、すぐに何かを変える必要はありませんが、「少し、自分に優しくしてみること」から始めてみてください。
心を緩める許可を、自分に出そう
「私は大丈夫」と言い続けてきたあなたへ。
それはきっと、誰かのためにいつも頑張ってきた証。
自分よりも、まわりを優先してきたやさしさの表れ。
でも、本当は気づいているんじゃないでしょうか?
最近、ちょっと疲れている自分に。
そんなあなたに、今すぐできる“小さなステップ”をお伝えします。
どれも簡単だけれど、ちゃんと「心に効く」ものばかりですよ。
Step 1:深呼吸で「今、ここ」に戻ってくる
まずは、何もせずに、静かに深呼吸をしてみましょう。
鼻からゆっくり吸って、口から細く長く吐き出す。
たったこれだけでも、身体と心に「安心していいよ」と伝えることができます。
Step 2:好きな飲み物を“ちゃんと味わう”
お茶でもコーヒーでも、なんでも構いません。
いつもより少し丁寧に、香りや温度を感じながら飲んでみましょう。
「この時間は、自分のための時間」
そう思うだけで、心のスペースがじんわり広がります。
Step 3:「疲れたな」と誰かに言ってみる
信頼できる人に、ほんのひと言でも構いません。
「今日はちょっと疲れちゃった」と口にしてみる。
それは、あなたが自分に優しさを向けた最初の一歩です。
そして、意外と人はあなたを責めたりしないものです。
Step 4:今日は、“しない”を選んでみる
いつもなら無理してやってしまうことを、今日はひとつだけ手放してみましょう。
掃除をしない、返信をすぐしない、完璧を目指さない。
「今の私は、これでいい」と自分に言ってあげる練習です。
Step 5:自分をねぎらう言葉をかけてみる
「よく頑張ってるね」
「大丈夫、ちゃんと前に進んでるよ」
こんなふうに、自分自身に語りかけてみてください。
誰よりも厳しかった自分自身から、やさしい自分自身へのバトンタッチです。


最初はぎこちなくて当たり前。
でも、心を緩める時間を重ねていくと、不思議と他人にもやさしくなれます。
それはきっと、あなたの中にあった穏やかな愛情が、また流れ出してくるから。
まずは、小さなところから。
あなたのペースで大丈夫。
「心を緩めることを、自分に許していいんだ」
そう感じられる時間が、少しずつ増えていきますように。
あなたに届けたいメッセージ








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