「会いたい」
その一言が言えないだけで、恋愛って苦しくなってしまいますよね。
本当は彼に会いたい。
声が聞きたい。
LINEの返信が遅いと不安になる。
もっと一緒に時間を過ごしたい。
だけどその気持ちを素直に言えなくなる。
「忙しいのに迷惑かけちゃうよね」
「こんなこと言ったら重いと思われるんじゃ…」
「面倒な女だって、嫌われたらどうしよう」
そうやって言葉を飲み込んで、
笑顔で平気なふりをしてしまう。
すると心の中には、
言えなかった本心だけがずっと残ったままになってしまいます。

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。
もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学
今日も必要な方に届きますように。
「受け取りたいのに受け取れない」矛盾に苦しむ
ある女性がこんな相談をしてくれました。



彼にもっと会いたい、って言いたいのに言えないんです。
迷惑になりたくないし、
負担をかけちゃいけないって思ってしまって…
だから自分からは絶対に言えません。
言えずに、それでもいいや、って思えていたら、そもそもご本人の負担にはなっていないんですよね。
問題は、たった一言「会いたい」って言えない。
それがとても辛い、
必死で我慢して胸の奥に閉じ込めているからこそ、
彼女自身がこんなに苦しいんですよね。
本当は、彼女の願いはとてもシンプルなんです。
「会いたい」
「もっと一緒にいたい」
「大事にされてるって感じたい」
「愛されてるって感じたい」
それだけなんです。
…なのに…言えない。
なぜこんな苦しさが生まれるのでしょう?


無意識の中にある “ある思い込み”
自立系の人、言い換えると、罪悪感ベースで生きてきた人は、
心の奥底にこんな無意識の公式を持っていることがあります。
自分が受け取る=誰かを犠牲にさせること
だから、
- 会いたいと言う=相手の時間を奪ってしまう
- LINEほしいと言う=相手の自由を奪ってしまう
- 大切にしてほしいと言う=相手に負担をかけてしまう
…と錯覚してしまうのです。
その結果、
「求める=奪うこと」
という式が頭の中で成立してしまうんです。
だから言えない。
お願いできない。
受け取れない。
だから苦しいのです。
なぜそんな公式ができてしまうのか?
大きく3つの背景があります。
【① 幼い頃、欲求を出すと負担をかけると言われた】
「わがまま言わないで」
「忙しいんだから黙ってて」
「迷惑かけないで」
「泣かないの」
そんな言葉や空気の中で育つと、子どもは学びます。
“私の望みは誰かを困らせるものなんだ”
そうして我慢して、親に頼らず自分で何とかしようと自立していくんですよね。
だから大人になっても、
望みが湧いた瞬間、自分で何とかしようと思うんだけれど、
パートナーに対しては、
今まで我慢していた分、
「親はくれなかったけど、私を愛してくれているはずのこの人ならくれるんじゃない?」
って感じるんです。
だから欲しい気持ちが大きくなるんだけれど、
いざ自分の望みを伝えようって思うと、やっぱりあの時のように
「また私の望みで困る人が出ちゃうってことなんじゃ…?」
って、罪悪感がセットで押し寄せてくるんです。
だから、自立系の人は “受け取りたいのに受け取れない” という、最も苦しい矛盾を抱えるんです。
【② 受け取ると「返さなきゃいけない」と感じる】
好意を受け取ると、
返せなかったときに嫌われるのが怖い、というのもあります。
受け取る=借りを作る=危険
だから、愛を受け取る前に、自分が与える側にまわる。
頑張りすぎる。
笑って大丈夫なフリをする。
でもこれって、例え自分が与える側に回っていたとしても、本当に与えたくて与えていると思いますか?
きっと「我慢」の上に成り立つ「与える」という行為になっていますよね。
受け取ることで借りを作るのなら
自分が与える側に回って借りを作らない方法を選ぶ!
ってことになっていますものね。
要するに、自分がいつも与える側に回っている人にとっては
「与える」ってことが、心から与えたくて、というよりは
自分の身を守るための「与える」っていう行為になってしまっているのかもしれません。
言葉を変えると、自己犠牲の上に成り立つ「与える」という行為。
そうだとすると、自分が受け取る側に回るときには
相手も同じように犠牲心で与えてくれている、と感じてもおかしくないわけですよね。
だから、それはお返しをしなくては大変なことになる、と自動的に感じてしまうわけです。
【③ 自分の価値を「役に立つこと」で作ってきた】
- 役に立てれば愛される
- 頑張れば居場所がある
- 自分を犠牲にすれば嫌われない
そう信じて生きてきた人にとって、
受け取る瞬間こそ、価値が揺らぐ瞬間になってしまいます。
だから怖い。
だから無理。
だから逃げる。
本当は受け取りたいって頭では思うんです。
でも、自分の存在価値を揺るがすとしたら…
心は自動的に受け取り拒否をしても全くおかしくないと思いませんか?
役に立たない自分はもう用無しになってします
そんな自分に居場所なんてない
ただの迷惑な存在でしかなくなってしまう
もしもそんな風に心が自動的に感じてしまうとしたら
恐怖でしかありませんよね。
本当はただ “愛されたい” だけなのに
受け取れない人は、
何かを奪おうとしているわけではありません。
ただ、
「受け取ると誰かを傷つける」と信じているから、受け取れない。
だから苦しい。
だから恋愛がしんどい。
幸せを感じる前に、涙がこぼれてしまうんです。
受け取ることは奪うことじゃない。
会いたい、と言うことは、
相手の自由を奪うことではありません。
声が聞きたい、と伝えることは、
相手を苦しめる行為ではありません。
それは愛を循環させる行為です。
そして、
あなたが受け取ることは、相手の「与えたい気持ち」を尊重すること
なんです。
あなたに「会いたい」って言われて
相手が喜ぶって、想像したことありますか?
「会いたい」って思っててくれたんだ!
そんな風に望みを伝えてくれるんだ!
キミの役に立てるんだ!
って、あなたの望みが相手を喜ばせることができるんです。
受け取ることは、ただの受け身ではありません。
愛をつくり、育てる、能動的な行為です。
少しだけ実践のヒント
最初から大きなことを言う必要はありません。
まずは、小さな一言から。
「今日は声が聞けて嬉しかった」
「会えてよかった」
「また会えたら嬉しいな」
あなたの気持ちを乗せて、伝えてみてください。
それは要求ではなく、
愛を広げるための言葉です。
受け取る力は、少しずつ育てていったらいいんです。
最後に
あなたは、誰かの時間や愛を奪う存在じゃありません。
受け取っていいんです。
望んでいいんです。
愛されていいんです。
それはわがままなんかじゃなくて、
人として当たり前の願いなんです。
昔、確かに悲しい経験をしたかもしれません。
たくさん我慢して頑張ってきた時代がきっとあったはずです。
でも、今もそれを続けなけれがいけないのか…
状況があの時と今とでは、変化しているのではないでしょうか。
少しずつで大丈夫です。
受け取る力、一緒に育てていきましょうね。
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