恋愛が上手くいかない理由は、愛されることへの罪悪感が原因かも!?

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。

もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学

今日も必要な方に届きますように。

何が原因かわからないけれど、いつもいつも恋愛が上手くいかないんです!

そんな状態に陥っている人のわからなかった原因、それはもしかすると「愛されることへの罪悪感」かもしれませんね。

目次

罪悪感の裏側にあるもの

心のお勉強や、心を扱う際、定番のように出てくる言葉「罪悪感」。

よく聞く言葉だけど、なんか良くなさそうな、罪だとか悪だとかって感情なんだろうことはわかるけれど、私そんなに悪い事したかしら?なんて思いませんか?

この罪悪感、決して目の前の恋愛相手にだけあるものではないんですね。

人間である以上、罪悪感は多かれ少なかれ、私たちの心の中に存在する感情なんです。

逆に言えば、罪悪感があるからこそ、世の治安が保たれている、という側面もあるかもしれません。

これをしたらダメだよね、悪いことだよね。だからしないよ。
というように、罪悪感という感情を持ち合わせていなければ、極論かもしれませんが、人の行動は無法地帯になりかねません。

しかし、必要のない罪悪感を抱え過ぎていると、自分の生活に支障をきたすことも出てきます。

自分を幸せにしない、なんてとんでもないことをしてしまったりもするんです。

必要ないのに、罪悪感を抱え込んで、自分を罰しようとしてしまう。一体誰に対して、何に対して、そこまで悪いことをした、申し訳ないと思っているのか。

そう考えると、罪悪感の裏側には、優しさが存在している、と考えることもできるかもしれませんね。

愛し愛されたい

私たちは、誰しもが愛されたいと思うものではないでしょうか。愛されると嬉しいですよね。

しかし、忘れてはいけないのは、愛する、という側面。

私たちは、愛されたい、という想いは確かにありますが、それだけではなく、むしろ、愛したい、想いの方が強いのかもしれません。

大好きな人に、愛されたい、と思いますよね。
多くの場合、私がこんなに愛しているのに、あの人は私を愛してくれない、という不満を持ちます。

これをしている時、私がこんなに愛しているのに、という、「愛する」行為が、
「私はあなたを愛するから、あなたもちゃんと私を愛してくださいね。」
という、見返りを求める行為になってしまっているのです。

逆に「僕はキミをこんなに愛しているんだから、キミも僕をもっと愛してくれなきゃ!」なんて言われたら、なんだかすごく重く苦しい感じがしませんか?奪われているような、嫌な感覚になりますよね。

でも本来、そんな感覚を味わわせたいから相手を愛するわけではないはずなんです。

ただただ相手の笑顔や幸せを願い
相手のステキさや素晴らしさを認め
相手の存在に喜びと感謝を感じるからこそ
相手を愛することをしていますよね。

そして相手からも同じように、

ただただあなたの笑顔や幸せを願われ
あなたのステキさや素晴らしさを認められ
あなたの存在に喜びと感謝を感じてくれているからこそ
あなたは愛されている。

そしてあなたがもし、そんな風に愛されることに対して罪悪感を感じるのだとしたら

私はそんな風に愛されるには値しない、と感じている、ということ。

なぜあなたは自分が愛されるに値すると感じられないのでしょう。

愛していないと愛を受け取れない

大好きな人に、100本のバラの花束をもらったら、とても嬉しいですよね。
好きでもない人に、100本のバラの花束をもらったら、花に罪はないですが、受け取れない、と思いませんか。

好きでもない人からのバラの花束は、自分から相手に与える愛が無いので、受け取ることに気が引ける、気持ち悪く感じてしまうことすらあるかもしれません。

私たちは、愛している時、愛されると嬉しいですが
愛していない時、愛されても受け取れないんです。

自分からドアを開けた相手にはウエルカムで扉の中に招き入れることができますが
相手からこじ開けられたドアは必至で閉めようとするのと同じ状態が心でも起きているのです。

そしてこれは、目の前の恋愛相手にだけ起こっているわけではなく
実はもっともっと前の、私たちが幼かった幼少期からの影響だったりします。

父親・母親との関係性の中で、愛のやり取りのパターンは作られていきます。

父と母に対する思いとパターンが恋愛に

母親は女性にとって、大人の女性像になります。

しかし、母親に対して、わだかまりや心の葛藤があると、こんな女性にはなりたくない、と思う気持ちが出てくることがあります。

その気持ちが、大人の女性になることへの抵抗心になると、大人の女性にはなりたくない、という無意識が働いたりします。結婚も出産も、大人の女性の象徴の1つです。頭では望んでいたとしても、心は大人の女性になりたくない想いを抱えていますから、結婚も出産も遠ざける、というようなことをすることがあります。

また、父親に対して、わだかまりや心の葛藤があると、こんな人をパートナーには選びたくない、という気持ちを抱えることになります。すると、パートナーの要素として除外したい部分ばかりが浮かぶんですよね。
○○しない人。
○○ではない人。
それだけ、○○という、除外したい部分ばかりフォーカスしていることになり、結果、そんな要素を持つ人ばかりを選んでしまう、なんてことが起こったりします。

お父さんが大好きなファザコン女性に見られるのは、お父さんを大好きが故に、お父さんをちょっと上の方に位置付けてしまうんですね。そうすると、お母さんはお父さんよりも下になる。心の錯覚として、自分もお母さんよりも上にいるような気分になる、なんていうことが起こったりします。

お母さんを助けてあげなきゃ、とか、お母さんは弱い存在、と感じたりするケースがあります。

そうすると、本当は子どもだからお母さんに甘えたい、という気持ち。
その反面で、お母さんは弱いから、頼りにならない、という自分がお母さんよりも上に立っているような感覚になったりする。
すると、お母さんを嫌っているわけではないけれど、なんだか上手に距離を縮めることができなくなってしまう、ということが起こります。

こうなると、本当は近づきたいのに近づけない、という、親密感の葛藤を抱えますね。距離を縮めることに怖れの感情を感じやすくなるのです。

大人になって記憶に残ることは
決して愛されていないわけではないけれど、欲しい愛情が貰えなかった、という不満が大きく存在していたりするんです。

欲しい愛情が貰えなかった、という不満がある時、私たちは相手に感謝をすることって難しいんですね。
誤解なんですけど、感謝をすると、なんだか負けたような気になってしまったりするわけですよね。

感謝ができない、感謝したくない、という時、相手に心の扉を開いている状態では無いんです。
要するに、愛していない、という状態に心がなっているのですね。

すると、愛していない時に愛されても、上手に愛を受け取ることができない、という状態ができてしまいます。

こんなパターンが、パートナー相手に、パターンとして同じ働きを自動的に繰り返してしまうんです。

本当に愛されていないわけではなかった、と、わかってはいるものの
なかなか手放しで愛された、と喜べない、ちょっとひねくれて拗ねちゃった小さい時の自分がまだ心にいるんですね。

もう一度、自分から扉を開こうと思った時、
あなたが思いもよらない方法で、スーッと、愛が流れ込んでくるかもしれませんよ。

もう一度、愛そう。
そう思ってみてみてください。

あなたには、素敵な幸せな恋愛がお似合いのはず。

いつでもお手伝いいたします。
良かったら、お話し聞かせてくださいね。

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