恋愛の不安がつらすぎるのはなぜ？考えられなくなるのには理由がある

恋愛すると、不安でいっぱいになる。
特に、彼よりも私の方が好きな気持ちが大きいって時は不安しかない。

本当は恋愛って楽しいはずなのに、
不安でいっぱいの恋に苦しんでいるあなたが
少しでも安らぎを感じられますように。

うまく考えられなくなるのには、ちゃんと理由がある

どうしようもなく不安で、
考えようとしても、なぜか頭がまっすぐ働かない。
心ここにあらずで、目の前のことに集中できない。

そんな自分に、「なんで私はこんなに弱いの？」って責めたくなること、ありませんか？

でもそれは、あなたがダメなんじゃないんです。
ちゃんと、理由があるんです。

人は、大きな不安を感じたとき、
心が“いつも通り”の働きをやめてしまうことがあります。

それはまるで、心が「これは危ないかもしれない」って判断して、
考えることよりも、感じることや守ることに全力を注ぎ始めるような、そんな状態。

だから

・普段ならすぐにできることが、今日はどうしても手につかない
・やらなきゃって思ってるのに、気持ちが動かない
・言いたいことがあったのに、うまく言葉にならなかった

そんなふうに感じるのは、ごく自然なことなんです。

「ただの恋愛の悩み」なのに、心が追い詰められる理由

恋愛の悩みって、客観的に見れば「命に関わるほどのことじゃない」って思えるかもしれません。

でも、心のほうは
そう簡単に割り切れていないことが多いんです。

心の中ではお金の不安も、健康の不安も、恋愛の不安も、不安は不安、として認識しているんです。

だから、不安の大きい小さいは感じても、カテゴライズされていない状態なんですね。

たとえば、
「彼から連絡が来ない」
「彼に冷たくされた」
「彼に嫌われたかもしれない」

そんなほんの小さなきっかけでも、
心の中では、大きな不安が膨らんでいきます。

「このまま見捨てられるかもしれない」
「私のこと、もう必要ないのかもしれない」

そんな思いが胸いっぱいに広がると、
自分の存在が、ここにあっていいのかさえわからなくなる。

頭では「大丈夫」って思いたいのに、
心のどこかでは、必死に「つながりを失わないように」と踏んばっている。

まるで、命に関わるかのような、強い不安として。

恋愛の悩みは、たしかに“命に関わる問題”ではないけれど、
心にとっては、それと同じくらいに大きな痛みとして感じられることがあるんです。

だから、傷つくのも、立ち直れないのも、思った以上にしんどいのも、
全部、ちゃんと理由があることなんです。

「私が弱いから」
「私がダメなんだ」

そんな風に自分を責める必要もないし、強いとか弱いとか、そもそもそういう問題ではないんです。

そこにある理由は人それぞれ。
だから、その理由は、一度自分の中で理解して、痛みや傷があるところは癒していけると良いですよね。

不安に飲み込まれそうなとき、自分を守る考え方

恋愛で不安になったとき、
つい「どうしたら彼の気持ちが戻ってくる？」「どうしたら嫌われない？」と、

“相手”に意識が向きすぎてしまうことがあります。

でも本当に大切なのは、“今の自分”に意識を戻してあげること。

たとえばこんなふうに、自分に声をかけてあげてください。

「不安になってるね、苦しいよね。でも、大丈夫。今は安心できる場所にいるよ」
「私は今、自分を責めなくていい。これだけ心が動くのは、大切にしたい気持ちがあるからなんだ」

そんなふうに、自分の気持ちを理解してあげることが、心を守る第一歩です。

恋愛の中で感じる不安は、あなたの“心の感度”が高い証でもあります。
その優しさを、まずは自分自身に向けてあげるって思ってみてください。

誰かに愛されたいと願うあなたの心が、
まずはあなた自身に優しく抱きしめられますように。

今日はアメブロの「恋と仕事の心理学」担当の日でした。
こちらにも、恋愛の中で不安が大きくなってしまうお話しを掲載していますので、良かったら是非読んでみてくださいね。何か参考になると嬉しいです。