カウンセリングサービスの青山リナです。
カウンセリングや、感情を扱うことをしていると、「自分と繋がりましょう」なんて言う言葉を聞いたりしませんか?
「自分と繋がる」って、自分は自分なのに、なんだか変な表現だとは思いませんか?
私たちは、傷ついた心を抱えていたり、感じたくない感情を心に抱えている時、怒りを使って、その傷や感情に蓋をしようとします。
触りたくも無いし、触られたくもないですからね。
そんな怒りでさえも間に合わない、もっと押し込めておかなきゃ、誰にも気づかれないように、自分でさえもそんな痛みや感情を気付かないくらい、どこかへやってしまわなきゃ、と思うと、自分の感情を切り離す、なんてことをしてしまったりもします。
感情って面白いことに、振り子のように振れるんです。
悲しい感情があれば、嬉しい感情もあり
苦しい感情があれば、楽しい感情がある。
だから、
悲しい感情を無いことにしようとすると、嬉しい感情も薄れていってしまったり
苦しい感情を無いことにしようとすると、楽しい感情も薄れていってしまったりします。
不本意ですよね。
嬉しさや楽しさは、感じていたいですよね。
だから、私たちカウンセラーは、「自分と繋がりましょう」とお伝えすることがあります。
それは、悲しさや苦しさを抱えて生きなさい、ということではありません。
悲しさや苦しさは、できることなら少ない方が良いですよね。
でももし、その悲しさや苦しさだと思っていたものの中に、何か違う、素敵なものが、温かいものが、隠れているのだとしたら。
そんな、隠れた素敵なもの、温かいものを見つけることができたら
悲しかった想い出
苦しかった想い出
それはもう、あなたを傷つける、悲しさや苦しさではなくなるかもしれませんよ。
自分と繋がる
チャレンジしてみる価値は、大いにあるのではないかと思います。
全力で、あなたのお手伝いをさせていただきます。