カウンセリングサービスの青山リナです。
私の母は、私を産んでから離婚しているので、結果女手一つで私を育てることになりました。
そんな理由もあり、どこか男っぽさがある母で、
長い髪より短い髪の方が都合が良い
スカートよりズボンの方が都合が良い
なんていう思考が働いており、私も子供の頃からそんな枠にはめられていました。
髪も短く
スカートよりズボンをはかされたり
が、しかし、私はそれが大嫌いだったのです。
いつの頃からか、一生懸命髪を伸ばし、ズボンなんて一切はかなくなった、ということがありました。
でも、その影響か否か、女の子、としての自信、みたいなものが無かったのです。
私の中で女の子って、可愛らしくて、ふんわりしていて、儚くて、か弱くて、守ってあげたい、っていうイメージの存在だったのですが、私にはこれらの要素は一切ない！って感じていたのです。
女の子として、自分は底辺の存在だ、と感じていたのです。
子ども時代「女の子」ができなかった、
泣き言を言うことを許されない環境だった
しっかりしなくちゃ、と思わざるを得ない環境だった
守ってくれる人がいない環境だった
強くならなきゃ、と思わざるを得ない環境だった
などなど
子供の頃から男性性を強化して生きてくる必要があった場合
とても自立的な育ち方をすることになります。
そうすると、学校でリーダーっぽい存在になったり、仕事で成果を上げやすかったり、ビジネスで成功したり、という部分では比較的才能を発揮しやすかったりするのです。
とても頑張り屋さんなのですよね。
でも、パートナーシップを築く時、男性性が強いので、パートナーの男性と競争してしまうと、相手の男性を結構な確率で叩き潰してしまう、ということが起こります。
すると、実際の問題として、パートナーの男性が浮気する、暴言が多くなる、関係性が長続きしない、なんていうことが起こってしまったりします。
本来、男性性が高く育っている場合、女性性も同じくらい高く存在しているのです。
しているのですが、今まで活用してこなかったので、自分ではそこに自信が持てなかったりするのですよね。
このような問題が起きている場合、必要になってくるのが、女性性、なのですが、社会的地位の観点から見る、大人の女性の部分は、男性性を通してある程度周りからも認められたり、自分でもそこそこ自信を持てる部分であるのですが、
可愛らしさ
ふんわり感
儚さ
か弱さ
守ってもらう（人を頼りにする）
という部分では、とても抵抗が出てきたりします。
自分の中に、そんな感覚があると良いな、と思う想いや、そんな風に扱われたいというニーズはゼロではないと思うのです。でもそれを表現することに対する抵抗感がとても強くでてしまったり、逆に、ニーズになってしまって相手にぶつけてしまい、全然受け入れてもらえない、という腹立たしさを抱える、なんてことが起こったりします。
自分の中の「女の子」を見つけて大切にしてあげる、っていうことを、ちょっと意識してみてもらえると良いかな、と思うのですね。
そこにちょこんと座っているだけで、周りが助けてくれる、周りが喜んでくれる、周りが愛してくれる。
そのマインドが自分の中に存在しているかしていないかで、日々の生活ってだいぶ変わってくるのです。もちろん、パートナーとの関係性も。
私、自分の中の「女の子」ほったらかしにしていたな、って感じられたら、是非目を向けてあげてみてください。とっても可愛い愛されっ子がいるはずです。
