カウンセリングサービスの青山リナです。
心の声を聞いてみましょうね。
なんて、カウンセラーはよく言ったりします。
やりたいことリストとか、欲しいものリストとか、
勧められて書いてみたりしたことはありませんか？
私も以前よく書きましたよ。
今も実は、定期的に書き出してみたりしています。
最近よく私の叶えたいリストに書くのは、お金のこと。
ハッキリ言って、私、お金の計算ってめちゃくちゃ苦手なんです。
確定申告、毎年ありますよね。
もうホント…冷や汗ものです。
毎年毎年、ほぼほぼ同じことをやっているはずなのに、いつも頭は初期設定に戻るんですよね。
何も覚えていない。
え？って感じ。
自分の頭のお金に対する記憶力の悪さにびっくりします。
私の心は、「お金」と聞くと、
瞬時に拒否反応が放出されるんだと思うんです。 これが私の心がお金に感じる感覚なんですね。
なぜだか拒否反応。
一応、心理カウンセラーを名乗っていますから、自己分析もしてみるんです。
お金を私は何だと思っているんだろう。
汚いもの？
悪いもの？
危険なもの？
面倒くさいもの？
まぁ、ネガティブ思考はそんなところですよ。
ということは、心の法則としては、
いくら頭でお金が欲しいと考えようとも、
いくら口に出してお金が欲しいと言おうとも、
目の前にお金を差し出されても、怖ろしくて手を延ばせない自分がいる、ということなんですよね。
なんじゃそりゃ、って感じです。
ホントに。
バカみたい、って自分で思います。
だってお金が悪いもので汚いもだとしたら、
このお金に手を付けたら、私の手は汚れる。
私はきっと悪い人間になるに違いない！と心は感じるわけですよね。
お金が危険なものだと感じたならば、
このお金に手を付けたら、私はきっと騙されて身ぐるみはがされて、一文無しか？もっとひどいと…え？刑務所行き…！ギャー、大変！そんな危険なものには手を付けられない！
そりゃ絶対手出したくないですよね。
お金が面倒くさいものだとしたら、あぁ、きっとこのお金が私のものになったら、多分私、たかられるわ！ヤバいわ。面倒なことになるわ。多分確定申告ももっと面倒くさいものになるわ。いやいや、もう充分、これ以上面倒はムリ。
心はいろいろとネガティブ想定をして、ノーサンキュー！という結論を出すわけですよね。
とはいえ、いつまでもここには居たくな～～～い！
という私もいるわけですよ。
なので、私はこんな風に願い事リストを作成します。
叶ったものとして
その喜びを（叶ったら私ってどんな風に喜ぶかな？と喜んだ姿を想像しながら、その心のドキドキやワクワクを感じ取るんです）
そのまま言葉にして書く
例えば昨年の私のリストの一番上は
「やっと、やっと念願のプロカウンセラーとしてデビューした～！ついに叶った！あ～、ドキドキする！でもめちゃくちゃ嬉しいよぉ～～～～！応援してくれたみんな、ありがとう～～～～！」
なんて感じに。
私たちの心って、気づかぬところで結構怖がっていたりするんですよね、新たな変化を。
それは、自分がそんな幸せになって良い存在なのか？と自分自身に疑いをかけてしまうから。こんな私が？って。
それは罪悪感からくるものだけれど、罪悪感はいわば人間である以上誰でも持っているもので、それがあることが悪いわけではないんです。でもその罪悪感が強すぎると、自分に罰を与えようと、どんなに頭では、彼氏が欲しい、結婚したい、お金が欲しい、なんて思っていても、心がブレーキを引いちゃうんですね。
彼氏なんて私に持てるわけないじゃない。
彼氏なんて面倒よ。フラれるだけよ。やめなさい。
結婚なんて私にできるわけないじゃない。
結婚はこの世の終わりよ。どうせ浮気されて離婚されるのよ。やめやめ、そんなの。
お金なんて私に持てるわけないじゃない。宝くじ当たった人はみんな不幸だっていうじゃない。どうせ私もそうなるんだから、やめなさいって。
なんて、こんな風にいろいろなストッパーを自分にかけて諦めさせるんですよね、自分自身を。
その方が、心は安全なんですよ。
彼氏のいない寂しさは知っている、結婚できないつまらなさもわかってる、お金が無いのは苦労する、でも、今までもそれでやってきた。
だからその「無い」時のやり方は知っているんですよ。
でもね、それが「有る」に変わってしまったら…！
それは、今まで怖れていた未知の世界なんですよ。
知らない世界に足を踏み入れる。
知らない世界で自分が受け入れられるの？
知らない世界に足を踏み入れても、袋叩きにされておわるんじゃないの？
そんな恐怖を心は想像するわけですよね。
そして、そんな恐怖に足を突っ込むくらいなら…やめましょう。
そう心が結論付けたら、どんなに頭で「欲しいよ欲しいよ～」って叫んだって、心は頑として動きません。
その心をストレッチさせてあげるのが、この願い事リスト。
だから書き出すだけじゃなくて、
心を動かしてあげることが大きなポイントなのです。
口で言ってみるのも同じこと。
鏡に向かって自分でまずは言ってみる。
いつも大好きな人に「大好きだ」って伝えられていない人は
「だーりん、大好きよ！」
一体私はどんな顔して言ってるんだろう？
メチャ引きつってるし…もう言いたくない…気持ち悪い…なんか嫌な感じよ…
そんな風に思ったら、相手に言うのは死んでも嫌！って思いますよね。
でも、可愛い笑顔で「だーりん、大好きよ！」って鏡の前で自分に向かって言えたなら、
ちょっと緊張するけれど、
ちょっとドキドキするけれど、
こんなに可愛い自分、大好きな人に見せたいって思いませんか？
ちょっと言ってみようかな？って思えませんか？
そしたら後は彼に伝えるだけ。
あなたの心は、どんな時もあなたの味方で、
あなたの望みを叶えようと頑張っているんですよ。
そんな頑張ってる愛しいあなたの心の声、聞いてみてあげてくださいね。
日本の春は新たな始まりの季節です。
今までやりたかったけれどできなかったこと、
今ならあなたにさせてあげられることができるかもしれませんよ、
あなた自身の心の力でね。
私もまだまだ進化中。
一緒に進んでいきましょう！
あなたの心のパワーを応援しています。
