カウンセリングサービスの青山リナです。
昨日は、池尾家の1dayワークショップ「自分とつながる1DAYレッスン~幸せな人間関係とJoining(つながり)~」に参加しました。
タイトル通り、自分との繋がり、そしてJoining満載の1日でした。
一緒に参加して、Joiningしてくださった皆様、出逢ってくださった皆様、ありがとうございました。
ちなみに今更ですが、Joining(ジョイニング)とは心理療法の1つで、カタチだけを説明すると、相手と見つめ合う(目と目で繋がる)、という状態です。
弊社代表の平が師と仰ぐチャックスペザーノ氏の奥様、レンシースペザーノさんがあみ出した手法。
相手とのアイコンタクトを通して、感情を感じる、という方法です。
ただただ、相手と目を見つめ合っているだけなのです。言葉は使いません。
その状態でいろいろな感情を感じます。
私が初めてJoining(ジョイニング)をセミナー中にした時、はっきり言って嫌いでした。眠くて眠くて…ホント嫌!って思いました。
どう感情を感じていいのか、わからなかったのです。
私自身、今でこそ、「感情を感じてみましょう」とか「考えずにただ感じてみてください」「感情が癒しに繋がります」なんて言ったりしますが、昔はさっぱり感情を感じるって、なにそれ?意味不明。と思っていました。
簡単に言葉にすると、怒りとかイライラ感というのは感じていましたが、あえてそれ以上の不快感、寂しさだとか悲しさというものを感じたくない、と思っていたのです。感情の振れ幅は良い幅も悪い幅も割合は同じなので、嫌な感情を封じ込めようとすると、良い感情も同時に封じてしまう、ということが起こるのです。
だからそもそも相手の目を見て感情を感じるとか、やりたくなかったんですよ。
もうひとつ、相手の目を見ると、こちら側も見られるわけですよ。そこでまた大きな抵抗が出ますよね。
基本的に罪悪感がある時って目をそらしたくなるんです。
嘘をつく時や、何か悪いことをしてしまったな、っていう時って、目をそらしたくなる、ってわかるでしょうか?あんな感じですね。なんだか見透かされているような、怖いような、恥ずかしいような。
そんなスタートだったわけですけれども、何度か回数を重ねていくうちに、徐々に何か感覚が変わってきたんですね。
今、私が感じるジョイニングのコツ(?)は、
「自分の存在を良いものだと思ってみよう、心の扉を開けてみよう」
という意識をまずは持つ、というところからスタートなのかな?と感じています。
今これを読んでくださっている方は、皆さんその意識は既にお持ちなんだと思います。そうじゃないと、多分今このブログにはたどり着いていないんじゃないでしょうか。
「自分の存在を良いものだと思ってみよう、心の扉を開けてみよう」
そんな風にほんのちょっとだけでも扉を開けると、いろんなものが見えてくるんです。
相手の素晴らしいところ、
素敵なところ、
可愛らしいところ、
カッコ良いところ、
頑張っているところ、
美しいところ。
なんでも良いんです。
必ず見えます。
そして、私たちは自分自身をみる時、多くは自分の欠点や罪悪感をひたすら探し始めます。
ですが、あなたが相手に見た、その
素晴らしさ、
素敵さ、
可愛らしさ、
カッコよさ、
頑張り、
美しさ、
それは全てあなたの中にもあるもの。
それを自分自身も持っている、とまずは思い込みでも何でもいいと思います。自分の中に引っ張り入れてみてください。(本当はあるんですけどね。)
そしてその状態で、あなたと目の前の相手との間に、橋が架かったと感じてみてください。
するとそこには、温かい繋がりができるのです。
とまぁ、こんな形でジョイニングという手法を使って心を動かすエクササイズをするわけです。
自分を知るためには、
目の前の相手に興味を持ってみる、
ということが一番です。
相手はあなたの鏡になってくれます。
相手に見える、良いところも、嫌だと感じるところも、それは全てあなたの中にも存在する部分。
目の前の人は、あなたの癒しに協力してくれる存在なのかもしれませんね。
そんな大切なことを、改めて実感する1日でした。
素敵なワークショップをありがとうございました。