カウンセリングサービスの青山リナです。
彼が仕事で悩んでいるとき、落ち込んでいる時。
女性の皆さんは、ご自分が悩んでいる時って、
話を聞いてもらいたかったり、わかるわかるぅ~、って共感してもらいたかったり、
それは大変だよね…、って理解してもらいたかったり、
しませんか?
比較的女性同士だと、そんな共感しながら話が膨らんで、あ~でもないこ~でもない、なんて気の合う友達同士と話しているうちにちょっと気が晴れたり、なんてことがある場合、多いんじゃないかな、って思うんですよね。
女性同士って、共感し合うことが多いんですね。
では、男性の場合。
どうなんでしょうね?
カウンセリングでも、実は一般的に女性のクライアントさんの方が、圧倒的に多いと言われています。
男性はそもそも、悩みを人に相談する、ということが少ない、ということがわかるんですね。
悩みを相談することが、良い悪い、は横に置いておいて
男性は、多くの場合、悩みを人に話す、ということ自体が少ない、ということなんですね。
でも、彼氏や夫という立場で近くにいる男性は、仕事がどれほど大変か、なんて話もきっと多かれ少なかれ、彼の口から出てくる時もあるんだと思うんですね。
聞いている女性側としては、何か私にできることがあるのなら、助けてあげたい。何か彼の助けになってあげたい!そんな風に思ったことは無いでしょうか。
そんな風に、相手の助けになれたら、と思うと、
あれしてみたら?
これしてみたら?
と、アドバイス的なことを言いたくなるんですよね。
で、それを彼に伝えると…
とっても上手くいきました!
って結末は、かなり少ないんじゃないかと思います。
なぜなら男性は、多くの場合、独りで悩みたい、ようなのです。
それはどういうことかというと、悩んでいる自分はカッコ悪い、とか、見られたくない、と思っているケースが多いからなんです。
どうしたのどうしたの?大丈夫?大丈夫?なんて心配されようものなら、自分が信頼されていない、だとか、自分のカッコ悪さを突き付けられているような気分になってしまう、という悪循環が起こってしまうんですね。
なので、女性がしてあげられること、というのは、
放置
スルー
見守る
という選択肢になるのです。
彼を1人で悩ませてあげる
彼を1人で落ち込ませてあげる
もちろん、男性側から、アドバイスが欲しい、という具体的なアプローチがあった時には、アドバイスをしてあげると良いと思うんですね。
悩んでいる人と一緒にいると、その場の空気が重くなるので、女性もなかなかシンドイ想いをするかもしれませんが、パートナーシップは鏡であり、2人の感情だとするならば、女性は自分がその2人の空気の中で感じている感情というところに目を向けてみると、何が自分の心の中で疼いているのか、自分のパターンが見えてくるのではないでしょうか。
そんな疼いている感情の元は、癒しておかれると、今よりもっと素敵なパートナーシップに繋がる可能性は大ですね。