カウンセリングサービスの青山リナです。
パートナーに対して、「なんでわかってくれないの?」と思うこと、ありませんか?
朝、忙しい時間に、ゴミ出しに行かなきゃいけない。
夫が出勤時に、すぐそこの曲がり角なんだから、持って行ってくれたら楽なのに。
玄関に袋の口を結んで置いておく。
わかるでしょ。わかるよね。
こどもじゃないんだから、言わなくたって察するよね。
行ってらっしゃい。
行ってきます。
パタン。
子どもたちもそろそろ送り出さないと。
ママ行ってきま~す。
行ってらっしゃ~い。
こどもを見送るために玄関に行くと…え?ゴミ!
なんで?出してくれなかったの?
もう回収に来ちゃうよ~。
大慌てで走ってゴミを出す。
夜、夫が帰ってきてから詰め寄る。
「ねぇ、なんで朝、ゴミ出してくれなかったのよ!」
「はぁ?ゴミ出してくれなんて一言も言わなかったじゃないか!」
「言わなくたってあんなところに置いてあれば普通わかるでしょ!そんなこともわからないの?!」
「うるせーな!大体お前が…X〇X〇!」
出来事だけ見れば、本当に小さなこと。
でもこんな小さなことが、争いの発端になり、下手すると離婚問題にまで発展しかねない、なんてこと、起きてしまったりするんですよね。
何もない、ある晴れた気持ちのいい日に、人はいきなり「さあ、今日もいい日だ。離婚でもしてみようか!」とはなりません。
小さな出来事が引き金かもしれませんが、それまでに何層にも重なった「嫌な気分」が蓄積されているのです。
ではそんな小さな出来事を、嫌な気分、ではなく、HAPPYにしてみるとどうなるのか。
「さあ、今日もいい日だ、愛する妻をどう喜ばせてあげようか。」
となるわけです。
では、どうしたらそうなることができるのか。
今、うちの家庭、最悪なんです。
今、うちの夫婦、ひどい状態なんです。
そうだとしたら、俄然効果が楽しみですよね。
1.相手に期待しない
期待しない、というのは、「ダメなヤツ」と諦めることではありません。
相手が察してくれるであろう、と思うことを止める、ということです。
相手が察してくれないのであれば、ひとつひとつ相手に伝える必要がありますね。
2.怒りをぶつけない
怒られると否定された気分になりますよね。相手も同じです。
否定されて命令されても嫌な気分になるだけです。
あなたなら、どんな風にお願いされたいですか?
3.自分が愛されていることを知る
今、あなたが関係性を良くしようと思っている相手は、あなたにとって大切な人ですよね?そうじゃなければそもそも関係性を良くしたいなんて思わないですよね。
相手もあなたと関係性を良くしたい、相手もあなたを大切な人だと感じている。
そこを受け止めてみてください。
この土台があるか無いかで、結果は大きく変わります。
3つのポイントを挙げました。
あなたがあなたを大切に感じられるのであれば、相手との関係性も、あなたが願ったように良くなります。
とても大事なことなので、もう一度言いますね。
あなたが、あなたを大切に感じられる。
相手との関係性を良くしたい時にとても大事なポイントです。
実験だと思って、チャレンジしてみてください。
いい気分を積み重ねれば積み重ねるだけ、大きな花が咲きますよ。