「上から目線」を心理する

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相手が誰だろうと、「上から目線」で来られると、なんだか嫌な気分になりますよね。

かく言う私も、以前はよく上から目線だと言われたことがありました。
当時はそうは思いたくなかったですが、今振り返ると、相当上から目線だったんだろうな、と思います(反省)。

今日はそんな上から目線を心理してみたいと思います。

目次

「上から目線」になる心理

自分に自信が無い、自己肯定感が低い、自分は相手より劣っている、と感じている人ほど、上から目線で高圧的になりがちです。

ただし、これは、潜在意識的なものなので、本人がそれに気付いていない場合の方が殆どです。

自分で、私は自信が無い、自己肯定感が低い、自分は劣っている、と感じることができている場合、通常その人はとても自信なさげに振る舞っていることが多かったり、「私は自信が無くて…」と言葉に出して伝えることができています。

潜在的に自分に自信が無い、自己肯定感が低い、相手よりも劣っていると感じている、という場合、それを自分で認めることが表面意識としてとても難しいのですね。だからこそ、自分は相手よりもよく知っている、とか、よく出来ている、ということをアピールするような形で「上から目線」という態度になってしまうのです。

しかし、潜在意識的には、自分に自信が無い、自己肯定感が低い、相手よりも劣っていると感じている、ので、潜在意識下で起こっていることは、なんとかして相手よりも上に立たなければ、自分はバカにされる、ダメなことがバレてしまう、酷い扱いを受ける、というようなことを怖れている状態になっているのです。

例えばこれがパートナー相手に起こっているとすると、相手が自分より上にいて、自分が相手よりも下にいる、となると、いつ相手に自分が捨てられるかわからない、というような怖れが潜在意識下で出てきたりする、なんてこともあったりします。

すると、なんとか相手よりも自分が上である、ということを証明しようと、「お前は何も知らない、何もできない」なんていう暴言めいた言葉が日常的に出てきてしまう、という状態が作られてしまうこともあります。

逆の味方をすると、上から目線になる人は、自分を認めて欲しい、こんな自分でも対等に扱って欲しい、ということを、へたっぴなやり方で、一生懸命訴えている、という状態とも言えます。

あの人の「上から目線」がイヤ!だと感じる心理

上から目線で来られて、嬉しい、という人は殆どいないのではないかと思うのです。

思うのですが、あえて、アカウンタビリティという視点で書いていきたいと思います。

先に、アカウンタビリティとは何か、ということを書いておきますね。

アカウンタビリティとは
責任の概念、といい、私たちに起こる全ての出来事は、自分自身の選択の結果であり、他者のせいではない、という考え方です。この考え方を持つことで、自分の選択により自分の世界は変えられる、という状態ができます。何か問題があった時、誰かのせいでは、誰かが変わらなければ問題は無くならないけれど、アカウンタビリティがあると、自分が変わることで問題が無くなる、自分が選択し直すことで問題も無くなる、という現実を作ることができるのです。

相手の「上から目線」が自分の問題だと捉えるとするならば、

この人は自分よりも上の人だ、と感じた相手には、普通「上から目線でイヤ!」とは感じません。

逆に考えると、自分が相手をたいしたことが無い、とか、こんなやつ!というように、ちょっと下に見ている感覚がある時、相手に「上から目線」で来られると、なんだかすごくイヤな気分になるのです。

時々、ショート動画などで、赤ちゃんのしぐさがなんだかとても偉そうに見えるものが流れてきたりして、クスッと笑ってしまう時があるのですが、ご覧になったことはありますか?赤ちゃん相手にさすがに私たち、張り合いませんよね。だから、赤ちゃんが偉そうに見える動画や写真などがあったとしても、可愛らしい、と和みさえします。

しかし不思議と、これがパートナーだとか、会社の同僚や友達や、対等だと思っている相手に偉そうな態度をされたり、上から目線で来られたりすると、カチンっときたりすること、ありますよね。

身近な相手に対しては、特に反発心は感じやすかったりします。

まずは、相手が悪い、相手が自分を見下してくる、という被害者のポジションには入らず、自分が相手の「上から目線」に反応している、ということに気付いてみると、この先同じような「上から目線」でこられてイヤな思いをすることが減ってくる近道になるのではないでしょうか。

自分の世界から「上から目線」を減らしていこう!

上から目線をする心理、されてイヤだと感じる心理を知ったところで、実際それが減少してくれなくては意味がありませんよね。

上から目線で来られてイヤだと感じる時には、相手にハッキリ伝えましょう。

あなたは間違っている!
私は傷ついた!

これらのメッセージで感情的になって相手を責めてしまうと泥沼化します。
特にパートナーの場合、パートナーシップに亀裂が入りかねません。

あくまで、自分を軸にして伝える必要があります。アイメッセージです。

私はこう感じるのでやめて欲しい、というメッセージです。

そして、日常の中で、相手の良いところや素敵なところ、素晴らしいところはどんどん認めて、それも同じように伝えていくと良いでしょう。

相手の上から目線は、認めて欲しい、という想いの裏返しです。
自分側の上から目線がイヤだと感じる気持ちは、相手を認めていない、という裏返しだったりもします。

お互いがお互いを認め合い、受け入れ合う状態でいられると、無駄にイヤな気分になったり、イライラしたり、傷つけあったりする必要がなくなります。

平和で穏やかな世界に自分自身がいられるって、心がほんわかしますよね。

あなたの世界が幸せでありますように。

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