妄想力で自分を幸せにする

顕在意識と潜在意識、という言葉を聞いたことがありますか？

顕在意識は意識的に頭で考えている領域で、意識の約5％以下だと言われています。
潜在意識は自分の頭で意識的には考えていない、自覚がある部分ではないけれど、意識の95％以上を占めている大きな領域。

すると、頭で考えている部分よりも、頭で考えていない、意識せず、しかし自分の中で想いを支配している部分の圧倒的に多い領域ですよね。

自分が幸せな人生を送る、ということを考えた時、

「ワタシなんて幸せになれっこない！」とふと頭をよぎる瞬間と
「今日はこんな幸せなことがあった！」と頭に浮かんでくる瞬間と

どっちが幸せだと感じますか？

「今日はこんな幸せなことがあった！」と頭に浮かんでくる瞬間の方が幸せそうには思いませんか？

私たちには無限の可能性があって、願ったことは叶う、なんて言われています。

しかし、叶って欲しい叶って欲しい、と強く願っていることって、案外「ほらやっぱり叶わないじゃない！願ったからって叶うわけないのよ！」なんて思ってしまうことってあったりしますよね。

こんな時って、自分にはそんな幸せが降ってくるわけない！って潜在意識の中で強く信じていることだったりします。

今のこの状態が自分の上限なの。
これ以上なんて望んだって無理。
これ以上幸せになれるなんてわけないの。

そんな風に自分の上限を自分で決めてしまっている時、残念ながら他の可能性が入る隙間が無くなってしまっていたりします。

潜在意識って変化することを嫌う、なんてよく言われます。

たとえば毎日ごはんとお味噌汁を食べているのに、ある日突然アフリカの料理です、って見たことも聞いたことも無いようなものを出されたら、いつものごはんとお味噌汁をくださいよ！なんて感じてしまうように、いきなり急激な変化を突き付けられても違和感しか感じない、そしてその違和感に危険を感じたりもするんですね。

食事は何でもいい、なんて言ったって、和食、せいぜいパスタとか知ってるものが出てくる想定では何でもいい、なんて思うけれど、見たことも聞いたことも無いものを出すのはやめてね、って思っている、そんな自分の中の制限にまずは気づくって大事です。

それに気づくと、自分はこの領域はイヤだと思っている、無理だと思っている、想像もつかなくて拒否感しか出てこない、っていう自分の領域を知ると、そこに少しずつ違うものを入れて試してみる、ってことができたりするんですね。

自分が幸せになる、というのも、まずは自分の望む幸せって何だろう？というところから、どんな状態で自分がワクワクするんだろうか？こうなったら？ああなったら？そんな妄想を膨らませながら、自分を楽しませてみる。

自分の中で楽しさを感じられる幅が広がると、そこで妄想し、心がぴょんぴょん飛び跳ねたりあたたかくなったりしたことに対しては、それを現実にキャッチする準備ができつつあるのかもしれませんね。

あなたが幸せに包まれていることを、祈っています。