大人の女としての私について考える

いつもありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

あなたにとって、「大人の女」ってどんなイメージでしょうか？

（男性で読んでくださっている方がいらっしゃれば、「大人の男」としてイメージしてみてくださいね。）

色気がある
自立している
落ち着いている
責任感がある
感情に左右されない
相手をたてられる
人に流されない

などなど…いろんなイメージが浮かぶと思います。

今あげたものでなくても、ご自身が感じた「大人の女」のイメージを膨らませてみてくださいね。

そして、あなたご自身は、「大人の女」度、何パーセントくらいでしょう？

実年齢と、精神年齢って、結構一致していなかったりしますよね。

しかも、「大人としての私」という、広い意味で、言ったら、「大人の人間としての私」なら、まぁそれなりに通用すると思う、と思えたりする人も比較的多いんじゃないかなって思うのですが、

「大人の女」としての私

それは…えぇっと…ちょっと…どうなんでしょう…

なんて、答えがあいまいにフェイドアウトしてしまう、ということをよく耳にしたりします。

さて、では、あなたがご自身の性に関して自覚したのはいつ頃でしょう？

一般的に10歳前後で女の子は身体の変化を感じ始めますね。
胸が膨らみ始めたり、初潮がきたりと、なんだか周りの大人は喜ばしいことのように扱ったりしますが、本人にとってはとても気まずい気分になったりしませんでしたか？

今まではそこまで意識もしていなかったのに、なんだか自分が急に「女の子」から「女」に変化しているような。それが恥ずかしいような、なんだかいけないことのような、隠すべきことのような気分になったものです。

ただ大人になると、女性は「女」であることを強調し、それが逆に魅力的に感じたりしますし、男性は「男」であることをわかりやすくビジュアル的に表し、魅力を表現しようとしたりします。

もちろん人の魅力って、色気やセクシーさだけではないのですが、それらも明らかに大きな魅力を司る一部になることは否めない、というわけです。

が、しかし、10歳前後で「女の子」から「女」に変化している感覚を感じたあの頃、恥ずかしさや、なんだかいけないこと、と感じていたあの頃に、隠さなきゃ！という思いがあまりにも強く、「大人の女」になることを心が抑圧したならば、大人になった今も、自分が「女である」ということに対して嫌悪感を持ち続けていたりします。

子どもである自分にしがみついたり、色気もセクシーさも切り離したおばちゃんである自分に姿を変えたりするのです。

そうなると、何が起こるのか。

恋愛・結婚が上手くいかない。
恋愛相手、結婚相手ができたとしても、セックスレスに陥る。
性的なトラブルを抱えやすくなる。
親との関係が上手くいかない。
人間関係が上手くいかない。
仕事が上手くいかない。
そもそも生きているのがしんどくなる。

などなど、
どうしてそれが関係するの？というところまで問題が派生してしまったりします。

結局、この性的魅力、セクシャリティとは、いわば命の源であり、今生きている自分自身をどこまで愛することができるか、という存在価値に結び付いているのです。

だって、

子どもの私ならキレイ（清潔、もしくは、神聖）だったけれど、
大人の女になった私はキタナイ（汚れている）、

なんて無いんですよ、本来は。

だけど、どこかで私たちは自分自身の存在価値を間違って捉えてしまうのです。

ここからは、ちょっとした心のエクササイズです。

もし良ければ、鏡の前に立ってみてください。

まずは鏡に映った、ご自身のお顔、そして服を着た状態のそのままの姿を見てみてください。

どんな感じがしますか？

そして、チャレンジできれば、服を脱いだご自身の姿も鏡で見てみてください。

そんなことをする以前に嫌悪感が出たり、一瞬で目をそらしてしまったり、なんてこと…私は昔ありましたよ。

あなたの本来持っている魅力を、あなた自身がしっかり受け入れ、表現できるよう、サポートします。

あなたは美しく、尊く、そして、愛すべき存在なのです。