カウンセリングサービスの青山リナです。
白状します。
最近、私の周りにはとても素敵な人ばかりで、素晴らしい才能に溢れている人たちに囲まれています。
少し前まで、こういう素敵な人たちを妬んでいる私がいました。
今、彼らの才能に嫉妬しています。
嫉妬はしていますが、妬んではいません。
一緒じゃないの?
という声が聞こえてきそうですが、国語辞典にどう書かれているかわかりませんが、私の個人的独自解釈は全く違うものなのです。
私の個人的独自解釈では
妬む=どうせ私にはできない。あなたばかりズルいよね。
という感覚。ネチネチした嫌な感覚。
これを感じている自分も、これを向けられている相手も、全然いい気分がしない、という感覚。
私の感じている、才能に「嫉妬」する感覚とは
とっても素敵な才能を持っている。
はっきりいって羨ましい。
今の私にその才能は無い。
だけど、私も持ってみたい、使えるようになってみたい、それができるとどれほど素敵なのだろう!
あなたのその才能、私にも伝授していただけませんか?
という感覚。
相手の素晴らしさを見て嫉妬する、ということは、そこに自分の欲しいものがふんだんに詰まっている、ということなんですよね。
自分が欲しいと思っていなければ、そもそも興味なんて持たない、目が行かないんですよ。
だから、それは自分が欲しているもの。
だけど、それが自分には手に入るわけがない!と諦めていたり、自分には無理だと思うと、相手に対して、恨みつらみのような感情が出てきて、なんだかドロドロしたものになってしまうのですよね。
あなただけ持っていてズルいじゃない!
というように。
でも、
私はあなたの才能にとても惹かれている。
とても輝いているあなたが素敵!
私もそんな風になりたい。
それを認めることができると、もうそこにはドロドロが必要なくなるんですね。
だって目の前で欲しいものを持っている人がいるならば、その人に手に入れる方法を聞くのが一番速いじゃないですか。
そんな見方ができるようになってくると、なんだか世界にはびっくりするほど輝きが溢れている、と思えるようになってきます。
そんな輝きに囲まれていられるって、幸せなことだと思いませんか?
できるかできないか、そこを考えるより、こうなりたい、こんな風になってみたい、をまずは見つけてみるって、自分の道しるべには最適じゃないかなって思いますよ。