昔の彼からの連絡に揺れてしまう… ~関係を切れない理由と心のケア方法~

「もう終わったはずの人から急に連絡が来た」
「なんで今さら?」と思いつつも、既読をつけてしまったり、返事を書いてしまったり…。

本当は関わらない方がいいとわかっているのに、なぜか完全に手を切れない。
そんな自分にモヤモヤしたり、自己嫌悪してしまうことはありませんか?

実はこれ、あなただけではなく、多くの女性が体験している心の反応なのです。

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。

もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学

今日も必要な方に届きますように。

目次

なぜ切れないのか?心の仕組み

なぜ、「終わった人」からの連絡に揺れてしまうのでしょうか。
そこにはいくつかの心の要因があります。

1. 寂しさを埋めたい気持ちから

夜ふとひとりでスマホを見ているとき、ふいに「元気?」なんてメッセージが届く。
ほんの一言でも、自分を思い出してくれる人がいるという感覚は、どこか心を温めてくれるものです。

「もう終わった人」とわかっていても、その一瞬だけは、寂しさや不安がやわらぐような気がする。
それは決しておかしいことではなく、人が持つごく自然な心の反応なんです。

特に、
今の生活にぽっかり空いた穴を感じていたり、
心が疲れているときほど、
その小さな優しさに惹かれてしまうことがあります。

2. 自己価値の低さ

「私なんて…」と心のどこかで思ってしまうときがあります。
人と比べて落ち込んだり、自分に自信が持てなかったり…。

そんなとき、昔の誰かから「元気にしてる?」と連絡が来ると、
胸の奥で小さな灯りがともったような気がするんですよね。

「まだ私を思い出してくれる人がいるんだ」
「必要としてくれる人がいるんだ」

それはまるで存在証明のように感じられて、気づけば手放せなくなってしまうんです。
たとえそれが過去の人であっても、「ここにいていいんだ」と思わせてくれるものだからです。

3. 境界線の弱さ(癒着体質)

本当は「もうやめたい」と思っている。
でも、相手からの期待や「会いたい」という言葉に触れると、心が揺れてしまう。

「ここでNOを言ったら、嫌われるんじゃないか」
「相手を傷つけてしまうんじゃないか」

そんな不安が頭をよぎって、気づけば自分の気持ちよりも相手を優先してしまうんです。

結果として、「頭ではもう切るべきだ」とわかっているのに、
行動が伴わず、ずるずると繋がってしまう。

それは、境界線が曖昧だからこそ起きる“心のパターン”なんです。

大事なのは「相手」ではなく「自分のテーマ」

境界線を持つことは、相手を拒絶することではありません。
それは「自分の心を守るために、自分に正直に生きる」ための大切な態度です。

ここで大事なのは、相手がどういう人なのかではなく、
「なぜ私はこの状況で揺れてしまうのか?」という 自分自身のテーマ に目を向けること。

揺れてしまうことは、決して弱さではありませんよ。
それは「まだ解消されていない心の課題があるよ」と教えてくれるサインです。

例えば、
寂しさを埋めたい気持ちがあるのかもしれません。
自己価値に不安があるのかもしれません。
あるいは、NOを言うことへの怖さがあるのかもしれません。

そのサインに気づいたときこそ、過去に振り回されず、未来に進むチャンスが生まれます。
相手を変えるのではなく、自分の内側にあるテーマを見つめる。
その積み重ねが、「流されない自分」をつくっていくのです。

揺れなくなるためにできること(心のケア方法)

1. 自分の安心タンクを自分で満たす

人からの連絡や反応で安心を得ようとすると、
相手の言動次第になってしまうので、どうしても揺れてしまいますよね。

だから私は、ひとりでいても落ち着ける時間を意識的に作ってみましょう。

お気に入りのカフェに行く、
好きな音楽を聴く、
土いじりをしてみる、など

心がほっとする習慣を持つことで、
「私には自分を安心させる力がある」って思えるようになってきます。

2. 紙に書き出す

心がザワついているときは、頭の中だけで考えると堂々巡りになります。

だから、言語化して、ビジュアル化してみましょう。
ノートに「いま感じていること」「なぜ揺れてるのか」をそのまま書いてみましょう。

文字にすると、気持ちが整理されて「なるほど、私はこう思ってるんだ」って気づくきっかけになります。

3. 信頼できる人に話す

自分の中だけで抱えていると、どんどん大きく膨らんでいく感じがしてしまいます。

なので、自分の中だけではなく、第三者に聞いてもらう、というのもいいですね。
外に出すことで「客観的に自分を見る視点」が育ちます。

友達でも、カウンセラーでも、あなたが“信頼できる”と思える人が良いですよ。

信頼できる人に話すことで「そういう見方もあるんだ」と新しい視点をもらうこともできるかもしれません。
カウンセラーなどの専門家に話すなら、さらに安全な場で整理できます。

4. 小さな境界線を練習する

いきなり大きな拒絶は難しいし怖いと感じます。

だからまずは「返事を遅らせる」「今日は既読スルーしてみる」など、
小さなNOを積み重ねることで、自分の境界線を少しずつ強くしていくことができます。

その経験が「私にも断れるんだ」という自信に変わっていきます。

ただし、癒着体質の場合、この「境界線を引く」ということが、

とても怖いと感じたり、
心が痛い、
悪いことをしている、

と感じたりもします。

頭では「小さなNOをして自分を守ることが大事」と分かっていても、
心が「相手を傷つけてしまう…」「悪いことしてる気分になる…」って反応するんです。

これは、自分の気持ちより相手の期待や反応を優先してしまう癒着の特徴なんです。

だから、既読スルーや断る行動をするときに心が痛むのは自然なことでもあるんです。

大事なのは、その痛みを「悪いことをした証拠」と思わずに、
「あ、私の心が自分を守ろうとしてるんだな」と受け止めること。

痛みを感じつつも、自分の境界線を少しずつ立てていくことで、癒着の影響は徐々に弱まっていきます。
小さなNOをするたびに、自分が自分を守れる感覚が少しずつ育っていくんです。

揺れるのは弱さではなく、成長へのサイン

昔の彼からの連絡に揺れるのは、心の仕組みによる自然な反応です。
そしてそれは、あなたが「まだ解消していないテーマ」を抱えているサインでもあります。

過去に縛られるのではなく、
そこから「今の自分を大切にする方法」を学ぶことができるんです。

その気づきがあれば、やがて「誰かに振り回されない、しなやかな自分」を取り戻せるようになります。

一緒に取り組んでいきましょう、
あなたのより幸せな瞬間を増やしていくために。

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