自分嫌いさんが、自分を好きになると起こること。

今日も読んでくださってありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

自分を好きになると、人生が上手くいく。

こんな言葉を聞いたことはありませんか？

そもそもそれは本当なのか？
どういう理屈でそうなるのか？

今日はそんなお話に触れていこうと思います。

私はとにかくコンプレックスが多くて強くて、自分のことが全然好きじゃない時間が今までの人生、多かったです。

今はおかげさまで、だいぶ自分のことを好きになりました。
もちろんできないこともまだまだたくさんあるし、
人と比較することが全く無いわけでもないです。
完璧になんて程遠いんです。
それでも、自分のことが好きだと思える、愛おしいと思える、大切だと思える、という思いが育ってきました。

そうすると、以前と何が変わるか。

変わったのは、やはり心が穏やかになった、ということが一番大きいと思うのです。

心が穏やかになると、イライラすることも殆どなくなるし、例え自分の望まぬ状態になったとしても、「はて、なぜなのか？」と相手の状況を見る余裕ができるのだと思うのです。

それができると、だいぶ楽ですね。
笑顔でいられるんですよ。

すると、相乗効果で、周りも私に対して優しくなってくれる現象が起きます。
自分を好きでいる、ということが、他の「好き」も生み出すんですね。

コンプレックスが強すぎたり、
自信が無かったり、
自分にダメ出しばかりしていた、
自分を嫌っていた時はどうだったかというと

自分の周りを、なんか嫌っていたし
自分の周りを、なんか敵ばっかりって思っていたし
周りに対して批判ばかりして
いつもトゲトゲイライラしていた感じで
結局自分から敵を作って、自分の居心地を悪くしていたような気がします。

どんな心の作用が働いているかというと、投影です。

例えば、自分がピンク色の眼鏡をかけていると、自分の目からは世の中がピンク色に見えますよね。
隣にいる人は、ピンク色の眼鏡をかけていないと、その人からは世の中ピンク色には見えない。
すると、頭ではわかっていても、自分に見えている世界がピンク色だから、隣の人も同じようにピンク色の世界が見えているものだ、と勘違いしてしまう、ということが起こります。

このピンク色の眼鏡を、「好き」の眼鏡に変えてみるとどうなるかというと
自分のことが「好き」。
自分のことを良い存在として感じられます。
すると、周りの人を見た時に、周りの人も「好き」の眼鏡越しに見るから、周りの人も良い存在で「好き」と見えるし、もっと言えば、仕事やお金やその他いろんな人も物も、「好き」の眼鏡越しで良い存在に認識できるんですね。

逆に、「嫌い」の眼鏡越しだとどうなるかというと
自分のことが「嫌い」。
なんだか自分のことを悪い存在として感じてしまいます。
そして、周りの人のことも「嫌い」の眼鏡越しに見るから、なんか嫌い、なんか嫌な人、なんか悪い存在、という位置づけをしてしまうんですよね。

そうだとしたならば、どうせだったら「好き」の眼鏡越しに世の中見ていた方が、優しく温かい世界に感じられると思いませんか？

自分を好きになる方法

1.　自分を優しく大切に扱う。

お風呂に入る時に、自分を優しく丁寧に洗ってあげる。
食事をする時に、自分に美味しいものを食べさせてあげる。
寝る時に、自分をあたたかいお布団に横たえてあげる、リラックスさせてあげる。

自分を優しく大切に扱うことにより、
人も、同じように、優しく大切に扱う（接する）ということができるようになってきます。

2.　人のステキなところを見つける。

お買い物をする際にレジで「お願いします」と言ってみる。
ケーキ屋さんで「ここのモンブラン大好きなんです！」と言ってみる。
お友達や同僚のステキなところを見つけて伝えてみる。

人のステキなところを見つけることに意識を向けることで
相手も自分に対していい感情で接してくれようとしていることに気付きやすくなります。

もし、ご自身のことが、好きじゃない、自信がない、コンプレックスが強い、なんか人間関係上手くいかない、人に会うのが怖い、などなど、感じていらっしゃるのであれば、是非一度、一定期間、試してみてください。