なりたい自分になる！愛される自分になる！

2024年3月9日2024年3月31日

今日も読んでくださってありがとうございます。
カウンセリングサービスの青山リナです。

みなさんは、今の自分に満足していますか？

より良い自分になりたい、という向上心があるって良いことだって思います。私はそういうの嫌いじゃない、むしろ好きだし、とっても応援したいって思います。

ただ、今の自分がダメだから、良くならなきゃ、とか、
今の自分じゃ足りていないから、付け足さなきゃ、とか、
今の自分を否定する形になっているとしたら、それはちょっとシンドイかもしれませんね。

例えば恋愛が上手くいかない、っていう現実があると、

どうせ私は愛されない。
愛は簡単には手に入らない。
人を好きになるのは難しい。
人に好かれるのは難しい。
好きな人の前ではいつも失敗する。

そんなような、自分と恋愛が出逢う時に起こる化学反応が全部ネガティブな感情に変わってしまうんですね。

でも本来、恋愛って、ネガティブじゃなくて、嬉しいものであるはずだと思いませんか？
だからこそ、恋愛がしたい、恋愛が上手くいって欲しい、と思うはずですよね。

なのにもかかわらず、自分と恋愛が出逢った瞬間、化学反応を起こして、ネガティブな感情にばかり結びつく。

この化学反応を変える必要があるんですね。

私たちの意識は、表面意識と潜在意識（無意識）とあって、潜在意識は水面下に潜っている、いわば自分では頭で考えていないようなことだけれど、心の中にはしっかり定着している想いや思い込み、癖みたいなものです。

朝食、昼食、夕食、今日は何を食べようかな～？なんて考えますよね。これは表面意識で考えていること。

いざ食事をする時、どうやってお箸を持つんだったっけ？なんてあまり考えませんよね？この指とこの指にお箸を挟んで…なんて考えなくても、勝手に手が動いてお箸を持ってくれますよね。これが潜在意識。

これって、過去、頑張ってお箸の持ち方を練習した時代が私たちにはありましたよね。多分その頃は、苦労したでしょうね、あまり私は記憶に残っていませんが。

潜在意識って、過去の膨大な記憶だったりするんですね。過去、自分が教えられたこと、考えてきたこと、知った知識…山のように潜在意識に残っているんですよね。

それが、もしかしたら、ある日お母さんが妹の出産で入院するために家を空けた時に感じた、私捨てられたのかも、なんて想いなのかもしれません。小さかった当時は周りの状況を理解するにはまだ幼過ぎた。でも大好きなお母さんがいないことだけは理解した。泣き叫んだけど、お父さんやおばあちゃんがいてくれたけど、でも大好きなお母さんはいなかった。小さい時なら、大好きなお母さんが翌日朝起きてもいなかったら一大事ですよね。捨てられたって誤解したって全然おかしくないんですよ。その後、もちろんお母さんは帰ってくるけれど、その時の不安で怖かった感情だけがずっと心に残ったままだと、いつか私は捨てられちゃうんじゃない、っていう怖さが残ったままになってしまうかもしれません。

大人になって考えると、とっても些細なこと。どうしようもないよね、って思うこと。それでも、感情だけが心の奥底に取り残されたままになっていると、その感情が暴走してしまったりするんですね。

その取り残された感情の誤解を解いてあげると、その感情は昇華されます。
そのためには、周りの自分に向けられた愛に気づいて、しっかりそれらを受け取ることが必要です。
あの時怖かったけれど、お父さんがいてくれた、おばあちゃんがいてくれた。それって、お父さんにもおばあちゃんにも愛されているってことだよね、って。お母さんもちゃんと帰ってきた。捨てられたどころか、お母さんも私に会いたかったんだね、って。

その周りの愛をないがしろにすればするほど、自分が愛されていない子という自分の中で確立させてしまった定義は崩れないんですね。