罪悪感の裏にあるもの|自分を責める心が教えてくれる“愛の形”

「ごめんね」って言葉が、いつも胸の奥にひっかかる。
返せていないLINE、冷たくしてしまった恋人、言い過ぎてしまった家族。
あのときの自分を思い出しては、「なんであんなことしちゃったんだろう」と心がチクッと痛む。

こんな想いって、ささくれみたいに、ふとした拍子に思い出しては痛みを感じる
自分の中での小さなストレスになってしまうんですよね。

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。

もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学

今日も必要な方に届きますように。

返せていないLINE、冷たくしてしまった恋人、言い過ぎてしまった家族のこと。

気にはなるけど、
悪いのは私だけじゃない、あの人だって…!
そんな思いがあるから、自分が悪い、なんて素直に認める気にもなれないし
かといって言ったってわかってくれないし
だからほったらかしにしちゃう。

でも、その痛みの正体は、“あなたの中にある愛”なんです。

って聞いたら、あなたはどう感じるでしょう?

罪悪感は、悪いことをしたから生まれるものじゃない。
「誰かを大切にしたい」「本当はもっと優しくしたかった」という、心の奥にある温かい気持ちの証なんです。

目次

返せていないLINEの裏にある想い

たとえば、友達に返せていないLINE。
決して無視したいわけじゃない。
ただ、どう返していいかわからない。
返信を考えるたびに、胸が少し苦しくなる。

そして、そうやって一生懸命考えていると、
自分に余裕がない時ほどこんな風に思ったりするんですよね。

「なんであんなLINE送ってくるの?」
「返しづらい言い方するから悪いんだ」

一生懸命考えれば考えるほど、だんだんイライラしてくる。

こんなに私を悩ませないでよ。
私にどうしろっていうのよ。

でもね、こんなときって、実はその気持ちの奥の方では、
こんな声が動いているんです。

「あの子を傷つけたくない」
「変に思われたくない」
「ちゃんと返したい」

つまり、それだけ相手を大切に思っているということ。

だけど、私たちはその“優しさ”を認めるよりも早く、
「なんであんなLINE送ってくるの?」「返しづらい言い方するから悪いんだ」
と、相手のせいにしてしまうことがある。

それは、自分の中の“優しさ”を守るためなんです。
相手のせいにしておけば、ほんとうは「返せていない」自分の罪悪感を見なくて済むから。

でも、その小さなモヤモヤの奥には、
“本当は、相手を悲しませたくない”というあなたの愛がちゃんと眠っているんですよ。

じゃないと、そもそもそんなに一生懸命考えたりしないんです。

だから一度、自分が今どう感じているのかって感情に目を向けてあげてください。
何を感じていてもいいんです。
そこに正解なんてない。
あるとするならば、それは、あなたが感じている感情こそが正解なんです。

イライラしてもいい。
もう関わりたくない、って思ってもいい。
本当は上手に返信したいのに、って思っていてもいい。

「返せていないこと、気になってるんだね」と、自分に優しく声をかけるだけでいいんですよ。

それは、自分の中のどんな気持ちも、自分で認めてあげる、ってこと。

そしてその行為自体が、
自分の中にまだ“愛が残っている”という証拠なんです。

あんな言い方をしてしまったのは、傷ついていたから

恋人との喧嘩のあと、
「なんであんな言い方しちゃったんだろう」って思うこと、ありますよね。

あの瞬間は、たしかにイラッとした。
「お前も傷つけ!」っていうような、衝動的な気持ちがこみ上げてきた。

でも、よく考えると
その裏には、「わかってもらえない悲しさ」と「どうして伝わらないの」という悔しさがあった。

本当は、相手を傷つけたかったんじゃない。
“自分の悲しさを理解してほしかった”だけなんです。

でもその悲しさが、自分でも手に負えないほど大きくなると、
人は怒りにすり替えてしまう。
「わかってもらえない寂しさ」を、
「攻撃することでしか伝えられない痛み」に変えてしまう。

だから、怒ったあとに罪悪感が残るのは、
“本当は優しくしたかった自分”が、心のどこかで泣いているから。

「怒ってしまった」ことを責めるよりも、
「それだけ悲しかったんだね」
「理解されなくてつらかったね」
と、自分の心に寄り添ってあげてほしいのです。

その瞬間、罪悪感は“愛のかけら”として、
あなたの中に優しく還ってきますから。

罪悪感の正体は、「つながりたい心」

罪悪感って、もともと“愛から生まれる感情”なんです。
誰かを大事にしたいと思うからこそ、
「傷つけたかもしれない」「うまくできなかった」と感じる。

つまり、罪悪感があるということは、
あなたが“つながりたい”と願っている証拠。
冷たい人でも、無関心な人でもない。
むしろ、心がとても繊細で、愛の感度が高い人。

でも、多くの人はこの罪悪感を“悪いもの”として扱ってしまう。
「また失敗した」「私ってダメだ」
そうやって責めているうちに、
本来そこにあった“愛”まで見えなくなってしまうんです。

罪悪感をやさしく見つめるというのは、
「私はそれだけ誰かを大切に思っていた」ということを思い出すこと。
その瞬間、罪悪感は“責める感情”から“愛を知る感情”へと変わっていくんです。

自分の優しさを拾い上げる練習

罪悪感を感じたら、まずは深呼吸して、
その裏にある“愛”を見つけてみてください。

・LINEを返せない→相手を悲しませたくない優しさ。
・怒ってしまった→理解されなかった悲しみと愛。
・言いすぎた→本当は大切にしたかった気持ち。

どれも、「ちゃんと人を思っている証拠」です。

罪悪感を消そうとしなくていい。
その奥に眠っている“愛”を、ただ見つめてあげればいいんです。

「私、ちゃんと愛してたんだな」
そう気づけた瞬間、心の中に少し温かい風が吹き始めます。

そしてその愛は、もう一度、あなた自身をやさしく包み込んでくれます。
罪悪感の裏には、
いつだって“あなたの愛”が、ちゃんと息づいていますから。

あなたに届けたいメッセージ

あなたの恋愛の不安や「なぜかうまくいかない」という気持ちには、ちゃんと理由があります。
もっと深く自分を知りたい方は、こちらのカウンセリングもご活用ください。

▶ カウンセリングメニューはこちら

カウンセリングのご予約はこちら

カウンセリングご予約は下記の番号で承っております。

受付時間 12:00~20:30 月曜定休(月祝日は翌日代休)他

ご予約の際は、「青山リナのカウンセリング希望」とオペレーターにお伝えくださいね。

青山リナのカウンセリングを初めてご利用いただく場合は、初回45分無料の電話カウンセリングでお試しいただけます。

青山リナのカウンセリングスケジュールcheck!>>>

直近のカウンセリングスケジュール

名古屋面面談ウンセリング

2025-11-09(日) 10時、13時、16時、19時、

ZOOM面談カウンセリング

2025-10-29(水) 10時、13時、
2025-10-31(金) 10時、

電話カウンセリング

2025-10-29(水) 10時、11時、13時、14時、
2025-10-31(金) 10時、11時、

最新の空き状況に関しては、予約センター06-6190-5131にお問合せ下さいね。

直近セミナー、青山リナはここに参加しています。

11月1日(土)K-1グランプリ2025秋|講演会(カウンセリングサービス)

11月2日(日)服部希美『なりたい自分になるための1DAYレッスン〜 心をゆるめて、未来をひらく〜』(カウンセリングサービス)

12月13日(土)恋愛心理学講座(神戸メンタルサービス)

よろしければご一緒しませんか?

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次