カウンセリングサービスの青山リナです。
上手くいかないことが続くと、落ち込みますよね。
あの人のせい!社会が悪い!
なんて言いたくなるけど、実は心の底では、結局私が悪いんだよね、なんて思っていたりしませんか。
私が可愛くないから。
私が太っているから。
私が口下手だから。
私の要領が悪いから。
私が仕事遅いから。
私が頭悪いから…
いろいろな自分のダメなところをつついて責めて、
やっぱりこんな私はダメな存在よ!
神様も見放した!
なんて、思うことは無いでしょうか?
でもちょっと待って。
本当にあなたはダメな存在なのでしょうか?
もしかすると、原因は全然違うところにあるかもしれませんよ。
私はカウンセリングで、恋愛が上手くいかない、というお話しを聞かせていただくことが多いです。
そもそもの
「好きな人ができません」
から、
「彼と(彼女と)上手くいきません。」
「夫と(妻と)上手くいきません。」
「別れた彼を(彼女を)忘れられません。」
などなど。
そんな悩みを持たれると、多くの方は、相手が悪いって責めたりしたとしても、結局のところ、「こんなダメな私だから。」と、ご自身のダメさ加減にウンザリしてご自分を責める、という、一周回って結局なんかすごく優しい人じゃん!っていうこと、多いんです。
でもね、私からしてみると、
ん~、あなたの…ダメさって…
あなたが思っているほど、あなたダメな人じゃないですよ。
むしろ、なんかすごく優しい頑張り屋さんなんじゃないですか?
って感じるんですよね。
だとすると、一体何が原因で上手くいって欲しいことが、上手くいっていないのか。
それは、ココにあるんじゃないかな、って思うんです。
あなたの中の眠ったままで放置されている心の傷。
怪我をしたら、痛いですよね。
転んで、擦り剝いて、皮がめくれて、血が出たら…めちゃくちゃ痛い。
私、よく小学生のころ、しょっちゅう同じ場所で転びました。
同じところに傷ができる。
めちゃくちゃ痛い。
治りかけたところにまた傷ができるから。
お風呂の時間とか、地獄でした。
そ~っとそ~っと、その傷には触れないよう、身体を洗います。
そ~っとそ~っと、その傷には触れないよう、お湯をかけます。
これが結構大変で。
どんなにそ~っとしたって、痛いし、面倒だし、時間かかるし…ヘトヘトですよ。
お風呂の時間が苦痛でしかない。
もしあなたの心の傷が、そんな状態でまだそこにずっとあり続けるのだとしたら。
そりゃ、触りたくないですよね。
痛いから。
苦しいから。
だから、一生懸命その傷には触れないように、いろんな気を使って、回避します。
そうすると、傷にばかり注意が向くので、他のこと、本来は楽しい嬉しい幸せなはずのこと、それが逆に付属品みたいになってしまって、傷、最優先。
でも触れないことが一番大事だから、傷はそこにあるのはわかっているけれど、
手当をするわけではないし、できれば直視もしたくない。
その傷をさわらないように、そっとそっと眠らせておく。
この状態だと、あなたがどれほど疲れるか、想像できますか?
永遠と傷をそっとそこに眠らせておくことに神経注がなきゃいけないから。
他の、本当は上手くいって欲しいことに費やしているエネルギーなんてなくなってしまうんです。
好きな人なんてできてしまったら、傷に触れたら大変!
彼と(彼女と)今以上に仲良くなって距離が近づいてしまったら、傷が危険にさらされるかも!
夫と(妻と)距離が縮まってしまったら、傷治さなきゃいけないんじゃないの?イヤイヤ、触りたくなんてないから、治すなんてとんでもない!
彼のこと(彼女のこと)忘れてしまったら、また余計に気にしなきゃいけないこと増えちゃうじゃん。もうここに一緒に傷としていてくれたら、ひとかたまりでこの傷だけ面倒見てればいいから、こっちの方がいいわ。
なんて、傷に触れないように、むしろ傷として存在してくれた方がいい、くらいになっている、なんてこと…。
確かに、傷を癒すって、
なんかすごくシンドイような、
痛いような、
辛く苦しいことに感じたりもしますが、
それが癒えると、
どれほど楽でいられるのか。
怖いけれど、一度試しに飛び込んでみるっていうのも勇気。
そんな勇気で、あなたの今まで上手くいかなかったことが、
上手くいき始める可能性は大きいんです。
そんな風に思えたら、私で良ければ、一度ご連絡くださいね。