カウンセリングサービスの青山リナです。
以前、私、お付き合いしている人に言われたことがあります。
「キミ、いつも僕に気を使ってるよね。」
って。
その時、私、こんな風に感じました。
え?
確かに。
でも、気を使わなきゃ、上手くやっていけないじゃない。
私が気を使わなきゃ、この関係上手くいかないじゃない。
あなたは、パートナーに気を使っていますか?
今日は、もしかしたらその気遣い、必要ないかもしれませんよ、というお話しです。
強がってしまう姫さまへ
恋の応援メッセージをお届けします。
自立系の頑張り屋さん女子は、結構気遣いも上手なんですよね。
逆に言えば、それが今まで生きてくる術だったのかもしれません。
そうすると、知らず知らずのうちに、どんな関係であろうと、相手の顔色を伺っていたり、相手の選択を優先したり、ということをしてきていたりします。
だから、恋愛になると、いろいろやってあげることは得意。
尽くすことはそんなに苦でも無かったりする。
だけど、甘えるとなると…ん~、どうやって甘えたらいいの?
なんて思ったり、しませんか。
私もまさに、そんな感じでした。
巷では、「男性には甘えると良い」なんてことをよく耳にしたり書いてあるのを見たりする。
だけど…甘えるって言ったって…ねぇ。
って感じなんですよね。
そこで、まず、ご自身の望むことが何なのか、それを知る必要があります。
それを知らないと、結局彼が何をしてくれても嬉しくない!という状態では、せっかく大好きな人であるあなたのために何かしても、喜ばれない!それは彼もやる気をなくしてしまいますからね。
まずはあなたが何を望むのか、もっと言えば、どうしたら自分がごきげんになれるのか、ということを知る必要がある、ということ。
そして、彼の能力にもよりますよね。
力仕事が苦手な細身の男性が、めちゃくちゃ重い荷物を運ばされて運べなかった時…彼はきっと落ち込むでしょう。
お金があまりない、いつも節約している彼に、めちゃくちゃ高価なアクセサリーをねだっても、それはムリだよ…と嫌がるでしょう。
毎日仕事でクタクタに疲れている彼に、ドライブに連れていって欲しい、と言っても、今日は勘弁して…と言われてしまうかも。
そうすると、女性は、ほらやっぱり!甘えたのに、嫌がられたじゃん!って思いますよね?
私は思いましたよ、何度も。
結局甘えろって言ったって、奴らは嫌がる!って、逆ギレした過去が何度も…。
なので、できること、できないこと、そこは見極める必要があるのですね。
で、もう一つ、これはちょっとしたシークレットですが、女性が頑張り過ぎて、我慢しすぎている時、自分でキャパオーバーに気づくか気づかないかの一歩手前の時って、私のことが好きならこのくらいのハードル跳べるでしょ、跳んでくれなきゃ困るわよ!っていう、結構難易度の高いハードルをしかけたくなってしまうんですよ。
なので、これを見てくださっている頑張り屋さんの皆さんは要注意です。
まずは、その我慢と頑張りをちょっと緩めることもしてみてくださいね。
さて、そして、先ほどの続き。
彼ができる範囲で、彼に甘えてお願いをする。
「○○くん、なんかね、ペットボトルの蓋が全然開かないの。ちょっと開けてくれない?」
ほぼほぼ簡単に開きますよね。
でも、ですよ、蓋が開いたら、
「うわぁ~!スゴイ!さすが○○くん!やっぱ何でもできちゃうね!頼りになるぅ~!ありがとう~~~!」
大げさに喜んでみてください。
は?バカじゃないの?
そう思ったそこのあなた!
私も、散々そう思ってきました。
その気持ちはよーーーーーーーーーーーく、わかります!
何が言いたいかって言うと、
結局ね、あざとい、とか、ぶりっ子、とか、男ウケする女になれ、ということが言いたいわけではないんです。
でもね、
「うわぁ~!スゴイ!さすが○○くん!やっぱ何でもできちゃうね!頼りになるぅ~!ありがとう~~~!」
って言っている時の女の子って、
どんな顔していると思います?
どんな表情していると思います?
声低く、無表情、棒読み…じゃないですよね。
そうしたい気持ちはわかりますが。
声も弾んで、
はじけんばかりの笑顔で、
身振り手振りも大きくて、
拍手なんかしちゃったりして、
そんな時の彼って、どんな気分でしょうね。
たかだかペットボトルの蓋を開けただけ。
誰でもできそうなものですよ。
でも、なんだかヒーローになった気分だと思いませんか?
こんなことで、こんなに喜んでくれるの?って思うんですよ。
彼は、本当は、いつだってあなたのヒーローになりたい。
いつだってあなたのヒーローでいたいんですよ。
あなたを笑顔にできるのが、とんでもなく大きな彼の喜びだってこと。
頑張り屋さんのあなた。
彼に尽くしまくっているあなた。
彼のご機嫌を一生懸命取ろうとしているあなた。
彼はあなたを召使にしたいわけでも、奴隷にしたいわけでも、こき使いたいわけでもないんです。
彼はあなたに笑顔でいて欲しい。
だから、彼にあなたを愛させるチャンスをあげてみてください。
あなたの大好きな人に、あなたを愛させてあげてください。