カウンセリングサービスの青山リナです。
うちの母親、ほぼほぼなんでも一人でできる人なんです。
重い荷物もなんだかんだ言って持ってしまうし、ドアのかぎが壊れれば、ツールボックス持ち出して直す。
まぁそりゃそうなんですよね。20代で離婚して、女手一つで娘である私を育て上げた人。そりゃ大体のことは1人でできますよね。
と、娘の私が言うのも何なんですけどね。
さて、今日はですね、そんなうちの母のような多才で頑張り屋さんの何でもできてしまうあなたへ。
あなたを助けたい人もいるんです、というお話しです。
強がってしまう姫さまへ
恋の応援メッセージをお届けします。
何でもできるって、凄いことですよ、ホントに。
それ自体は本当に素晴らしいことだし、多才だし、やりたくてもできない人だっているくらい。
あなたのその能力は尊敬に値します。
ただ、パーフェクトである必要はないってことなんです。
力仕事は意外と嫌いじゃない。
だけど、実は計算はめちゃくちゃ苦手なの！とか。
平日は男顔負けでバリバリ働いているの。
だけど、実は本当はすごくおっちょこちょいなの。とか。
いわゆる、「弱み」ってところですよね。
これを彼の前で出せるかどうか、なんですね。
もっと言えば、なんでもできちゃう頑張り屋さんなところ含めて、素の自分をどこまでさらけ出せるか。
そんな弱みなんて見せたら…
バカにされるじゃない！
笑われるじゃない！
ダメなやつだって思われるじゃない！
つけあがられるじゃない！
私、負けるじゃない！
なんて、私は思っていましたよ。
その弱みをさらけ出すって、めちゃくちゃ怖いと思いませんか？
だって今までそんなことしちゃ絶対ダメ！って思いながら一生懸命生きてきた。
世の中で荒波にもまれて生きてきた中でつけた強さという武器ですものね。
それを、弱さをさらけ出せだなんて…とんでもない！って思いますよね。
思って当然ですよ。
それだけあなたは必至で頑張って来られたんでしょうし、おかげで今は強く生きられるようになった。
その強さは決して無駄でもないし、これからだってあなたを助けるでしょう。
でも、武装している彼女を抱きしめるのは、彼にとってはなかなか難しいんですよ。
パートナーは敵ではなく、味方。
そんなパートナーに対しても武装したままだと、彼は怖ろしくてあなたに近づけません。
だって味方である彼に対して武装をといてくれないなんて、きっと彼は思うでしょう、
ぼくのこと、好きじゃないんだな…
って。
そんなの不本意ですよね。
武装をとくって、とっても勇気が要ると思うんです。
弱いところをさらけ出すって、本当に勇気が要りますよ。
怖ろしい…そんな風に感じることは決しておかしくない。
それ自体を、伝えてみても良いと思うんです、彼に。
きっと彼は、あなたがそんな弱さを持っているだなんて知らなくて、びっくりするかもしれません。
でも彼は同時に思うでしょう。
あぁ、僕が守ってあげよう！って。
だって、彼は、やっとあなたのヒーローになれるかもしれない！って、思えるから。
あなたが彼を愛しているように
彼もあなたを愛しているし
あなたをもっともっと愛したいんです。
男はギャップに弱い、なんて言うじゃないですか。
普段は強くてカッコいい彼女
ぼくの前だけは可愛い女の子
彼はもうあなたを手放せなくなっちゃうかもしれませんね。
