カウンセリングサービスの青山リナです。
うちの師匠曰く、
情熱的は女性は、変化というものが好きらしい。
自分の出来ないことをやってのける男性に、目がハートになるようだ。
ただし、パートナーが自分に対して無関心になることには耐えがたく、この上ない腹立たしさを感じるようだ。
無関心でいられるくらいなら、喧嘩を吹っかけてでもこちらを見ていただかなくては困る!
ということらしい。
「らしい」とか「ようだ」という言葉を使っているのには理由がある。
それは多分、私がその1人であり、それを認めたくないのであろう。
客観的に分析してみた。
自分が情熱的だという自覚が出たのは、多分心理学を学び始めてからであろう。
比較的私は昔から、目立ちたくなく、争いごとからは遠ざけたかったのだが、どうやら頭と行動は真逆だったと、今振り返るとよくわかる。
昔から、気が小さいくせに、けたたましかった。
気が小さいから、けたたましいのかもしれない。
恋愛は、と言えば、少女漫画だとか、トレンディードラマだとか、ああいうドラマティックなものが恋愛だと本気で思っていた。逆にドラマティックでなければ恋愛じゃない、くらいに思っていた。
だから、特別トキメキとか感じない、でも仲良くやっている、なんてカップルの話を聞くと、意味がわからなかった。
そんな私は、もちろん好きな人ができれば、気分は高揚し、時には食事も喉を通らないほど胸がいっぱいになり、どんなにダイエットしても成功しないのに、この時ばかりはみるみる5キロくらいは余裕で落ちる、なんてことが起きる。
それも3か月を過ぎれば普通に食事も喉を通り、5キロは簡単に元通り。
問題はここから。
だって、ときめいている時は良いのだけれど、3か月もすると男性は通常モードに戻る。すると、ドラマチックモードは解除される。決して愛が無くなったわけではないのだろうけれど、女はその変化について行けない。
だってドラマチックな恋は始まったばかり。これからどんどん盛り上がっていくはず…が…あれ?ドラマのように進まない。
今ならわかる、今なら。
愛は育てていくもの。
水をやり、肥料を与え、時には陽の光に当ててみたり、鉢のサイズも交換しなきゃいけないかもしれない。
だけど、当時はそれをはき違えていた。間違った水やりや、肥料の与え方をしていた。
そうすると、恋というものは間違った方向に育っていく。
間違った状態に育った恋は、修正しなさい、という、天の知らせがやってくる。
浮気が発覚したり
音信不通になったり
挙句、もうキミとはやっていけない、と言われたり
そんな時、修正する方法がひとつだけあったりする。
それは、彼から見て、私がどれほど愛しやすい態度に出られるか、だ。
愛しやすい態度?
そう。
よく言う、野良犬、野良猫、のような、今にも噛みつくぞ!引っ掻くぞ!というような、戦闘態勢ではなく
ゴロゴロゴロゴロ、にゃぁ~、あ~かわいいでちゅねぇ~
みたいなやつ。
犬や猫ではないので、人間としてこの場合の正しい愛されやすい態度とは…
「どうか私を捨てないでぇ~」
………
んなこと死んでも言えるか!
と思う皆さんが、読んでくださっているのだろうか?
私は…
本音を言えば、この状況で今まで言えたためしは無いし、今同じ状況になったとして、言える自信もない。
が、しかし、このような状況にならずに済むように、水やりと肥料のやり方を変えることにした。
多分昔は、水の代わりに熱湯をかけていたのであろう。
肥料の代わりに土壌を燃やしていたのであろう。
そりゃ男も逃げる。
「どうか私を捨てないでぇ~」
なんて言わなきゃいけない状況になるよりも、よっぽど今のやり方の方が効率よく、楽だ。
No Love, No Life
女性の皆さん、
愛の炎で自分も相手も丸焦げにしちゃわないよう、
Be careful。