カウンセリングサービスの青山リナです。
何をやっても上手くいかない
こんなに頑張っているのに全然成果が上がらない
もう何もかもウンザリ
そんな行き詰まりを感じると、もう何もやりたくない、ここから消えたい、でも気持ちだけはずっと焦っている、なんていう感覚に付きまとわれていたことが、私にはありました。
皆さんは、如何でしょう。
そんな重苦しい感覚を抱えていらっしゃらないことを願うばかりです。
とは言っても、この感覚って、誰しもが感じておかしくない感覚だったりします。
なぜならそれは、自分のステージが一段上がる時、だったりするからです。
このように、息がつまりそうな壁にぶち当たっている、と感じる時、心理学では、デッドゾーン、と言ったりします。
この感覚は、いろんな場面で出てきます。
例えば仕事。
一生懸命営業活動をしているのに、全然成約に結び付かない。
サボっているわけでもない、やる気が無いわけでもない、できる限りお客さんの要望を聞いて、必要な商品を提案する。良いところまでは行くんだけれど、結局最終的には成約にならない。何の意味もないじゃないか!営業成績の悪い営業マンなんて、会社では何の意味もないじゃないか。
例えばパートナーシップ。
もう数年前から、実は家庭内別居中。
夫の浮気が発覚して、でもやり直そうと思ったんだけど、顔を見れば腹が立つ。どうしても、何もなかったかのように笑顔で接するなんて私にはできない。だからと言って、離婚するのもなんだかとても悔しい。怒鳴り散らしたりして喧嘩をしたこともあったけれど、最初のうちは夫も謝っていたけれど、だんだん逆ギレするようになってきて、今では口も利かない。何のために同じ家に住んでいるのかすらもよくわからない。なるべく夫のいない時間に部屋から外へ出る。なるべく、顔を合わせないように。何してるんだろう、私。
どちらの例も、まるで出口のないトンネルのよう。
もういい加減、無理だ…これ以上、続けられない。
そんなことを思いつつ、今日もまた、1日が過ぎる。
でも確実に、自分の中の焦りのようなものは大きくなっている気がするし、息苦しさや、虚しさや、情けなさを感じて、もう何もかも、破壊してしまいたいような気分にすらなる。
その行き詰った壁を取り払えるなら、その壁の向こう側が、もっと明るい世界なら、そちらに行きたいと思いませんか?
どうしたら、その壁の向こう側に、もっと明るい世界に行けるのか。
答えはたった一つ。
やりたくないことをする
やりたくないことって?
それは、自分が今まで、逃げてきたこと。
やらずに済むなら…と思ってやってこなかったこと。
そんなことしてなんかなるの?って否定してきたこと。
お母さんのお腹で成長している赤ちゃんにとって
そこは安全な場所であり、とても居心地が良い場所のはずです。
だけど、成長するにしたがって、確実に狭く苦しくなる。
狭いよ、苦しいよ、もうこれ以上、ここにはいられないよ。
そんな風に赤ちゃんが思った時
赤ちゃんにとって、お母さんのお腹から外に出る、なんてことは
全くの未知の世界なのです。
それでも私たちは、そんな未知の世界に出てくることができた。
いわば、既にとんでもなく大きな壁を乗り越えることができたエリートなのです。
私たちは、既に大きな奇跡を起こしてきているんです。
だから、今回も、大丈夫、必ず上手くいきます。
行き詰まりから、新たな明るい世界へ、
一緒に一歩踏み出しましょう。
あなたはいつだって、独りではありません。