「損得勘定をしている人がすごく苦手なんです!」ってご相談をうかがいました。

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。
もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学
今日も必要な方に届きますように。
何から何まで損得勘定で動かれると、ちょっとうんざりしちゃうかもしれませんよね。苦手に思うこととか否定してしまう自分がいるってこと、それ自体が大きな問題ではないと思うんですよね。
ただ、やはり自分の気分が良くない状態になるのは嬉しくないですから、そんな視点で深層心理のヒントを見ていただけると良いと思います。


1. 純粋な気持ちを大切にしたいから
「私は、見返りを求めずに人を大切にしたい」
そう思っている人ほど、損得勘定をする人に対して「冷たい」「打算的」と感じてしまうことがありますよね。
特に、愛情や友情は計算するものじゃないと信じている人にとって、「この人は得にならないから関わらない」といった態度を見ると、傷ついたり反発したくなったりします。
それは、「私はそんなふうに人を切り捨てないのに…」という思いがあるから。
でも、ここで少し立ち止まって考えてみてほしいんです。
本当に、自分は損得を一切考えずに人と接しているだろうか?
例えば、「相手のため」と思ってしていることも、心の奥底では「この関係が続いてほしいから」「好かれたいから」と思っていることはないでしょうか?
ちょっと嫌な言い方に聞こえてしまったらごめんなさいね。
「この関係が続いてほしい」「好かれたい」そう思うことは決して悪いものではないんです。人は誰でも自分にとって大切なものを守るために動くものです。
そう考えると、「純粋でいたい」という思いと、「得をしたい」という気持ちは、本当はどちらも大事なものかもしれません。
「見返りを求めずに相手に接したい」という価値観が強い人は、計算的な行動に嫌悪感を抱きやすい。
特に、愛情や友情は「損得で測るものじゃない」と思っていると、計算高い人に対して「打算的で冷たい」と感じやすい。
2. 過去の経験からの反発
「誰かに利用された」「都合よく扱われた」「損得で態度を変えられた」
そんな経験があると、損得勘定をする人に対して、強い拒否反応を持つことがあります。
例えば、
「私は心から尽くしたのに、相手は私が必要なくなったら離れていった」
「友達だと思っていたのに、結局その人はメリットがある間しか一緒にいなかった」
こういう経験をしていると、「また同じことになるのでは?」という無意識の警戒心が生まれます。
でも、本当に「損得勘定=悪」なんでしょうか?
人が付き合う上で、ある程度のバランスを考えるのは自然なこと。
「私にとっても、この関係は心地よいものか?」と考えるのも大切なことですよね。
過去の傷を癒すために、「あの人たちは私を大事にしなかったけど、私は私を大事にできる」と思えたら、損得勘定をする人への拒否反応も少し和らぐかもしれません。
「誰かに利用された」「損得で態度を変えられた」などの経験があると、損得勘定をする人に警戒心を抱きやすい。
「また自分が損をするんじゃないか」「本当の自分を見てもらえないのでは?」という無意識の恐れが働いている可能性がある。
3. 自分自身も損得を気にしている可能性
実は、「損得を考えるのはよくない」と思っている人ほど、自分の中にある損得勘定を強く抑え込んでいることがあったりするんです。
例えば、
「本当は私も、損をしたくないし、大切にされたい。でも、それを表に出すのは恥ずかしいし、よくないことだ」
こんなふうに、無意識のうちに自分の気持ちを押し込めていることも。
それが抑え込まれすぎると、自分は意識していないのに、外側の世界に「損得を考える人」がやたらと目につくようになったりするんです。
そして、「あの人は打算的で嫌だ!」と強く感じる。
でも、それは本当は「自分だって損をしたくない」という心の叫びだったりするんですよね。
だから、もし「損得を考える人が嫌い!」と強く感じたら、
「私は何を嫌だと思っているんだろう?」と自分の気持ちを見つめてみるといいかもしれません。
もしかしたら、「私も本当は、自分をもっと大切にしたいし、大切にされたい」と思っているのかもしれません。
そう気づいたとき、「損得を考えること」への見方が少し変わるかもしれませんよ。
実は、「損得を考えるのはよくない」と思い込んでいる人ほど、自分の中の損得勘定を抑え込んでいることがある。
それを無意識に投影して、「あの人は打算的で嫌だ」と感じてしまうことも。
本当は、「自分だって損をしたくないし、大事にされたい」と思っているのかもしれない。
4. 自分の中の無意識のルール
損得勘定って、一概に悪いものじゃないのかもしれませんね。
自分を守るために必要な判断だったり、適切なバランスを取るためのものだったりもするのかも。
でも、「損得勘定をしている人が嫌い!」って強く思うときって、ただ単に相手の態度が気に入らないんじゃなくて、自分の中にある“何か”が刺激されていることが多いんです。
たとえば、
「私だって本当は損したくないのに、そう思っちゃいけないって抑えてきた」
「純粋な気持ちを大事にしたいのに、それを踏みにじられたことがある」
「自分は見返りを求めずに与えているのに、あの人は計算的でズルい!」
こういう心の動きがあるとしたら、その「嫌い!」の感情は、
相手に対するものじゃなくて、自分自身が持っている無意識のルールによるものかもしれない。
だからこそ、「私はなぜこんなに嫌なのか?」って、一歩引いて心を見つめてみると、本当に大事にしたいものが見えてくるかもしれませんね。
損得を考えるのも人間らしさの一部。
大事なのは、それをどう使うか。
そんなふうに捉えられたら、ちょっと気持ちが楽になるかもしれません。




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