カウンセリングサービスの青山リナです。
視点を変えると、全く違って見えるようになってくるものがあります。
今日はそんなお話をしたいと思います。
一昨日、K-1グランプリが開催されました。
どの講演も素晴らしかったけれど、どの講演にも共通して出てきた話、それは、
「視点を変えて見てみる」
ということ。
私たち人間は、程度の差はあるでしょうが、「怒り」という感情を持ちます。
持つこと自体が決して悪いことだとは、私は思いません。
時として、この怒りの感情は、闘志を燃やすエネルギーにもなります。
また、この怒りの感情は、セクシャルエネルギーにもなるのです。
だから、決して怒りの感情が悪いとは思いません。
がしかし、何かを本当に成功させたいと思った時、この怒りの感情は、スタートダッシュには使えるかもしれませんが、プライスレスな価値あるものを手にしようとしたとき、実はこの怒りでは到達できないエリアがあると私は思います。
それが、愛。
そして、その怒りでは到達できない、その先に行こうとしたとき、必要なのは、視点を変える、ということ。
私たちは、自分が愛されないと思っている度合いだけ、人が愛してくれないと感じます。
例えば親に
例えばパートナーに
例えば友達に
例えば職場の上司に
相手が誰だろうと同じです。
誰かを批判している時は、自分を批判している時。
私は親の言いなりになってきた！
パートナーに暴言を吐かれた！
友達だと思ったのに、裏切られた！
職場の上司は私を認めてくれない！
そんな怒りがある状態の時、私たちはその相手を攻撃したくなります。
しかし攻撃したとたん、私たちは同時に罪悪感を抱えるのです。
なぜならそれは、私が愛することを止めた、と心が認識するから。
そして、罪悪感を持つと、私たちの心は、自分は罰を受けるのにふさわしいと思うようです。そして実際そんな目に合う状態を自分で作ってしまうのです。
私たちは相手を攻撃すると同時に、自分のことも攻撃してしまうようですね。もちろんそんなことは、しようとしてしているわけではないですよね。自動的に、自分の意図しないところで。
その怒りを手放すとき、視点を変えてみる、ということに、ちょっと意識を向けてみてください。
どうして親はいつも私にああしろこうしろと言ってきたんだろう？
どうしてパートナーはあれほどまでに私に酷い罵詈雑言を浴びせかけるのだろう？
どうして友達は、私を裏切るようなことをしたんだろう？
どうして上司は、私を認めようとしてくれないんだろう？
どんな理由があるか、それは人それぞれでしょうけれど、
そこには、何か今までとは違ったものが見える可能性は高いのです。
そこにチャレンジするかどうかは、あなたが決められるのです。
一度、チャレンジしてみる価値は、十分あると思いますよ。
あなた自身のために。
