「人づきあいが苦手です。」言いたいことが言えない心理

人づきあいが苦手
職場の関係、友達関係、ママ友関係、パートナーとの関係

生きている中で、人と関わらない、って、無理な話ですよね。

だけど、そんなことを考える時って、人と関わりたくない、人づきあいが苦手、自分が劣っていると感じてしまうから怖くなる、というような気持ちが強くあるものです。

そんな中の一つに、「相手に言いたいことが言えない」というものもあるのではないでしょうか。

それぞれのシチュエーションで見ていきましょう。

NOが言えない

彼に夜呼び出され、もう遅いし明日も仕事なんだけど、断れずに逢いに行ってしまう。
嫌われたくないから、NOが言えない。

NOが言えないと、実はYESもはっきり言えない、という現象が起きるので、なんとなくほのめかすような、相手に悟ってもらうことを期待してしまうような伝え方になってしまったりします。

こんなケースは自己評価が低くなっているかもしれません。

いつも自分を下に置いてしまう、というパターンが出来上がってしまっているのかも。

相手が自分よりも上だと感じているのなら、相手の素晴らしいところってたくさん見えるはず。
そんな相手の素晴らしさを見つけて、相手を素晴らしいと感じられるあなたこそ、本当はとても素晴らしい人なんです。

自分の良いところ、頑張ったところ、素敵なところも自分に承認してあげてみてください。

否定されるのが怖い

友達何人かと一緒に旅行に行くことになったけれど、行先とか、泊まる場所とか、あそこはどう？ここはどう？なんてみんなでワイワイ決めている時に、いいね！と賛同はするんだけど、自分からここに行ってみたい、とは言いづらい。そこはちょっと、とか、否定されたらイヤだな、なんて思ってしまう。

パートナーやお友達との会話で、自分の意見が否定されたり批判されるのを怖れて自分の考えを伝えられない、ということもあります。

相手の反応が怖い、否定されることが怖い、批判されることが怖い、と思っている時は、相手を自分を傷つける人、相手が敵、というような認識に自動的になってしまっているのかもしれません。

この根底には、自分は相手から責められる存在、という、何故か自分が悪い存在のように感じてしまっているのかもしれません。

あなたが相手に対して好意を持っているように、相手もあなたに対して好意を持っていて、あなたを愛したい、あなたを笑顔にしたい、と思っているとしたら、そんな彼らの好意を受け取ってみたいとは思いませんか？

あなたは愛される存在です。

沈黙してしまう

自分の気持ちを相手に話そうとすると、どう言葉にして良いのかわからなくなってしまう。すると結果的に沈黙してしまう。

こんなこともあるかもしれません。

自分の気持ちを言語化することが難しい、と感じる時、何か感じていることがあって、思うこともあるんだけど、どう表現したらいいのかわからない。

そんなことが多くあるのなら、自分の気持ちをノートに書き出す、ということをしてみても良いかもしれません。思ったこと、感じていることをただただ紙の上に文字にしていく。

これにより、自分の感情に気付くこともありますし、普段から感じていることを言葉にして相手に伝えやすくなったりもします。

言葉だけではないコミュニケーション

コミュニケーションって、言葉だけではありません。

表情、たたずまい、醸し出す雰囲気、こういったものからビジュアル的に伝わってくるものもありますし
声のトーン、話すスピード、これらから伝わるものもあります。
距離感や、触れることにより伝わる感覚もありますよね。

人づきあいが苦手、という時、何らかの理由で自分から相手に壁を作っている状態です。

その理由は様々でしょうけれど、人づきあいが苦手だ、という自分をまずはそのまま受け入れてみてはどうでしょう。

その上で、上手く人と付き合えるようになりたい、この人と仲良くなりたい、という気持ちに気付いたら、相手の事をよく見てみてください。

自分の中にある、人が苦手、人が怖い、という想いにフォーカスしていると、相手がなんだか得体の知れない怖い存在になってしまったりしますが、相手をよく見てみると、相手の優しさや愛情を見つけやすくなりますよ。

あなたの繋がりたい人と、繋がれることを祈っています。