イライラが止まらない

パートナーにイライラする
子どもにイライラする
会社の人にイライラする
近所の人にイライラする

私だってイライラしたいわけじゃないのに、イライラが止まらない。

そんな時はどうしたらいいんでしょう？

イライラしている時の心の状態

イライラしている時、私たちは一見誰かを責め、誰かが悪い、何かが悪い、という、自分の力ではどうにも解決できないような状況に陥っている、と感じがちです。

しかし本当のところは、他人を責めているように思いますが、自分自身を一番責めていたりするのです。

思ったようにできない自分を、とてもとても責めているのです。

こんなはずじゃない
もっと上手にできるはずだ

という、本来そこにある自分の望みがあるからこそ、それが思うようにできなくて、葛藤を感じているのです。

まずは自分の「本当の望み」って何でしょう？

ここに気付くことはイライラを手放す上で、とても大切なことなのです。

パートナー相手にイライラしている時、目の前で起こっている現象は、
仕事が上手くいかずに凹んでいる時に、慰めてくれるどころか、追い打ちをかけるように酷い言葉をかけてくる、とか
他人にはいい顔して調子のいいこと言っているのに、私には扱いが雑で大切にされている気がしない、とか
こっちは小さい子供の面倒をみていっぱいいっぱいなのに、夫はいつもゲームしてる、とか

パートナーが自分を理解してくれない
助けてくれない
愛してくれない

そんな満たされない想いでいっぱいになっていたりします。

でもこの満たされない想いの根源は
相手からただ満たして欲しい、という想いだけではないはずなんです。

想いを通わせたい
愛し合いたい

その望みを自分の中に取り戻さないと、表面的に相手が与えてくれないことを何とか与えさせよう、とコントロールして、上手くいかない、イライラする、というループにハマってしまいます。

まずは自分の中にある「本当の望み」、これをもう一度見つけてみよう、と思ってみてください。

余裕の無さがイライラを加速させる

人間だれしもが、余裕がないとイライラするものです。

どんな聖人君子であろうが、体調が悪かったりするような余裕の無い時は、イライラしてしまうものです。

まずはイライラしている自分を責めない、というのも大切です。
自分を攻撃しても良いことは起きません。

逆に考えれば、それだけ自分を攻撃している、ということは、本当はもっと上手くやりたい、という向上心や優しさがベースとなっていることが殆どなんです。そんな向上心や優しさを持っている自分を褒めてあげてもいいくらいです。

そして、可能であれば、そんな余裕の無い自分の状態に、余裕を作ってあげる、ということを取り入れてみてはいかがでしょうか。

自分をリラックスさせてあげる
自分を緩ませてあげる
自分を自由にする時間を作ってあげる
自分にご褒美をあげる

自分を大切に扱うことで、いろんないい影響が波紋のように広がるはずです。

自分軸を取り戻す

私たちがイライラしている時って、自分の力ではどうにも解決できないような状況に陥っている、と感じがちです。最初にも書きましたね。

自分の力ではどうにもならない、と感じているので、実際どうにもならず、解決に結びつかない、そんな状況にイライラだけは止まらない、と感じます。

しかし、本当にそうでしょうか。

もし自分の願いが何でも叶うのだとしたら。

そんな時、頭に浮かんではきませんか？「叶うわけないじゃん！」って言葉。

それはもしかすると、自分の想像もつかないやり方なのかもしれません。

よく、カウンセリングで、恋愛がこじれているお話しをうかがった時、私はご両親との関係性もうかがいます。最初は、恋愛と親との関係って全然関係ないのに何で？と思われます。

そのお気持ちはとてもよくわかります。私自身も心の世界を知ったばかりの頃は同じように思っていました。

一見全く関係なさそうなところ、自分では絶対結び付け無さそうな関係性に、実は大きなヒントが隠れていることってよくあります。

私も実際、親との関係性なんて考えたくもありませんでしたし、そこに向き合う理由もどんなに説明されてもさっぱりでした。相当向き合いたくなかったみたいです、当時の私。

しかし、半分やけくそになっていた私は、やりゃいいんでしょ！という、投げやりな勢いだけで、半分以上反発心みたいなものでいろんなことをやってみました。

今だから言えることですけど、おかげで当時自分では想像できなかったいろんなことが変わりました。

イライラしていることがデフォルトだったような私自身が、非常に穏やかになりました。
とても心が楽になりました。

自分の人生が振り回されている、という感じだったのが、自分の中心に軸があり、メリーゴーランドのように回っているような感覚です。

子供時代、親を軸に回っていた、そのままの感覚だったのかもしれません。
大人になって、今度は軸がパートナーに移動して、いつも誰かの軸を中心に振り回されている気分になっていたけれど、自分自身が相手に軸を渡していたのだと気付きました。

そんなパターンを丁寧に見つけ、自分の中心に軸を取り戻していく作業をカウンセリングでは行っています。

あなたの幸せは
あなたが決めるモノ。

そろそろあなた自身を、幸せにしてもいい時ではないですか？