不満の裏側にある本当の自分を知り、大切な人との関係を育もう

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。

もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学

今日も必要な方に届きますように。

恋愛や人間関係において、不平不満を抱くのは自然なことです。しかし、それを溜め込むと自分を苦しめたり、相手にぶつけて関係を悪化させたりします。不平不満を解消するためには、その裏に隠れた自分の本音を見つけることが大切です。

今回は、文句や不平不満から自分の心を救う方法についてお話しします。

目次

自分の感情に向き合う勇気

心理学では、怒りは本来感じたくない感情を隠すためのものだと言います。

その感情とは、

「愛してほしい」
「わかってほしい」
「助けてほしい」

という想いです。

文句や不平不満がある時、それは

「愛されていない」
「理解されていない」
「助けてもらえていない」

と感じている証拠です。

自分の感情に正直であることは、大切な人との関係をより良くする第一歩です。特に我慢強い人にとって、自分のニーズを認識するのは勇気が必要です。しかし、その勇気が、新たな扉を開く鍵となります。

いつどの瞬間に、自分の怒りや不満を感じているのか。
それは実際何に対して感じていることなのか。
どうされたら怒りや不平不満ではなく、喜びや嬉しさを感じるのか。

まずは具体的に自分のイヤだったこと、腹立たしかったことを振り返ってひとつひとつ見てみるとキャッチしやすくなります。

自分のイヤな感情に向きあったり、自分のニーズを見つけることって、本当に勇気が要るんですね。長年抱えている心の痛みを感じたりするのでね。しかしそれすらも、実はしっかりもう一度見て感じてみると、昇華していったりします。

この辺りはカウンセリングを使われると、より楽に昇華できるはずですよ。

理解の重要性

自分の不平不満の裏にある本当の想いに気づくと、
相手の不平不満も理解できるようになります。

親という存在はとても分かりやすく、心の内側を見ていく上で、親との関係を見ていくといろんな問題が解決していくことって多いんです。

親という存在は、自分から見ると上にいるはずの存在。
親と子供というのは上下関係でできている、と言えます。

いつまで経っても親は親なのですが、年齢的に大人になったら、親と同じ大人のステージに立つことをイメージしてみると子どもの頃とはちょっと違う目線で親を見ることができますよね。

同じ大人という、対等さを持つことができる。

すると、親なら当たり前に子供に与えてくれて当然だと思っていたことも
同じ大人という見方をすると、あんなこともこんなこともしてくれていたのか、と今まで見られなかったことを発見できるポイントがたくさんあったりするんですね。

この対等さを持って相手を理解する、ということが大きなポイントになってきます。

あれがイヤだったこれがイヤだった、と思う不平不満を抱えている時と、対等さを持って相手を理解することができた時、感じ方って違うはずです。

例えば両親が離婚した、というケース。

両親の離婚以来、父親には会っていない。
父親は私のことなんて忘れてしまったんだ、もう娘のことなんて気にもかけていない、どうでもいい存在でしかなかったんだ。
そんな想いを抱えていたとすると、父という存在がヒドイ人に思えてくるし、自分という存在の存在価値の薄さ(小ささ)を突き付けられたようで、自分は否定されている存在なのだと感じてしまいます。心が痛くなってもおかしくないですよね。

しかし、父親という存在と同じ大人のステージに立った時、離婚して娘を手放さなければならなくなった父親の悲しさや無念さを理解できるようになります。と同時に、父親はもしかすると、自分が関わらない方が娘の幸せなのかもしれない、とすら思ったのかもしれない、とも考えられるようになる。

すると、今までは自分の価値が低いから父親が逢いにも来なかった、何の連絡もしてこなかった、と感じていたものが、価値が低いと感じていたのが、自分ではなく父親本人だったのかもしれない、ということに気付くようになるのですね。

自分を無価値だと思っていると、自分が傷つき、そう傷つけた相手に怒りを向けるのですが、もしこれが逆なのだとしたら…意図していたわけではないけれど、自分が相手を傷つける側に立っていたとしたら…

そう考えると、今度は自分を責める、なんてことを、潜在意識下で私たちは繰り返し行っているんです。

自分の感情に向き合うことは、自分の弱さや自分を攻撃していることに気づく瞬間でもあります。しかし、それらは必ずしも真実ではありません。

自分の弱さが実は強さであり、自分を攻撃していたことが優しさであることに気づくと、相手を理解する力が生まれます。理解は共感を生む源です。

愛を育む

心が愛で満たされている時、私たちはとても良い気分になります。
逆に、文句や不平不満で満たされている時、嫌な気分になります。

子供の頃、理不尽に怒られた経験はありませんか?自分の言い分を聞いてもらえず、一方的に怒られると悔しくて悲しいですよね。

今は、自分の世界を自分で作ることができます。

まずは、自分自身を嫌な気分から救い出すことが大切です。
「私は何を望んでいるのか」「どうされたら嬉しいのか」を問いかけ、自分の想いに気づくことです。

さらに、「どうしてあの人はあんなことをしたのか」と考えてみてください。

相手の愛を見つけ、理解しようとすることが、あなたの心を愛の世界へ導きます。結果的に、心が豊かで良い気分で満たされるでしょう。

愛は日々の積み重ねから生まれます。小さな優しさや理解が、大きな愛に繋がります。

大切な人との関係はより深まり、豊かなものとなるでしょう。

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