自分を大切にする習慣

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。

もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学

今日も必要な方に届きますように。

あなたには、大切な人がいますか?

大切な人を想う時、とても幸せな気分になりませんか?

パートナー
家族
兄弟姉妹
友達
ペット

誰が相手でも構いません。
あなたの大切な人を、ちょっと想ってみてほしいのです。

大切な人を想う時、心があたたかく、幸せな気分を感じられると思うのですが
同じ、その心のあたたかさ、幸せな気分を、ご自分に与える習慣、持っていらっしゃいますでしょうか?

目次

自分を大切にするススメ

気分が上がったり下がったり、心が晴天のような1日を過ごしたかと思えば、翌日は心が大嵐、なんてこと、あったりしませんか?

気分がアップダウンすること自体は決して悪い事でも間違っていることでも無いのですが、心のしんどさは結構感じたりしますよね。

小さなことに思い悩んだり
そんな思い悩んでいる自分はダメだな…なんて思ってしまったり
自分にダメ出しをしている自分を、また責めてしまったり

どこまでいっても負のループ

なんて状態にハマってしまったり。

思い悩んでもいいし
思い悩む自分にダメ出しをすることも、それも悪いわけでは無いし
ダメだししてしまう自分を責めてしまう自分ですら、本当は悪くなんてない

でも、心はシンドイですよね。

自分を大切にするって
どんな自分もマル

自分が何を思おうが
自分が何を考えようが
自分が何を感じようが

どんな自分でもOK
私は私を受け入れる

という状態

それができれば、とても楽そうではありませんか?

自分を大切にすることは
自分に優しく
自分を楽にしてあげること

それができると、とても心が穏やかになるんです。

人間だから、何か起これば悩むこともあるかもしれませんが
悩みから早く抜け出すことができるようになったり
マイナスをプラスに変えることが容易にできるようになったり
自分に余裕ができるんです。

自分を大切にできない理由

とはいっても、自分を大切にしようと思ってもできない。
した方が良いのはわかるんだけど…でも…ん~

そう思う気持ちも、湧いてきたりするかもしれません。

そう思うとき、実は私たちの心の奥の方では「やりたくない」って思いが働いていたりするんです。

自分を大切にできない心理状態とは、自分を罰している、自分を粗末に扱っている、自分には受け取らせない心の状態ができている時なんですよね。

心の世界でいう、自分を罰する気持ち、いわゆる罪悪感、というのは、決して何か悪いことをしでかした、法律を破った、罪を犯した(万引きとか、殺人とか)というわけではないんです。

それよりも、愛することを止めてしまった、愛の扉を自分でパタンと閉めてしまった、という状態の時、私たちの心は大きな罪の意識を感じてしまうようなのです。

カウンセリングでクライアントさんのお悩みを伺って気付くことは、多かれ少なかれ、親に対して不満を持っている、ということ。人間ですから、近い存在の親に対して不満を持つのは決して不思議なことでも、罰せられるほど悪い事でも無いんです、本当は。

けれど、多くの場合、現実が上手くいかない、と感じている時、親に対する不満は本人が気付いていないほど大きく膨らんでいたりします。

恋愛・結婚
仕事・お金
人間関係
自己実現

どの問題をとっても、どこかで親への不満と繋がっていたりするのです。

先ほどの「愛を止めてしまった罪の意識」について、この親との関係の中でどのように働いているかというと、親に不満を持つこと自体が罪の意識、罪悪感に繋がっているのです。

これは、自分以外の誰かが、「あなたは親に不満を持つなんてヒドイ!なんて悪い人なの!?」と自分に詰め寄ってくるわけではないのです。それどころか、自分が自分に対して、「自分はヒドイ存在だ!」と自分を責めている状態なのです。

心の構造としては、こんな状態。

親は自分を理解してくれない!
自分を助けてくれない!
愛してくれなかったわけじゃないけれど、欲しかった愛の形ではなかった!

というような不満。

でもきっと、親が本当に愛してくれなかったか、と言われると、きっとどこかで愛してくれていたことはわかっているんですよね。でも、それが自分の望む愛の形じゃなかった。

親だから、してくれるのが当たり前なんじゃないの?
私はこんなにしてるのに!

と、やってくれるのが当然!という想いが強く湧き上がっていたりします。

この状態の時、全くいい気分ではないですよね。
大人の常識を持ち合わせている皆さんなら、こんな自分の態度の後、何故か自己嫌悪に陥るとは思いませんか?

少し前までは、親が悪い、親に不満があったはずなのに、
腹を立てたり、嫌な気分になって不満を感じていた自分に対して自己嫌悪。

変な話ですよね。

これこそが罪悪感なんです。

どこかでわかっているんです。
不満は感じるけれど、なんか自分が酷い態度をとっている、ということに。
特に心優しい方は、余計そう感じますよね。
だから不満があったとしても、相手にぶつけることはせず、自分の中で処理しなきゃと思い、自分の中に溜め込む。

だけど、溜め込んだ感情はいずれ溢れかえるんです。
心のどこかで、親も手探りなりに、一生懸命やってくれていたはずなのに、という想いと
自分の寂しさや悲しみは処理されていない、という不満とが心の中でぶつかり合ってしまう。

昇華していない自分の中の寂しさや悲しみが不満や怒りを作り上げるんです。

それは、幼かった時に、我慢して我慢して、寂しさや悲しさに耐えていた自分の存在。
まだ傷ついたまま心の中に存在している状態だったりするんです。

もしもあなたの中にそんな存在がいたとしたら
その子は今すぐに救われたいと思うでしょうか?
それとも、また同じように傷つくのがこわくて、分厚い扉の向こうに閉じこもってしまうでしょうか。

この閉じこもっている状態が、愛の扉を閉ざしている状態なのです。

そりゃ、また傷つきたくないって思ってしまっても、何の不思議もないですものね。

愛の扉を閉ざすにも、それはそれで理由があるんです。

ただそれでも、その扉をもう一度自分で開けよう、開けたい、と思わない限り、それは誰にも開けることができないんです。

そして、閉じこもったままの小さな自分は悪い、と感じてしまうのです。

閉じこもったままの小さな自分は、悪いのでしょうか?
悪くはないですよね。だって傷ついているんですものね。閉じこもりたくなる気持ちだってわかりますよね。だからそんな自分を悪者扱いする必要も無いし、責め立てる必要も本当は無いんですよ。

ただし、先ほどもお伝えしたように、もう一度その閉じこもった扉を開けられるのは、自分だけ。他の誰でもない、自分が開けない限り、そこから出ることはできないんです。

自分を大切にしてみよう

傷んだ心の小さな自分の存在は、カウンセリングがおススメです。どうやって扉を開くか、という方法はちょっと横に置いておいて、扉を自分で開けることだけを決めてみてください。

そして、実際に、そんな傷んだ心の自分自身と、今自分の手で触れられる肉体を持った自分自身に、愛を贈ってあげませんか。

自分を大切にする方法をお届けします。

ホッと一息つける時間を自分に与えてあげましょう

ゆっくりお風呂に入る
アロマを焚く
あたたかい飲み物をゆっくり飲む

などの、自分にとってホッと一息つける時間なら何でも大丈夫です。自分にとっての優しいリラックスできる時間を与えてあげましょう。

素敵な人を真似てみる

自分の好きな雰囲気の人
素敵だなと感じる人
いつもご機嫌な人

そんな人と過ごす時間を作ってみてください。そして、その人のように真似てみてください。同じように心がイイ気分を味わうことができます。自分でもイイ気分を作れるようになってきます。

自分の好きなところを見つけてみる

自分にダメ出ししていたとしても、一つくらいは自分の良いところ、ありませんか?

自分の良いところ、内面でも、外見でも、なんでも良いんです。人と比べて勝っている、というポイントではないですよ。自分が、私のここだけは私は好き!と思えるところを探してみてください。

1つでも自分の好きなところを見つけられれば、必ず今以上に自分を好きになれます。もっと自分を大切にしたい、と思えるようになります。

イイモノを自分に与えてあげよう

食べ物を食べる時、「美味しい栄養のあるものを私に食べさせてあげましょう」
飲み物を飲む時、「私に潤いを与えてあげましょう」

というように、自分の身体に吸収されるものをイイモノだとみなして、ただ食べる、ただ飲む、のではなく、自分にイイモノを与えてあげる意識を持って、あえて言葉がけをしてみてください。心の中で呟いてもいいですよ。

人の素晴らしさを見つけてみよう

身近な人でも、見知らぬただすれ違っただけの人でも、誰でもかまいません。

この人のこんなところは素晴らしい!と思えるところを見つけてみましょう。

私たちは自分の心を自分で覗くことができません。しかし、人に映し出して見ることは無意識のうちにいつもしています。相手の素晴らしさを見つけてみてください。あなたの素晴らしさも、見つけられるようになります。自分の素晴らしさを、受け入れられるようになります。

不随効果として、人間関係も良くなります。

自分を大切にすることで発見する愛

自分を大切に扱う、自分を愛することで、実は驚くべきことを発見してしまうのです。

それは、自分がいかに愛されてきたのか、ということ。

自分を大切にできない、という時、罪悪感がある、と先ほど書きましたが
自分を大切にすることで、自分が愛されていることを思い知らされる、という
本当は嬉しいはずだけれど
それが実は一番怖い事だったのかもしれませんね。

自分は愛の扉を閉めて愛していないのに
自分はそれほどまでに愛されていたなんて知ってしまったら

どれほど自分が悪い存在なのか、自己嫌悪でしかない!

なんて思ってしまったりするのです。

でも本当は、そんな自己嫌悪も罪悪感も必要無いんですよ。

だってあなたは愛されている存在だから。
何をどうしたって、愛される存在なのだから。

どうか、ずっと昔から、そして今も
あなたに降り注いでいる溢れんばかりの愛を
受取ってみてください。

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