一人でも、誰といても消えない寂しさ。その正体と、付き合い方

ブラックホールに吸い込まれるような寂しさ、
知っていますか。

ふとした瞬間に襲ってくる、怖いくらいの孤独感。
一人でいる時はもちろん、誰かと一緒にいても消えない。
何をしても、何で埋めようとしても、深いところに巨大な穴が空いている感覚。

「寂しい」という言葉では足りない、言葉にもならないような感覚。
説明できないから、人にも話せない。
どう表現していいのか…話してもわかってもらえない気がする。

私も、長い間、この感覚を抱えていました。

今日もお越しくださりありがとうございます。
カウンセリングサービス・心理カウンセラーの青山リナです。

もうこれ以上ワタシ(自分)の幸せを先延ばしにしない!
ワタシを幸せにする心理学

今日も必要な方に届きますように。

目次

誰かがいても、消えない寂しさ

ふつう、寂しさには理由があります。
失恋した、引っ越しで友達と離れた、家族が亡くなった。
原因がはっきりしているから、時間が癒してくれる。

でも、私たちが抱えているのはそういう寂しさではないんですよね。

一人でいると寂しい。それはわかる。
でも、誰かといても消えない。
むしろ、人といるのに寂しい時のほうが、もっと絶望的に感じてしまう。
だって、何をしても自分ひとりが世界に取り残された気持ちになるから。

これは「状況の寂しさ」ではなく、「存在の寂しさ」なんです。
今その場に誰がいるか、誰がいないかではなく、
自分の存在そのものに穴が空いているような感覚。

だから、状況を変えても満たされないんですよね。

なぜ、何をしても満たされないのか

恋愛をしてみる。
新しい趣味を始める。
SNSで誰かとつながる。
仕事に没頭する。
お酒を飲む。
買い物をする。

一瞬は紛れる。
でも、すぐに戻ってくる…あのブラックホール。

これ、不思議ですよね。
不思議だけど、ちゃんと理由があるんです。

私たちが埋めようとしているのは、深いところにある寂しさだから、なんですね。

表面の寂しさなら、楽しいことで紛れます。
誰かと話せば、出かければ、好きなものを食べれば、軽くなる。

でも、深いところにある寂しさは、表面の出来事では届かない。

海の表面がどれだけ穏やかでも、深海の暗さには関係ないように。
光が差し込まない場所に、いくら陽の光を集めようとしても、届かないんです。

満たされないのは、足りないからではなく、届いていないから

この感覚の正体──愛着の傷とインナーチャイルド

私たちは生まれた時、自分で自分を安心させることができません。
だから養育者(多くは親)に抱っこされたり、泣いた時に応えてもらったりすることで、「自分は大丈夫」「世界は安全」という感覚を内側に育てていきます。
これが心理学でいう愛着です。

このプロセスがうまくいくと、大人になっても「自分の中に安心の感覚」が育ちます。
一人でいても、自分で自分を抱きしめられる。
だから人といる時間も、心地よく過ごせる。

けれど、子どもの頃に十分に応えてもらえなかった経験が積み重なると、この内側の安心感が育ちにくくなるんです。

虐待のような大きな出来事がなくても、
たとえば
感情を受け止めてもらえなかった、
いつも顔色をうかがっていた、
自分の存在より親の機嫌が優先された
──そういう積み重ねでも起きます。

これが愛着の傷であり、心の中に置き去りにされたままのインナーチャイルドでもあります。

そして、子ども時代に育つはずだった「自分で自分を安心させる力」が育っていないまま大人になると、寂しさが来たときに、自分の不安を受け止めることができない。だから外側で埋めようとするんです。でも、外側からは届かない場所にあるから、満たされない。

これが「ブラックホールのような寂しさ」の正体です。

埋めるのではなく、付き合っていく

ここで多くの人は、「じゃあこの寂しさを埋めなきゃ」「治さなきゃ」って思うんです。

でも私は、埋めようと思えば思うほど、上手くいかなかったんです。
そして、ある時こう思ったんです。

この寂しさは、埋めるのは無理なのかも、って。

愛着の傷は、すぐには修復されません。
何十年もかけて作られたものを、数ヶ月で書き換えるのは難しい。

でも、寂しさとの関係性は変えられるんです。

「この寂しさがあるから私は不完全だ」から、「この寂しさを抱えている私が、私だ」へ。

寂しさを敵として戦うのをやめて、「ああ、また来たね」と迎え入れる感覚。
消そうとしないで、ただ感じる。
すると不思議なことに、あれほど怖かった感覚が、少しずつ怖くなくなっていきます。

埋めなきゃ、って思うと、寂しさを抱えている自分が何かマイナスに感じるんですよね。
でも、そんな寂しさを抱えながら今こうしてここにいる自分っていうのを感じてみると、
なんだか自分がとても頑張っている存在に感じませんか?

そんな自分自身に気づいてあげて、そんな自分自身の横に立ってそのまま自分を受け止めてあげる感覚。
これを感じられるようになると、不思議と心が落ち着いてくるんです。

最初の一歩──「感じる」ことから

寂しさと付き合っていくための、最初の一歩を3つだけ。

ひとつめ。寂しさが来た時、すぐに何かで紛らわさないこと。

スマホを見る、誰かに連絡する、食べる、その手前で5分…ううん、1分でも充分、1分だけ立ち止まってみる。
「ああ、寂しい」と心の中で言葉にする。
それだけで、寂しさは少し落ち着きます。

ふたつめ。自分の中にいる小さな自分(インナーチャイルド)に話しかけること。

「寂しいね。わかってるよ。ここにいるよ」と、子どもの頃の自分に声をかけてあげる。
最初は気恥ずかしいかもしれないけれど、これが自分で自分を抱きしめる練習になります。育ってこなかった内側の安心感を、今から育て直すんです。

みっつめ。安心できる関係を、ひとつでいいから持つこと。

たくさんの友達はいらない。一人でいい。
「この人の前なら自分でいられる」と感じられる人。
それはパートナーでも、友人でも、カウンセラーでも、ペットでもいい。
安全な関係の中で初めて、愛着の傷は少しずつ癒されていきます。

ただし、パートナーに全部受け止めてもらおうとしてしまうと
パートナーとの関係でバランスを崩しやすくなることがあるので、
パートナーと、もう一人誰か、がおススメです。

おわりに

ブラックホールのような寂しさは、
決してあなたがおかしいわけではない。

子どもの頃に必要だったものが、十分に届かなかった。ただそれだけのことです。
あなたのせいでも、あなたの欠陥でもないんです。

そして、その寂しさを抱えながらも、ここまで生きてきたあなたは、すごい。本当に、すごいんです。

消そうとしなくていい。
なくならなくていい。

ただ、その寂しさと一緒に生きていく方法を、これから少しずつ見つけていけばいいんです。

大丈夫、ちゃんと見つかりますよ。

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