寂しい気持ちをわかってくれない彼。

寂しい気持ちを彼に話しても、通じている気がしない、わかってくれている気がしない。
どうせわかってくれないなら言わなくていい、言っても無駄。

そんなことを感じてしまうと、自分の寂しさや自分の傷みを彼に見せるってとっても抵抗が出てきますよね。

自立心が強い女性は、自分の寂しさを心の底に押し込めて、彼に対して良い彼女をしているってことありますよね。

彼が仕事で疲れているのはわかってる。
だから文句言っても仕方ない。
2週間くらい連絡無くても、もう2か月くらい会ってなくても、寂しい気持ちはあるけれど、私は私のことに集中しよう。
だって寂しいって言ったって彼に迷惑かけるだけだし、彼を困らせるだけだし
寂しいって言ったって結局会えないじゃない。
だから次に会う時は、彼にキレないで、笑顔で会おう。

そんな想いを抱えていながら、頑張って彼のせいにせず、彼に文句を言わず、自分で抱え込んでいるって、とっても優しくて、とっても愛情深くて、とっても尊い想いです。

だからこそ、そんな女性の鑑のようなあなたには、誰よりも幸せになってほしい。

自分の中のニーズ

彼に対して、文句も言わず、自分の寂しい気持ちを彼のせいにせず、彼にぶつけていない、って、その行動は本当に素晴らしいものです。なかなかできるものではありません。

きっと彼は、そんなあなたに助けられているでしょうし、あなたが彼に感情をぶつけてこないからこそ、彼は仕事に励むことができているんだと思うのです。

仕事を大切に思う男性にとって、こんなに理想的で出来た彼女はあなた以外いないかもしれません。

だけど

寂しい気持ちを彼に話しても、通じている気がしない、わかってくれている気がしない。
どうせわかってくれないなら言わなくていい、言っても無駄。

そんな気持ちが心の奥にずっとあるのだとしたら、抱えている寂しさは、誰にもわかってもらえず、ずっと孤独に自分の心にぽつりと置き去りにされているような感覚になっちゃいますよね。

叶うかどうか、それはわからないけれど、

本当はこうしたい、ああしたい
こうであったら嬉しいのに
あんな風にできたら幸せなのに

って想い、あったりしませんか？

自分のニーズが置き去りになってしまっているっていう状態ができていたりするんですね。

特に自立女性にとって、自分のニーズと向き合うって結構ハードル高いんですよね。

だってずっと誰かを優先しながら、誰かのために優しくいようと決めた自分がいて
周りの子よりも早く自立しようって思った時代があり
そこから自立マインドって出来上がって続いているんですよね。

お母さんを助けてあげなきゃ、って思った子ども時代とか
いいお姉ちゃんにならなきゃ、って思う妹弟がいたとか
親に愛されるイイ子をしなきゃ、って強く感じる幼少期だったとか

いろんなシチュエーションがそれぞれあったんだと思うんですけどね。

3大欲求、なんて呼ばれる、食欲、性欲、睡眠欲、と言われるものがあるように
ニーズって、誰にでもあるもので、
自分の中にニーズがあることも自然なことだし、
逆に何もニーズ（欲）が無いとなると、人ってきっと生きていないんですよね。

だから本当は、ニーズがあって良くて、本当はこうしたいのに、こうであったら幸せなのに、って思う望みや願いがあって良くて、自分の中にあるニーズを見て感じてあげるって、実は大切なことだったりもするんですね。

自分のニーズを見る

自分のニーズを自分で知らないと、残念ながら人には伝えられないし、自分で何かすることもできないのです。

自立女性にとって、自分のニーズを見る、自分のニーズを自覚するって、すごく弱くなったように感じたり、なんだか自分のドロドロした部分を見なきゃいけないようで、すごく抵抗を感じるんですね。

自分の依存心を嫌うと、人に依存心を出されるのも嫌になるし
人の依存心が受け入れられない時は、自分の依存心にも蓋をしている

そんな状態になっているんです。

寂しい気持ちを彼に話しても、通じている気がしない、わかってくれている気がしない。
どうせわかってくれないなら言わなくていい、言っても無駄。

多分そこには、

どうせ私の寂しさに向き合ってくれない。
私の寂しさを見ないふりをして話を逸らす。

って不満や

そんな自分の不満を感じてしまったら、なんだか自分がとても惨めな気がしてしまう

って感じて、すごく嫌な気持ちになってしまったりするんですよね。

でもここに、この感情

寂しさ
我慢
諦め
惨めさ
悲しみ
独りぼっちな想い

本当はこれらの感情を抱えていて
誰にも知られず感じている自分がいる

そんな自分を、自分でちゃんとわかってあげる、見てあげる。

これをすることで
自分の中のもう一人の自分が
孤独ではなくなるんです。

素直な自分を表現する許可をだそう

自分のニーズを見ることができて、自分のニーズを受け止めてあげることができると
自分が本当に望む関係性が見えてきたりするんですね。

ただただ我慢して、寂しさに耐えて、頑張って良い彼女をしていなくても

私は本当はこんな関係を作りたいと思っている
あなたともっと一緒にいたい
私のことをもっと知ってほしい
結婚したい
あなたと家庭を作りたい

彼に感情をぶつける形ではなく
自分のわがままを彼に押し付けるのでもなく

自分も彼も
2人で幸せになる形を
2人で探して
2人で作るために

自分の素直な望みを彼に伝える

そのために
自分のニーズに自分が向き合う
自分の寂しさに、自分自身がまずはわかってあげる。

もう、ひとりで寂しさを抱えて我慢するのは止めてもいい時かもしれませんよ。

この感情にひとりで向き合うのは苦しいので
こんな時は是非カウンセリングをご利用くださいね。

あなたと、あなたの大切な人との
幸せなパートナーシップを応援しています。